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第一章:帝都編 エピローグ
第一章:帝都編 エピローグ
――――可愛い我が子。愛しい我が子。
十数年ぶりに顔を合わせたあの子は、本当に美しく成長していた。
今は亡き人の面影を、強く感じさせた姿で。
自分は、そんなあの子が可愛くて、愛しくて仕方なくなった。
この手から手放すしかなかった子、愛しい我が子。
そんな我が子が、今は危うい立場に立たされかねない状況にいる。
――――そんなことは、許さない。
――――そんなことは、あってはならない。
自分が守らなければ。
たとえこの国すべてを欺こうと、誰を犠牲にしようと。
あの子を、国の頂に咲く大輪の華にするのだ――――――。




