プロローグ - 少女の旅立ち
皆さん初めまして。桜猫です(^^)これが処女作となるので読み苦しい方もいるかと思いますが、一生懸命書いているので、読んでいただけると本当に嬉しいです(^ ^) 第一話と第二話はそれぞれ別視点になるので、この話は短めです。序章と思って読んでください。それを考慮して読んでいただけると面白さが増すと思います。それではどうぞお楽しみください。
ーーーー目がさめると私は薄暗い荒れた部屋の中で、液体の入った試験管の様な物の中に入っていた。なんの液体かはわからないけど息苦しくはなかったし、なぜか妙に落ち着いていて慌てることもなかった。そして意識も少ししてはっきりとしてきた。
ーーそのケース越しに周りを見渡してみたけど人のいる気配はしなかった。そしてケースに反射した自分が写っているだけだった。
その姿には見覚えがなかった。そして物はしっかりと考えられるけど自分が何なのかはわからなかった。
……ケースに写った私は胸が膨らんでいて、黒い髪の毛は液体に揺られながらも腰の辺りまで伸びてるのが見て取れた。そして反射した自分の顔を見たところ、少なくとも老人ではなく、十五~十八歳位の顔立ちだろうかという印象を受けた。
とりあえず身の回りの確認が少しとれたのでこの中から出ようと思った。
軽くケースをコンコンと叩いてみたけど当然割れる気配はなかった。次にケースの上、蓋の様な物を押し開けてみようと試みようとしけど、ケースは私よりも少し大きくてケースの底にうまく足がつかなくて液体の中では踏ん張ることができず、押し開けることはできなかった……。
少し他の案を考えてみたけど、いい案がなかなか思い浮かばなかった。何か道具があればケースを割れると思ったけど、今の私は文字通り裸で何も持っていない。
……さらに考えてみたけど、やはりいい案は出なかった。だから少し腹いせのつもりでケースをちょっと強めに殴ってみた。するとケースにバキッという音とともに大きな亀裂が走った。そしてケースは中の液体の水圧に耐えられなくなり割れて、液体と一緒に私を外に押し出した。
ケースから流れ出た私は自分でも何が起きたのかわからず、自分の拳を見てみると少し切れていて血が出ていた。
……思ったより薄かったのかもしれない……。
とりあえずケースから出ることはできた。 濡れていてるうえに服を着ていなかったから、とりあえず近場にあった大きい布をマントの様に羽織った。
もう一度辺りを見回してみると、今度は部屋の隅に扉が見えた。
「……ここから出よう」
私は立ち上がり部屋の隅の扉のドアノブに手をかけた。
扉を開けると階段があった。階段を上ると小さな部屋に出て、正面にまた扉があった。
そのドアを開けた瞬間に今度は光が差し込んできた。陽の光だ。
振り返ると、私が出てきたドアは小さな小屋の扉だった。周りは木が生い茂っている。多分森の中だ。
「……ここはどこだろう……私は……何だろう……」
自分が何なのかはわからない、けど言葉は話せるし、物も考えられる。
……疑問は多いけど私はとりあえずこの森から出てみることにした。
そうすることで何かが少しはわかると思ったから。
読んでくださってありがとうございました(^ ^) タイトルのライフスパンなのですが、これは英語で寿命という意味です(^^)その内タイトルを作品の中で回収すると思うので、少し頭の隅にでも覚えていただければと思います。
すぐに第二話を出すつもりなので、それも読んでいただけると理解度が増してもう少し面白くなってくるとおもいますので、第二話も引き続きお願いします(^ ^)
ご意見、評価はどんどんお願いします^_^