[第9回]おりんりんチャンネル
年末特別増刊号です。
キミはいくつツッコミどころを見つけられるかな?
それではいってみよう!
「じゃじゃーん! みんなー! おりんりんチャンネルはーじまーるよー!」
空「これなに?」
燐「あ、ちょっと紹介するまでしゃべらないで」
空「わかった」
燐「もいっかいね」
空「うん」
燐「じゃじゃーん! みんなー! おりんりんチャンネルはーじまーるよー!
というわけで、パーソナリティの、お燐でーす。
まずはタイトルコールいってみよー。
よろしく、あたい。
あいあいさー、あたい。
『おりんりーんチャンネェル!!』
はい、久しぶりに決まりましたけどね。
ズバーンと。
まさか第9回ができるなんてねー。
まあびっくり。
びっくりついでに、お知らせがあるよー。
な、な、なんと、今日はー…
ゲストが来てくれてまーす!
グェスト!
いやあびっくりパート2。
誰だろねぇ。
気になるねぇ。
ね、気になる?
気になるでしょ?
気になれ。
それではっ、紹介しちゃおう!
では、ゲストさん、自己紹介よろぴくゥ」
空「霊烏路空」
燐「………」
空「………」
燐「…え、以上ですか?」
空「うん」
燐「…いや、もっと何かあるじゃん」
空「ミドルネーム?」
燐「いや、名前じゃなくて…」
空「霊烏路・クリスチーノ・空」
燐「おしゃれね」
空「でしょ?」
燐「うん。でも違うんだわぁ」
空「違う?」
燐「自己紹介よ?」
空「資格とか?」
燐「あんの?」
空「ないよ?」
燐「だよね」
空「ごめんね」
燐「いいよ」
空「ありがとう」
燐「で、ほら、好きな食べ物とかでいいから、自己紹介をね」
空「好きな食べ物は、あります」
燐「うん、具体的には何なの?」
空「コンソメなんとか」
燐「好きな食べ物なのに覚えてないの?」
空「うん」
燐「駄目だもう。話変えるか…。
あんた、クリスマスはどうだった?
空「クリスマス?」
燐「そ。クリスマス」
空「く、クリス…あはははははは!」
燐「え、何がおかしいの?」
空「やだ、もう、おりんったらー」
燐「あたい、何かおかしなこと言った?」
空「あれは、クリスマスじゃなくて」
燐「なくて?」
空「栗きんとん」
燐「いや、それ違うモノ!」
空「え? 同じでしょ?」
燐「全然違うよ!」
空「ふーん。じゃあ栗きんとんって何?」
燐「それは、おせちに入ってる料理ね」
空「へー。じゃあじゃあ、栗きんとんは?」
燐「だからおせちに入ってる料理だってば」
空「そっかぁ。じゃあ、えっと、栗きんとんは?」
燐「それ聞くの三回目! クリスマスを聞きたいんでしょ!」
空「ああそう。それそれ」
燐「クリスマスっていうのは、ほら、キリスト教のお祭り。えーっと、たしか誕生日だったと思う」
空「あ、私知ってるー」
燐「いや、知ってんのかーい」
空「大村純忠でしょ?」
燐「それキリシタン大名ね。逆になんで知ってるのかな」
空「あと、有馬晴信」
燐「うん、キリシタン大名ね。詳しい意味がわからん」
空「あと、高山うん…ざん…」
燐「いや、雲山関係ない」
空「あれ、なんだっけ? ウコンみたいな名前だったんだけど…」
燐「いや、右近だよ。まんまじゃん。なんでわかんなくなるの。自信持っていこうよ」
空「そっか。高山霊芝でいいのか」
燐「いや、漢方変わっちゃってるよ。
もういいや。
えーっと、なんだ…クリスマスか。
まあ、ちなみにあたいは素敵な彼とお食事に行ってましたー。
イタリアンですが何か」
空「え、うそじゃん」
燐「いやいや、ホントにデートでね」
空「でもクリスマスの日、ずっと部屋にいたよね」
燐「えっ、いやぁ、いない…んじゃないかな…」
空「ううん、いたよ。だって私見たもん」
燐「いや、もうたぶんそれ…なんか…あれだ。出かける前だ」
