[第8回]おりんりんチャンネル
燐「にゃーん」
燐「じゃじゃーん! みんなー! おりんりんチャンネル、はーじまーるよー!
というわけで、パーソナリティの、お燐だよー。
ではでは、タイトルコール、いっくよー。
よろしく、あたい。
承ったよ、あたい。
…こほん…
『おりんりーんっっ…
チャンネェル!!』
いやあ、溜めたね、今のはね。
爆発するんじゃないかってくらい。
いや、爆発はしないけどね。
そうそう、爆発といえば、レンジで卵温めたら爆発するんだよ。
ぽむ! ってね。
常識か。
とにかく、危ないから、やったらダメだよ。
お燐との約束だよ?
さあ、始まりました、おりんりんチャンネル。
このラジオは、あたいお燐が、やさぐれてるみんなを元気づける番組だよ。
んまあ、毎回言ってるけどねー。
もう8回かぁ。
あ、確か、前回間違えたよね。
7回目なのに、8回目って。
今度こそ正真正銘8回目だよ! …ね?
うん、あってます。はい。
そうそう。
今回は嬉しいニュースがあってね!
なんと…おりんりんチャンネルの続編希望の声があったそうでーす!
はい拍手ー!
ぱちぱちぱちー、いえーい!
いやー、ありがたいねぇ。
テンション上がるねぇ。
ふー! うほーい!
テンション上がるーっ!!」
空「お燐うるさーい!」
燐「うわ、文句言われた。
音入っちゃうじゃんよー。
まったく、おくうは…。
すみませんね、皆さん。
おくうのバカみたいな声が入っちゃって。
いやー、でもね、これからあたいの人気も出てくるのかもね。
さとり様なんか本編出ちゃってね。
あたいの出番あるの? ないの?
みたいなね。
いや、多分ないけどさ。
噂だけどね、なんか、3部にも地霊組から一人出たとか出ないとか。
誰だろね?
ま、とりあえず?
コーナー行っちゃいます?
行っちゃおー。
『教えて、おりんりーん!』
みんなの疑問に、あたい、お燐が一つずつ答えていくコーナーだよん。
では、最初のお便り。
ラジオネーム、シュガー太郎さんからのお便りだよ。
『お燐ちゃん、こんばんは』
はい、こんばんはー。
『僕は旅行が大好きです』
ほぉ、あたいももちろん旅行好きだよー。
もう幻想郷で行ってないところは無いね。
下は旧地獄から上は地上まで!
え、それは旅行じゃなくて、お仕事の出張じゃないかって?
んー、気にしない気にしない。
『外国には、まだ行ったことはありませんが、国内では本当にたくさん旅行をしています。
車、電車、飛行機などなど、どれも乗り慣れています。
顔パスで乗れるくらい』
…いや、交通機関を顔パスは無理っしょ。
『ですが、一つ苦手なものがあります。
それは…船です!
あの絶妙な揺れ具合は驚異的です。
酔わない方法はありませんかね?
どうか知恵を貸してください』
なるほどねー。
船かぁ。
あたいは乗ったことないからなぁ。
いやー…どうしたらいいんだろうね。
確かね、乗り物酔いしたときは、親指あるでしょ?
その第一関節のところを噛むといいらしいよ?
うん。って聞いたことある。
でもさ、どう見ても、指しゃぶってるように見えるよね。
周りの人から見たら、
『あら、あの子、船が怖くて幼児化しているわ』
って感じだよね。
まあ、やる勇気があったら試してみてもいいんじゃない?
私は無理だなぁ。
あと考えられる方法としては、酔い止めだね。
うん、現代の科学技術最高。
あたいが思いつくのは、こんなもんかなー。
あ、いよいよとなれば、ムラサ船長さんに聞いてごらんよ!
はい、参考に、なったかな?
ほいじゃ、次のお便り。
ラジオネーム、どろどろどろりんさんのお便り。
『おりんちゃん、こんばんは』
はい、こんばんは。
『うちな、大阪がめっちゃ好っきゃねん。
どうしたらいいですか。
教えてください』
ちょw
意味わからんw
こっちが、どうしたらいいですか、だよ。
えー…この質問めっちゃ難しいな。
タコ焼きを食べる…とか普通か。
うーん…あ、都知事になるとかは?
あ、府知事か。
うん、あなたは街を愛してる。
そんなあなたは知事になる。
はい、オッケー。
あたいさいきょー。
んじゃ、次のお便り。
ラジオネーム、一輪さん大好きさんからのお便り。
『おりんちゃん、こんばんは』
はい、こんばんは。
『僕は一輪さんが大好きです』
すーごいストレートだね。
いや、いいけどさ。
『ですが、あまり共感してくれる友達がいません。
みんな早苗さんが好きです。
早苗さんの可愛さは認めます。
しかし、一輪さんの魅力をもっとわかってもらいたいのです。
どうして伝わらないのでしょうか?
