無料掲載禁止契約
一方で、ではアルファポリス社が無料作品の取り下げを『作者と』契約する事についてを考えてみます。
これはもう単純に、商品が無料で消費されるのを防ぎたい、と言う事で、ある意味当然の契約と言えます。
なろうに掲載していてアルファポリス社で出す作品で取り下げ(削除)対応の作品もいくつか見られます。女性向け作品に多い印象。
「削除が契約項目にある」自体は商業を考えれば、おかしいとまでは言えません。
だがしかし、問題が無いとも言えないがために、今回このような形でダイジェスト禁止騒動に発展したと言える訳です。
では何が問題だったのでしょう?
ちなみに。
過去に、自分のサイトで公開していた作品が、出版によって公開停止と言うのも何作かあったというのは聞いたことがあります。ぱっと出てくる範囲では「ソード・アート・オンライン」とか。
他には、アルファポリス社以外では、メディアワークス(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)が電撃文庫で出してる「魔法科高校の劣等生」が、なろうで掲載していたけど削除対応していますね。小説家になろうについてにも名前が挙がっているけど、今は読めない……。ただまぁ理由については、商業と Web の両方の管理が大変になったら Web を削除って事みたいです。
どちらも契約ではなく、作者の自主的な理由による削除ですね。