空「ううん、ホントにずっといた。
なんかねー、ハガ…」
燐「ちょっ、いいよそういうの」
空「いやでも、書いて…」
燐「いいって。いーいーいー。
はいはい。いました。部屋にいーまーしーたー」
空「うん。部屋でなんかハガキ…」
燐「もういいって。うんいたいた。部屋にいた」
空「なんかハガキ書いて…」
燐「やめろ!!」
空「え…」
燐「………」
空「…アマンダさん…」
燐「だれがアマンダさんだ。
はい。じゃあそろそろね、コーナー入りまーす。
んじゃ…
『教えて、おりんりーん!』
お馴染みこのコーナーは、みんなの疑問を、あたいが仕分けるコーナーでぇす。
仕分け人、お燐。
みたいなね」
空「あははははははははは!」
燐「…ん、どしたの、いきなり?」
空「あははははは!」
燐「え、何よ?」
空「ダ…ダジャレ…」
燐「え、ダジャレ?」
空「…っ…ふぅ…すごい面白かった」
燐「え、どこがダジャレだった?」
空「えーっとね」
燐「うん」
空「ん?」
燐「ん?」
空「どこだっけ?」
燐「忘れたの?」
空「うん」
燐「………」
空「………」
燐「まずは最初のお便りね。
ラジオネーム、ペンケースさんからのお便り。
『お燐ちゃん、おくうちゃん、こんばんは』
はい、こんばんはー」
空「こんばんはー」
燐「はい、続き読むよー。
『最近倹約を心掛けていて、いろいろな工夫をしています』
おー、えらいねー。
『部屋の中でも一枚羽織ると、暖房の温度を下げられたり、少し工夫するだけでも結構違います。
とはいえ、やはり長い目で見ないと実感は湧きにくいのです。
そこで考えたのが、短期間でできる最強の節約術は無いのかなということです。
自分で考えても、なかなか思いつきません。
お燐ちゃんの考える最強節約術を、どうか伝授してくだされー』
ということでね。
あー、なるほどねぇ。
節約。
あたいはあんまり節約とかは…してないなぁ…。
そうだねぇ…節約、節約ー…。
あ、意外と早寝早起きは節約になったりするよ。
灯りのね、うん。
ま、地味か。
ほーかーにー何かあるかなー…。
あ、そかそか。
こういう時には、ゲストに聞いちゃえばいいね!
聞いちゃえよう。
どう、おくう、節約術ある?」
空「節約?」
燐「節約」
空「節電?」
燐「そうねぇ。節電も節約になるさね」
空「発電?」
燐「今話題のソーラーパネル?
なるほど自家発電ね」
空「ううん、違うよ」
燐「あら、違うの?」
空「そうじゃなくて」
燐「なくて?」
空「自己発電」
燐「自己発電!?」
空「うん」
燐「それ無理だなぁ。
出来る人限られるなぁ…」
空「そっかぁ。やっぱり競輪の選手じゃないと無理かぁ」
燐「あ、人力発電のこと!?」
空「え、当たり前じゃない」
燐「自転車漕ぐやつ?」
空「漕ぐやつ」
燐「その自己発電かぁ。
あたい、別の考えてたなぁ…」
空「別の?」
燐「なんか核エネルギーとか使うやつね」
空「お燐、大丈夫?
そんなの出来るわけないじゃん」
燐「あんたが言うかねぇ。
あとちなみに競輪ね」
空「知ってるよ」
燐「いや、さっき間違えてた…。
ま、いいや。
自己発電だそうです。
ペンケースさん、参考になったかな?
…なるわけないか。
あんま役に立たなくってごめんね?
めげずにまたお便り送ってくださいっ。
ではではー、次のお便り。
ラジオネーム、NPさん。
『おりんちゃん、おくうちゃん、こんばんは』
はい、こんばんはー」
空「こんばんはー」
燐「『僕は小さい頃、虫が大好きで、将来は昆虫博士になると言っていました。
今でも、わりと好きですが、周りの人の多くは虫が嫌いみたいです。
それなのに、ちょうちょは大丈夫という人はたくさんいます。
そこで質問なんですが、普通はどんな虫までがセーフで、どこからがアウトなのでしょうか?