一輪さんの人気を集める方法はありませんか?
教えてください』
なるほどね。
これ、あたいにはどうしようもないよね?
自分で、漫画とか小説とか書いてみたら?
そして友達に見せつける。
どうだー、みたいにね。
でもさ、そもそも、他人にわかってもらう必要ないんじゃないかい?
だって、好きなんでしょ?
その一輪って子のことが。
誰か知らないけど。
自分が愛せたらいいじゃん。
たくさんの人が、その子のこと好きだったら取り合いだよ?
少ない方が、君が選ばれる確率が上がるんだよ?
そう考えるとさ、いい人を選ぶって難しいよね。
いい人でも、めっちゃ人気のある人だったら、自分は恋人になれないことも多いよねー。
逆に、人気のない人なら、可能性高いってわけ。
あー、でも、好きになっちゃったら仕方ないか。
たとえ自分と釣り合わなくても、好きなものは好きだもんね。
そしたらそこでどう落とすかが肝心だよね。
やっぱし色仕掛けかな。
ただセクシーなんじゃなくてね、こう、姿勢っていうの? それを可愛く。
ほら、可愛い仕草とかって、可愛い女の子しかできないじゃない?
あたいみたいのがドジしても、ふーんってカンジでしょ。
だから、ひたむきにね、あなたが大好きです、って姿勢を示すわけよ。
するとほら、ちょっとずつ愛着が湧いてくると思うのよ?
気付いたら、あ、この子かわいいかも、みたいに思われちゃったりね。
大事なのは、そこだと思うなぁ。
顔とか体とかよりもね。
そもそも男なんてバカだよぉ?
本当、おっぱいのことしか考えてないからね。
んで偉そうに、巨乳がどうとか抜かし始めるでしょ?
あれ、どうしようもないよね。
あの人は巨乳が好きらしいから私は無理なのね…とか思う必要は全く無いからね。
ほとんどの男は、実際おっぱいを前にすれば関係ないからね、大きさは。
とにかく触らせてください状態だから。
偉そうに、こういうのはダメとか言っても、すぐひるがえすからね。
だってさ、たいして長く生きてるわけでもないくせに、そんな議論できるわけないじゃんね。
それなのに、『最低Fカップは欲しいよね』だと?
ふざけんなー!
って話だよ。
本っ当に。
うん、だから体をキレイは後回し。
心をキレイが優先だね。
…あれ…待てよ…何の話だっけ?
えーと…人気アップの話か!
そうだったねー…いつの間にか脱線しちゃったね。
まいったまいった。
えー、結論は、人気は上げなくていいっ。
好きならそれでよしっ。
ということでね、はい。
え? 時間が押してー…るね。はい。
ちょっと話し過ぎちゃったなぁ…にゃはは。
えー、では、今日の『教えて、おりんりん!』のコーナーはここまで。
みんなの疑問、待ってるよー。
んじゃ、次のコーナーは…これだっ!
『これって僕だけ? 私だけ?』
このコーナーは、自分では普通だと思ってたのに、世間では変だったー、そーなのかー、って体験を送ってもらってるよ。
では、1通目。
ラジオネーム、ホワイトバードデカさんからのお便り。
『おりんちゃん、タカハシさん、ヤシマさん、こんばんは』
…他の2人は誰なの?
『おりんちゃんは焼きそばは好きですか?
僕は大好きです』
私もたまに食べるよ。
美味しいよね、焼きそば。
『青のりや紅ショウガをのせるのは普通ですよね。
でも僕は、粉チーズをたっぷりかけるんです。
味が濃厚になって好きなんですが、他の人はあまりやらないみたいです。
でも本当に美味しいので、おりんちゃんも一度試してみては?』
なるほど。
考えたこともないねー、これは。
いやあ、ホントにこれおいしいんかね?
まあ、でもやってみる価値はありそう? かも?
あたいは焼きそばにはかつお節ですな。
やっぱ、かつおぶし美味しいもん。
好きなんだー、私。
何にでもかけるね。
前、プリンにかけたよ。
うん、さとり様にあきれられた。
プリンとかつおぶしは、方向性の違いを感じたわー。
焼きそばはねぇ、あー、タバスコとかかけてみたことある。
まんまだわ、あれはね。辛い。ひぃ、ってなった。
んー、それくらいかな。
ま、何か他にもいいのを見つけたら、教えてね。
んでは、次ー。
ラジオネーム、とびうおパンダさんからのお便り。
『おりんちゃん、こんばんは』
はい、こんばんはー。
『私はお風呂が大好きで、一日に何回も入ったりします。
私にとって、お風呂が1番リラックスできる場所です。
ところで、体を洗うときに、右足からとか決めている人ってたくさんいますよね。
大体は腕か脚から洗うみたいです。
でも、私は、必ず背中から洗うんです。
これって変なのかなぁ?
