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どうやら転生したみたいです。

思いつきと妄想が止まらないのを書き起こしたら物語になってました。

パロディも多いですが本家に対するリスペクトの上なのでご了承ください。

主人公の呪いや転生後の物語、バトルシーンや恋の様子など意外な展開や王道でありつつも少し風変わりなストーリーも楽しんで頂けたら幸いです。

「私はあんたの事、ちゃんと異性として好きなんだけど?」

幼馴染の突然の告白に思わず聞き返してしまう。

「それは、、その、愛?Love?我爱你?사랑해요?的な好きってやつか?」

あまりに動揺していた俺はあらゆる国の言葉で畳み掛けるように問いただす。

「何それ?普通に私と恋人になって欲しいってことなんだけど?」

何を言ってるんだこいつはと言わんばかりに、少し呆れたような表情で言い放つ。


(あぁ、ついにこの時が来てしまったのか。)

"愛の呪い"さえ無ければ意中の相手から告白をされるなんてこれ程に嬉しく思うことはない。

正直なことを言うと俺は彼女、煌星 美月の事が好きだ。

両想いならいいじゃないかって?

そういう訳にも行かないから頭を抱えているんだ。

話せば長くなってしまうので簡潔に、意味を理解することが出来なくても無理やりにでもあえて簡単に言うとすれば、俺には"愛の呪い"なんてものがあるせいで振られたら死ぬ。ただ振られただけで死ぬんだ。

告白をして振られても死ぬ、上手く交際できてその後振られても死ぬ、ただし例外として相手が何らかの理由で命が途絶えた場合のみその"愛の呪い"は効果を発揮しない。

誰だってそんなの怖すぎて恋愛なんてしてられないだろう?

「で、この私が勇気をだして全力投球一球入魂的な人生を賭けた最高の告白に対する返事はどうなのかしら?」

告白の返事もせずに狼狽えている様子に、私の告白はとてつもなく重大な問題なんだと言わんばかりの圧をかけてくる美月に、俺は呪いの事がすっぽりと抜け落ちこう答える。

「俺も美月が1人の女の子として大好きだ、俺で良ければぜひ恋人になってくれ」

俺の素直な大好きという言葉が美月にはかなり効いたようで、頬を真っ赤にして俺を見つめる。

「俺でよければじゃなくて晴明じゃなきゃ駄目だし晴明じゃないと嫌よ」

(可愛すぎるだろ、、、)

美月が照れながら自分じゃないと嫌だなんて言っている姿を見ただけで俺は産まれてきたことを、自分を産んでくれた親に対して最大級の感謝の気持ちで溢れた。

「じゃあ俺たちはこれから恋人として、、」

恋人になれたことが嬉しくて、再確認とこれから交際していく上で呪いのことについても触れておかなければと思い話そうとした刹那。

「あ、けど私達ももう来月には高校を卒業するし中途半端に周りに騒がれるのも面倒だから正式に付き合うのは卒業してからにしましょう♡」

最高に可愛い笑顔でそういった美月。

一方で俺はとんでもなく嫌な予感がして、多分顔色の悪さがナ〇ック星人くらいにはなってたんじゃなかろうか。

「あ、えっと、その、つまり?」

ビビり散らかしながらその発言の真意に迫ろうとするとまたも満面の笑みで美月はこう言った。

「大好きな晴明とやっとの想いで結ばれて、形だけとはいえとても寂しいのだけれど、私達正式に付き合うまで一旦別れましょう♡」

その瞬間頭の中に機械的な謎の声が響き渡る

(固有スキル 愛の呪いが発動しました、これより一時的に思念転移を行います。)

色んな事が重なって状況を飲み込めないまま意識が遠のいて行くのを感じた。


文字に起こすと止まらないのですが、正直なところ構想を練っていたりする訳では無いので割とぐちゃぐちゃかもです(笑)

簡単に読めるように各章短めにしてあります。

更新に関しては特に決めてないですが、もしも仮に続きを読みたいと思ってくださる方がいればどんどん更新していくつもりです。

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