教えておりんりーん!』
はいはい、なるほどね。
これけっこう難しいねぇ。
案外見るのは平気なのとかもいるじゃない?
ハエとか。
見たくもないのもいるけど。
カブトムシとかならセーフなんじゃないかなー?
あー、でもそういうのも無理そうな人もいるかー。
おくうは、どう思う?」
空「え、虫?」
燐「あんたは平気なの?」
空「ううん、食べないよ」
燐「…うん、だろうね」
空「あっ、じゃあ、こういうのはどうかな?」
燐「え、なに?」
空「ムシは無視! えへへ」
燐「???」
空「えへへ」
燐「というわけでね。
NPさん、普通は大体苦手だと思った方がいいかなー。
やっぱりほら、ハチとか刺されたら痛いし、ね☆
ハチミツはおいしいんだけど…残念っ。
はいっ、えーと、じゃそろそろ次のコーナーへ、レッツラゴー。
『これって僕だけ? 私だけ?』
このコーナーでは、みんなの特殊性癖をさらしてまーす。
ドンドンドンドンパフパフー。
もうさっさと一通目いっちゃうよん?
ラジオネーム、バナナ大臣さん。
『おりんりん、おくうちゃん、こんばんは』
はい、こんばんはー」
空「こんばんはー」
燐「『最近、超能力キットなるものを買いました』
うおー、マジかい。
『毎日30分訓練すると、何かしらの能力に目覚めるそうです』
あやしーなー。
めちゃくちゃアバウトじゃんね。
『ひと月やっても効果が無かったので、おかしいなと思って説明書をよく読んでみました。
すると、訓練前にはコップ一杯の能力開発水(別売)を飲む必要があるそうです。
な、なんだってー!?
お燐ちゃんは、こんなうっかりした経験ありませんか?』
なぁるほどね。
まあ、ただ。
ただね?
水飲んでもムリよ、きっと。デュフッ。
もうその前からうっかりしてるよね。
たぶん騙されてるんじゃないかと。
まあでもうっかりかぁ。
あ、この前すごい眠かったときなんだけど、部屋に戻って寝ようと思ったのね。
ほんで、ふらふらしながら無事に部屋に着いてね、寝たのよ。
それで次の朝、よく寝たーと思って、伸びをしたらさ、ごっ、って。
何か手に当たって、何かなー思ったら、さとり様さ。
さとり様のほっぺたに、あたいのこぶしがね。
え、なんでいるんですか?
みたいなね。
したら、さとり様すっごいジト目で見てきてさ。
なんであなたがいるのよ、だって。
いや、それ、こっちのセリフーとか思ってたらなんか横に見慣れない目覚まし時計があってヤバイここさとり様の部屋だ失礼しましたー!」
空「あはははは!」
燐「ねぇもう。
あたいだよ、間違ってたの。
恥ずかしいったらない」
空「あ、そういう意味か」
燐「え、じゃあなんで笑ったの!?」
空「ちょっと思い出し笑いで」
燐「このタイミングでか!
もー集中してよ、番組にー」
空「それじゃ、私もうっかりしてた話をすればいい?」
燐「本当にできるの?」
空「できるできる。
まかせて、おりん」
燐「んじゃ、話してみてよ」
空「この前、さとり様におつかいを頼まれたんだけどー」
燐「嘘でしょ!?
さとり様が!?
あんたに!?」
空「うん。なんか変?」
燐「いや変っていうか…。
さとり様無謀なことするなぁ」
空「たしか頼まれたのは、えっと…あ、おりがみ!」
燐「おりがみ?」
空「うん、おりがみを買って来なさい、って。
できるわね、って」
燐「あ、訓練か。なるほど」
空「それで、できますって答えてー、買い物のメモもらってー」
燐「おりがみだけなのにメモ?」
空「メモ」
燐「いや、たいした記憶力だわ…」
空「えへへ」
燐「いや、褒めたんじゃなくて…」
空「それでねそれでね、新しい上着買ってもらってー、新しい靴買ってもらってー、新しいバッグ買ってもらってー、準備したの」
燐「ん?
