起きていた事
さて、今までのダイジェスト化によって、どういう事が起きていたでしょうか。何名かの活動報告や、なろう公式からの要請などで、次のような事が起きていたのは見た事があります。
・ダイジェスト化の負荷のため、作品更新が遅れる・滞る。
・ダイジェスト化部分が「作品」と認められずにリライト。
・ダイジェスト化、後、更新が止まり、作品として非常に中途半端な残骸だけが残る。
もちろん、別にダイジェスト化が無い作者でも、出版に際しての見直しや書き直しによって、作品更新が遅れたり滞ったりはあります。けど、出版部分であっても作品はきちんと読めるので、問題と言うほど問題にも思わないんですよね。面白ければ何周も読み直しできる。
だけど、ダイジェスト化の場合、読んでて面白いか?と言うと……これが雛プロジェクトとしては、リソースを出す価値の問題につながるんですよね。
つまりは、雛プロジェクトとは全く関係ない要因によって、作者に余計な負担がかかり、しかもリソースを貸与している作品をつまらなくさせられる。ある意味でアルファポリス社による雛プロジェクトの財産の毀損です。
逆に、ダイジェスト化すら作品として素晴らしい方もおられます。と言うか、ほぼ別作品(表現)だろうってのも。蛙さん。これダイジェストでも作品としてきちんと体を成しているんだから、削除しなくてよいと思うんだけどなぁ。
閑話休題。
ともかく。
「作品」を公開する場として提供しているのに、その「作品」の価値を(ほとんどの場合)毀損する事になるダイジェスト化禁止を謳うのは、雛プロジェクトとしては当然の行為と言えるでしょう。