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もっと東方寝巻巻。  作者: もっぷす
第1回
5/171

5 お酒がないっ

魔「霧雨魔理沙、入浴完了したぜ」


ア「魔理沙の次は誰にも譲らないわ!!」


幽「気持ち悪い女ね」


魔「…そうだな」


ア「………」


幽「吐き気がするわ」


魔「…そうか」


ア「…………」


幽「オエ」


魔「………」


ア「……………」


霊「お風呂、誰も入らないなら私入るわよ?」


『いいんじゃない?』


霊「覗かないでよ?」


『覗かないってば』


ア「………………」




………




ピンポーン



『誰だろ?』


魔「開けるぜ?」


『うん。お願い』



ガチャ



慧「お邪魔します」


魔「なんだ、慧音か」


慧「悪かったな」


妹「お邪魔します」


慧「野菜ばかりになってしまったが…」


『おお、こんなに。ありがとう』


慧「台所、手伝おうか?」


『ん、じゃあ、必要になったら呼んでいい?』


慧「わかった。遠慮なく呼んでくれ」


『うん。助かるよ』


幽「私も必要なら呼んで頂戴ね」




『勘弁してください…』




………




霊「上がったわよ」


魔「お、早いな」


霊「ん? 普通だけど」


妖「次は私が入りますね」


@「いってらっしゃい」


霊「で、どう?」


『な…何が?』


霊「そりゃパジャマでしょ。似合ってる?」


『…上下紺とは予想だにしなかった…』


霊「ふふ、照れちゃって」


『…正直、カッコイイっす』


魔「さすが、私のパジャマ姿が目的のパジャマフェチのコメントだ」


霊「そうだったの?」


ア「不潔ね」


『…目的ではないが楽しみだと思わないことも無きにしもあらず…』


霊「って、まだ魔理沙はパジャマじゃないの?」


魔「ああ。私も着替えようかな」


ア「…ごくり…はぁ…はぁ…」


霊「あんたの方が不潔なんだけど…」


ア「…はぁ…はぁ…」


『…聞いてないみたいだね』


霊「ダメだ、こいつ」


魔「なんてな。私は主役だから、お披露目はまた後で」


霊「…主役なんだ」




………




@「そういえば、晩ご飯は何なの?」


ア「…ご馳走、だそうよ」


@「何なのかしらね?」


魔「美味しければ何でもいいぜ」


ア「あんたらしいわ」


魔「そういうアリスは何がいいんだ?」


ア「高い物なら何でも」


魔「嫌な女だな」


ア「余計なお世話よ」


魔「幽香はどうだ?」


幽「ん? 食べたい物?」


魔「下ネタじゃねえか」


幽「…まだ答えてないんだけど…」




………




妖「上がりました〜」


@「あら、浅葱色。かわいいわね」


妖「ありがとうございます」


@「次は私でいい?」


慧「構わないと思うぞ」


@「じゃあ入るわ」


妖「あ、私は台所を手伝わないと」




………




ア「しかし平和ね」


魔「暇って意味だろ?」


ア「まあね」


魔「テレビゲームでもやるか?」


ア「そうするわ」


魔「それじゃ、ゲーム大会と洒落込むか」


幽「別にいいけど」


魔「慧音と妹紅は?」


慧「どうする、妹紅?」


妹「暇だからやる」


魔「よし、全員参加だな」


幽「何するの?」


魔「げ…パーティー用のゲームがないぜ…」


幽「ギャルゲばっかりね(笑)」


ア「出来ないってこと?(笑)」


魔「すこし待っててくれ(笑)」



トタトタ



魔「みんなで出来るゲームはないのか?」


『俺は一人暮らしです』


魔「友達とワイワイしないのか?」


『…友達いないんです』


魔「じゃあ何すればいいんだよ」


『神社に行ってよ』


魔「は?」


『霊夢がお酒取りに行ったんだよ』


魔「いつの間に…」


『ついさっきね』


魔「手伝えと?」


『飲みたくば』




魔「それが人にものを頼む態度か?」




『…あんたに言われたくないよ』

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