なんか準備にものすごい手間かかってない?
納得いかないんだけど…」
空「それでー、買い物に行く日になったんだけど」
燐「うん」
空「行き忘れた」
燐「おい! 返せ!
買ってもらった物返せ!
あんた最低じゃん!」
空「えへへ」
燐「えへへじゃないよ。
せっかくさとり様が万全の準備してくれたのに。
何やってんのよー」
空「うっかり」
燐「うっかりってレベルじゃないわよ」
空「ドジっ子だね」
燐「ただの鳥頭でしょうが。
ほんっとにもう。
はい、というわけで、んーと…誰だっけ…あ、バナナ大臣さんか。
誰しも、うっかりしちゃうときはあるよね。
あるある。
だから大丈夫さー。
前向いて生きてこうぜ?
なんてね。
それじゃ、今日のこれ僕はこのくらいにして、はーい次ー。
『新コーナーを募集するコーナー!』
ほい、名前通り、新コーナーを募集しちゃうよー。
よぉし、ラジオネーム、まんまるさんからのお便りー。
『おりんちゃん、おくうちゃん、こんばんは』
はい、こんばんは」
空「こんばんはー」
燐「『せっかく女の子が二人もいるので、華やかなことをしてはどうでしょうか。
何気ないガールズトークとかにも癒し効果アリかも!?』
ふむふむ、一理あるねえ」
空「ねえ、おりん」
燐「ん、なに?
なんか思いついた?」
空「ううん。ちょっとお花摘んでくる」
燐「あ、うん、いいけど。できるだけ前に行っといてほしかったなあ…」
空「はーい」
燐「はい。ね。
じゃ、その間に何するか考えておこっかな。
うーん…華やか…華やか…。
乙女チックな?
あ、恋愛の話とか。
いやあ…恋したいね、うん。
ないのよ、出会いが。
あたいはね。
残念ながら。
お、そーかそーか。
ぐへへ、聞いてみちゃう?
おくうに聞いてみちゃう?
おくうのコイバナ聞き出しちゃう?
聞きたいか、やろうどもー!
よーし、もどってきたら聞いちゃおー!」
空「おりーん、さとり様にアイスもらったー」
燐「お、帰ってきた。
アイスもらったって、お花のくだりはどうしたのよ?」
空「あ、そうだった。
おりん、ちょっとアイス持ってて。行ってくる」
燐「持ってるのはいいけど…。
…おくうは、バカの一言で表せない何かがあるね。
間違いなく。
戻ってきたら徹底的に聞いてやろう。
意外とね、ピュアな恋愛してたりしてね。
いやー、どうだろねー。
やっぱ出会いがないかな?
地下にいるし。
うーん…でももしあったら…おおっと!
わ、わ、溶けてきた!
どうしよ…。
いいや。舐めちゃえ。
お、んまい。
ミルクの風味がたまりませんな。
ぺろぺろ。
でもさ、地下不利だよね、ホント。
色恋話とかゼロさ、ゼロ。
誰か下りて来んかい、みたいな。
主人公下りて来んかい、みたいな。
あたい本編に出さんかい、ってね。
まあまあ、言ってもしかたないんだけどさ。
ちなみに、あたいのタイプはね、気高い人ね。
俺は一人で生きてゆけるぜ、って感じがいいかな。
そういう人についていくー、なんて憧れるなあ。
…お、あれ、アイスがなくなっちまったよ?
…やば…全部食べちゃった…。
どないしよ…」
空「ただいまー」
燐「あ、お、おかえりー」
空「ん、どうかしたの?」
燐「いやあ、べっつにー」
空「じゃあ続きしよっか」
燐「そうねー、うんうん。
で、あんたさんよー。
好きな人いるんかい?」
空「うん。さとり様」
燐「あー、そういうんじゃなくてよ。
恋さ、恋。恋愛の方」
空「恋?」
燐「そうそう」
空「うーん、よくわかんない」
燐「あー…そうきたか。
好きになるってどういうことかよくわからない路線で来たか」
空「おりんは?」
燐「あたいもいない」
空「そうなんだ」
燐「ん、あれ…?
