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もっと東方寝巻巻。  作者: もっぷす
第3回
65/174

15 丑の刻参り


…うぅ…うぅん…



『…すぅ…すぅ…』



…うぅ…



橋「…すぅ…すぅ…」



…う…ぅ…



ナ「…すぅ…すぅ…」



…ん…ぅ…う…



魔「…すぅ…」



…ぅう…ああああ…



レ「っ誰よ! うるさいわね!」


ナ「ふぁぁ…ん…どうしたんだい…?」


橋「…朝…」


魔「…なんだなんだ…」


レ「誰よ、唸ってるのは!」


『…すぅ…すぅ…』


魔「こいつじゃないな」


橋「メイド」


レ「そんな、咲夜が唸るわけ…」



咲「…う…うぁ…んぅ…」



レ「Wow!!」


魔「…何だそのリアクションは」


ナ「うなされているな」


橋「やっぱり、ワニが暑いんじゃないの?」


魔「多分そうだな。すごい汗だ」



咲「…づぃ…うぅ…」



レ「ど…どうしよう…」


ナ「起こした方がいいのかな?」


橋「わからない」


魔「起こしてみるか」


レ「そうね。咲夜、朝よ…」



咲「…カバディカバディ…」



レ「…何か言ってるわよ」


橋「暗号?」


魔「古代魔法じゃないか?」


ナ「カバディって言っていないか?」


レ「咲夜、咲夜、しっかりして」


咲「…っ…はっ!」


橋「気付いた」


魔「大丈夫か? うなされてたぜ」


咲「…頭がぼーっとするわ」


ナ「すごい汗だよ。着替えてきたらどうだい?」


咲「そうね。シャワーを浴びてくるわ…」



ふらふら…



レ「あのパジャマは危険ね」


魔「…もっと早く気付いてやれよ…」


ナ「そして君はいつまで寝てるんだ」



げしげし



『…ん…ななななんだなんだっ…』



げしげし



『あ…うあ…呪いか…呪いの効果か…!?』


ナ「何を言ってるんだ。朝だよ。いつまで………ぷっ!」


『…え、なに?』


橋「くす…」


魔「ぷっ…」


レ「ふふっ…」


『え? 何なに?』


ナ「ふふ…いや、おはよう…爽やかな朝だね…」


橋「…ぷ…似合っ…ふふ…」


魔「…っ…くふ…」


レ「ふふ…」


『…???』


ナ「ふふふ…」


橋「…ふっ…すごい…」


魔「…くす…」


レ「…うふふ…あなた、面白いわ…」


『え…何が…』



すたすた



咲「上がっ…」


『…あ…』


咲「…ぷっ」


『…え…』


咲「…くすっ…」


『…顔か? …何か付いてるのかな?』



たったったっ…




………




たったったっ!




『誰だよ! 俺の額に「魚肉」って書いたのは!!』


ナ「…くすくす…」


『くすくすじゃないよ!』


魔「…くす…ナイスボケだぜ」


『俺のボケじゃないけどね!』


レ「…ふふっ…ヘルシーでいいわね」


『よくないですよ!』


咲「…くす…みすぼらしい家」


『今、家は関係ありません!』


橋「…くす…ウケる」


『ウケるじゃないよ! もしかしてパルスィじゃないの、これ!』


橋「うん」


『うん、じゃないよ! 魚肉って何さ!』


橋「肉だと強そうだから」


『弱そうにしないでよ!』


ナ「魚肉バスターを見せてみてよ」


『無いよ、そんなの!』


咲「…くすくす…」


『…もう笑わないでくださいよ…』




咲「…くす…ダサいパジャマ」




『だから見るとこが違いますってば!』





………





『…はい、ご飯できたよ』


魔「お、メシか」


『ぷんぷん』


魔「面白かったぜ」


『俺は面白くないもん』


レ「とりあえず、冷めないうちに朝食を頂くわよ」


咲「そうですね」


魔「じゃあ、いただきます」




「「「いただきます」」」




ナ「で、どこに使われてるんだい?」


『魚肉は入ってません』


橋「まだ怒ってる?」


『ちょっとね』


橋「悪かったわよ」


『…まあ、いいけどさ。あんなのいつやったのさ』


橋「夜、暑くて目が覚めちゃったから、つい」


『…因果関係がわかりません』


魔「あ、そっちのドレッシング取ってくれ」


『え、あ、はい』


ナ「もぐもぐ」


レ「このドレッシング美味しいわね」


咲「そうですね。このドレッシングの味だけは認めますわ」


『…そんなに美味しいか、これ』


魔「美味しいぜ」


『むぅ…ドレッシングばっかり…』


橋「でも、あなたの料理だって」


『あ、ありがとう』


橋「中の上」


『…あ、そんなに褒めてないんだね』


ナ「でも、まあまあだよ」


『うーん、そっかぁ。もっと上手く作れるといいな』


レ「咲夜に弟子入りしたら?」


咲「はw」


『…は、って何ですか…』


魔「もぐもぐ」


ナ「君はよく食べるな」


魔「私か?」


ナ「太るよ」


魔「な…べ、別にどうでもいいけどな…」


ナ「そうか」


魔「ああ。どうでもいいな。ご…ごちそうさま」


ナ「…気にしてるじゃないか」


『魔理沙、もういいの?』


魔「あ…ああ。もう食べられないぜ…」


レ「地味に乙女ね」


咲「…『地味に』は失礼ですけどね」


橋「むぐむぐ」


『あ、そういえば…』


橋「…何」


『丑の刻参りをされたら、どうすればいい?』


橋「はい?」


『なんかさ…俺…呪われてるみたいでさ…』


橋「ふーん」


『うん…』


橋「もぐもぐ」


『いや、聞いてよ!』


魔「誰に呪われてるんだ?」


『さっちゃん』


魔「…本当か?」


咲「ああ、あれね。1日しかしてないけど」


レ「ふーん。そうだったの。残念ね」


『だから、恋のおまじないじゃありませんって。…ってか、1日やっちゃったんですね』


咲「さすがの私でも、呪いのかけ方はよく知らないからやめたの」


ナ「もし知っていたら?」


咲「………」


ナ「………」


咲「………」


ナ「………」





咲「…も…もぐもぐ…」




ナ「…やっていたんだな」

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