おりんちゃんはどこから洗いますか?』
ほおほお。
背中は珍しいかもね。
そうだねぇ、あたいも決めてるわけじゃないけど。
そうだなぁ…まず泡立てて…こうやって…こう…じゃ首か。
うん、あたいは首から洗ってるっぽい。
っぽい、ってね。
大体は、上から下に洗っていく感じかな。
はいはい、うん、そんなもんで、ええ。
あまり色っぽい回答じゃないかもだけど。
そんな感じだよー。
というわけで、今日の『これ僕』はここまでっ。
あ、何か勝手に略しちゃったね、ふふ。
ま、いっか、あたいのラジオだしー。
なんてね。
ではでは、次のコーナーへ。
『新コーナーを募集するコーナー!』
というわけでね。
募集はするけど、基本、採用はされない、ってコーナーですけど。
じゃあ早速。
ラジオネーム、ナマステさんからのお便り。
『おりん! 俺だ! 結婚してくれ!』
えー、お断りします。
ねぇ。ニッコリ。
『やっぱり、おりんちゃんのかわいさを全面的に押し出すべきだと思います。ゆえに、水着でトークというのはどうでしょう』
あ、この人、前回もハガキくれた人か。
しかも、おんなじ内容?
だからあたいは水着持ってないんだってばー。
…おっと、まだ続きがあった。
『水着を持っていないということなので、送ります。
どうぞ着てください』
えぇーっ!?
ってホントに送ってるし!
これか!
ちょ、ホンマかい!
え、ちょっと開けてみるね。
…よっと。
あ…こうか。
テープが…お、開いた開いた。
…おおー…。
すごい…これ…。
ちょっ…みんなわかんないよね。
これね…、いや普通さ、なんか…。
何て言うのかな…あたいさ、ハイレグか、スク水が来ると思ったわけよ。
ネタでね、来るんじゃないかと。
そしたらさ…これ多分ガチだね。
本気で見繕ってきたね、これ。
うわー、すごいかわいい。
…ちょっとうれしいね、これね。
赤のね、セパレートっての?
いやいや…これね、うん。
わかった。
着るわ。
今回は無理だけどね。
ここで着替えるわけにいかないからね。
今度、着る。着てラジオやるよ。
水着ラジオね。
どうせ伝わんないのにね。
一応ね、感謝の気持ちを、物もらったわけだから。
というわけで、ナマステさん、ありがとー!
今度ね、着てラジオやるから。
…あればね、この先が。
ほい、それでは、次のお便り。
え? おお、もうこんな時間か。んじゃあ、これがラスト。
ラジオネーム、本能寺の変態さんからのお便り。
『おりんちゃん、こんばんは』
はい、こんばんはー。
『僕はよく友達から、滑舌が悪いと言われます。
そこで、最近早口言葉の練習を始めてみました。
これがなかなか、思ったより難しいです。
おりんちゃんも、是非やってみてください』
早口言葉。
なるほどねぇ。
どれ、やってみますか。
なまむぎなまごめなまたまご!
なまむぎなまごめなまたまご!
なまむぎなまごめなまたまご!
うん、完璧。
あたい出来る子だわ。
次いってみよー。
バスガス爆発!
バスガス爆発!
バスガス爆発!
おお、完璧。
次いってみよー。
東京特許許可局!
東京特許きょきゃ局!
東京都っ許可局!
うん、完璧完璧。
次いってみよー。
諏訪子ぴょこぴょきょ三きょぽきょぽ、合わせてぴょこぴょこ六こぴょこぽ!
諏訪きょぽきょ…きょ…三ぴょこぴょこ、合わせてぽこぴょこみゅぴょこぴょくぉ!
諏訪子ぴょこぴょこ三、ぴょこ、ぴょこ。合わせて、ぴょこぴょきょ六ぴょこぴょこ!
…ふぅ。
結構出来てたんじゃない?
まあ、9割くりゃい。
…くらい。
…噛んでないよ?
ほら、あたい猫舌だから、アレがアレでさ。
ね、とにかく、みんなも早口言葉、やってごらん!
いっぱい練習して、皆に自慢しよう!
はーい、そんな感じで。ね。
そろそろ、お別れの時間が近づいてきましたけども。
ねー、早い早い、時間が経つのは。
というわけでね、はい。
えー、みなさん季節の変わり目だから風邪とかね、引かないように気をつけて。
暑かったり寒かったりするから、なんかね、服装とかもちゃんと選んで過ごしてーくださいっ。
健康第一で。うん。
はい、じゃあ時間となったので、今日のおりんりんチャンネルはここまで。
以上、火焔猫燐がお送りしましたー。
んじゃあ、まったねー!
ばいばーい!」