なんかさびしい?
あたいたち、さびしい?
これ負け組に入るの?
いや、でも実際には…」
コンコン
さ「お燐ー、ちょっといいかしらー?」
燐「へ? いやぁ、ちょっととりこんでましてー…」
さ「急ぎなのー。開けていいかしらー」
燐「え、いや、わかりましたー。今行きまーす!」
たったったっ
燐「な、なんでしょう?」
さ「あなたの部屋に暦があったでしょう。あれを確認したくて」
燐「え、自分のじゃダメなんですか?」
さ「大安とか仏滅とか書いてあるのが無いのよ」
燐「いやぁ、でもーあたいのも書いてあったかなー」
さ「書いてあった」
燐「………」
さ「………」
燐「あ、じゃあ、あたいが確認してきます!」
さ「え、い、いや、いいわよ!」
燐「あ、今日なら早引ですよ無事解決!」
さ「そんなの無いし調べたいのは今日じゃない!」
燐「何日ですか!」
さ「じ、自分で確認するからいい!」
燐「いや、あたいが見てきます!」
さ「なんで部屋に入れようとしないのよ! あ、さては悪いことしてるわね!」
燐「違います! さとり様こそ、なんで日付を秘密にするんですか!」
さ「いいから入れなさい!」
燐「あたいが見てきますったら!」
さ「ふぬぬぬぬ…!」
燐「ぐぬぬぬぬ…!」
さ「よ…し…なんとか…入れ…」
空「あーあー、入ってきたらダメですよ、さとり様!」
さ「…あ…ら…あなたも…いたの…うぐぐぐ…」
燐「あ、空! 余計なことは言わなくていいからね!」
さ「…よ…けいなことって…やっぱり悪いことを…」
空「違いますよー。悪いことじゃなくてー…」
燐「言わなくていいーっ!」
空「悪いことじゃなくてー…」
燐「言うなぁあああー!!」
空「悪いことじゃなくてー…」
燐「おくぅうううー!!」
空「ラジオの収録ですよ!」
燐「言っちゃったよこの馬鹿ガラスがぁあああ!!」
さ「は、ラジオ?」
空「ラジオですよ」
燐「………」
さ「…え…そんなの…」
空「ラ・ジ・オ」
燐「………」
さ「…あ…ああ…な、なら、しかたないわね。ご…ごめんあそばせー…おほほほー…」
パタン
燐「………」
空「どうしたの、お燐?」
燐「…………れた……」
空「ん、なに?」
燐「…ばれた…ぜんぶ…」
空「え、なにが?」
燐「…おくう…ここにはね…」
空「ここには?」
燐「…ほんとうは…ないんだよ…ラジオなんか…」
空「そ、それってどういう…」
燐「すべては…すべてはあたいの妄想だったのさ…」
空「…え…」
燐「…あたいが司会のラジオ番組ごっこという…哀しき一人遊びだったのさ!」
空「そ…そんな…」
燐「…あはは…あは…あははははははははは…!」
空「ラジオがあるのに無くて…お燐の一人遊び…」
燐「…あは…あはは…ははは…」
空「どうりで予告もしてないのに、ハガキに私の名前があったわけか…」
燐「…あはははは…さとり様に…ばれた…」
空「はっ…ということは…」
燐「…あはは…痛い子だ…あたい…」
空「そうか…そういうことか…」
燐「…もう部屋から出られへん…」
空「ここからみちびき出される答えはひとつ!
次回予告する!(?)」
燐「…あは…あたい…あはは…」
空「ラジオ前のみんなー、見てるー?
おくうだよー。
今日のなんとかチャンネルはどうだった?
とってもスパイシーなエンディングだったね!
いい子にしてると次回も超ファンキーなチューンナップがメジローシさ!
次回のコーナーは、
『おりん、ししゃも食べる』
『おくう、絵をかく』
の3本で送るよ!
次回もまた見てくれるかな?
じゃんけん、ぽん!
えへへ。ばいばーい!!」
みなさん、今年一年ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
それでは、良いお年をお迎えください。
そして次回もお楽しみに!




