表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
RAIN  作者: もみの木
第二章
22/51

第二章 ⑧

はっ。

昨日の寝不足のせいか、電車に揺られ僕はいつの間にか眠ってしまっていたようだ。

時計を確認する。

ふぅ、まだ、あと2駅くらいあるな。

寝過ごしていないことに安堵(あんど)して、車窓(しゃそう)からすっかり(あかね)(いろ)になった空を眺めた。

「次は~このみ駅~………」

ぼーっと外を眺めていると、速度を落とした電車がゆっくりと止まった。

「えっ?!」

僕は思わず口に出してしまった。

自分でも思いもよらぬ程の大きな声が出てしまい、車内を振り返ると他の客がこちらをじろじろと見ていた。

苦笑いしながら頭を下げ、すぐさままた窓の外を見る。

そこには、昨日の彼女の歩く姿が遠くに見える。

僕は(あわ)てた。

これまでの人生でこんなにも慌てたことがあるだろうかと思うほどに。

「閉まるドアに~ご注意ください~。」

ピィーーー…プシューーー……

はぁはぁ…はぁ…はぁ…

僕は考える間もなく、電車を降りていた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