[第7回]おりんりんチャンネル
「はーじまーるよー」のあとに死体旅行を脳内再生すると、ちょっとラジオっぽいかもしれません。
燐「じゃじゃ〜ん! みんなー! おりんりんチャンネル、はーじまーるよー!
というわけで、パーソナリティの、お燐でーす。
んじゃ、早速タイトルコールいってみようか。
よろしく、あたい。
承ったよ、あたい。
…こほん…
『おりんりーんチャヌゥル!!』
いやあ、緊張するね、これね。
え? 発音がやけにネイティブだって?
ありがとうありがとう。
でも、そんなに褒めても何も出ないよー。
なぁんてね。
さあ、とりあえず始まったわけだけど…
とりあえずって何だよ、ってね。ふふ。
えーと、このラジオは、あたいお燐が、やさぐれてるみんなを元気付けようという番組だよ。
って、わかってるか。
もう8回目だし。
…ん? どした? …え、7回目?
あ、ごめんごめん。
みんなごめん。
7回目だってさ(笑)
いやー、気持ちが先走ってるねえ。
先走椛だねえ。
じゃ、早速コーナーの方にいっちゃうよー。
いっちゃえいっちゃえー。
では…
『教えて、おりんりーん!』
このコーナーは、みんなのいろんな疑問に、あたいが適当に…おっと失礼…あたいなりに答えるコーナーでーす。
んじゃ、最初のお便りいくよー。
えーと、ラジオネーム、メロンスカッシュさんからのお便りね。
『お燐ちゃん、こんばんは』
はい、こんばんは〜。
『私は美味しいお店を探すのが大好きです。
美味しいご飯は食べられるし、友達にも、美味しいお店教えてー、などと頼りにされて、たくさんいいことがあります。
でも、最近体重が気になってきました…
そこで、お燐ちゃんオススメのダイエットとかありますか?
あったら教えてください。
お願いしましたよ』
…なんか最後の一文、偉そうじゃない?
まあ、いっか。
あたいもね、よく美味しいお店とか探してみるんだ。
最近行ってみたのは、ミスティアだっけ? なんかそんなのの店ね。
あっこは、まあよかったね。
一応、オススメしとくよ。
いやー、ごはんはねー…乙女の悩みの種だよねー。
ってか、この人、女? だよね?
まあ、いっか。
ダイエットはね、やっぱり運動が理想的かな。
軽くジョギングとかね。
あんまりキツイと続かないからね。
ああ、あとね、階段!
これ結構効果あると思うなあ。
あたいは毎日200往復くらいしてるよ〜。
ねー。
…うそです…。
ま、でも効果はあると思うから、やってみそ?
はい。こんな感じで。
どうかな?
参考になったかな?
えーと、次のお便りいくよー。
ラジオネーム、シモネタリウムさん。
『おりんちゃん、こんばんは』
こんばんは〜。
『僕は小さい女の子が大好きです』
…小さい?
…背の話かな?
『休みの日は、みんなが遊ぶ公園で待ち伏せています』
確信犯だね。
犯罪者予備軍だね。
『ところで、さとりちゃんのパンツはどんな色ですか?
教えてください』
…こいつ…危ないなー…
しかも、さとり様幼女じゃないよ?
いろいろと大人だよ?
パンツの色?
知るか。
自分で確かめれ。
まあでもたぶん…白かな。
はい次。
ラジオネーム、シモネタリウ…ん…?
『おりんちゃん、こんばんは。
さとりちゃんはどんな匂いですか?
教えてください』
…こいつ…ハガキ何枚出したんだ…
洗剤の匂いじゃない?
次〜、ラジオネーム、ちょwぬこ風味wさんからのお便り。
『おりんさん、こんばんは』
さん、ってなんか照れるな…
はい、こんばんは。
『この間まで就職活動をしていましたが、やっと内定をもらえました!』
おー!
おめでとう!
ぱちぱちぱちー。
『接客業なのですが、自分はフレンドリーなので、心配していません』
自分でフレンドリーって言っちゃう?
まあ、図々しいって言われない程度にね、うん。
『めっちゃ頑張って、いつか社長になって、金持ちになりたいです』
そかそか。
男の野望だね。
ん? この人、男? だよね?
まあ、いっか。
『金持ちになったら、また連絡します。では、さようなら』
終わり!?
質問は!?
…えーと…今日の『教えて、おりんりん!』のコーナーはここまで。
…いやあ、あたい参っちゃうなあ。
まともなお便りは一通しか紹介できなかったよ…
みんな、いろんな疑問、どしどし送ってね。
まともなお便り、待ってまーす。
んじゃ、次のコーナーは新コーナーだよ。
『これって僕だけ? 私だけ?』
えー、このコーナーでは、自分では普通だと思ってたのに、世間では変だったー、って話を募集しまーす。
ってか、しました。してます。
はい、じゃあ早速記念すべき一通目いくよー。
ラジオネーム、夕方眠いさんからのお便り。
『おりんちゃん、こんばんは』
こんばんは〜。
『僕の家には、こたつがあります。
(おりんちゃんは、こたつでまるくなるのかな?)』
あー、こたつ無いからねえ。
あたいは暖炉のそばでまるくなるかな、うん。
それとも、おにいさんの膝の上でまるくなってあげようか?
…今のはちょっと調子乗った。
ごめん。
『僕の家では、こたつに、みかん…ではなく、ふ菓子が付き物です。
みかんが定番とは知らず、友達の家で、「おまえの家は、こたつに、ふ菓子無いんだな」と言ってしまいました。
友達に、年寄りくさいと言われてしまいましたー』
なるほどねえ。
でも、こたつにふ菓子って…合いそう…だよね?
なんかイメージとしては結構ピッタリじゃない?
冬にこたつ入って、もしゃもしゃやるわけでしょ?
うん、なんか、みかんよりピッタリかも。
全然、変じゃないよ!
ちょっと年寄りくさい感じは否めないけどね!
あと、暖炉にはマシュマロだよね。
…関係ないか。てへ。
はーい、では次。
ラジオネーム、味噌おでんさんから。
『おりんちゃん、こんばんは』
こんばんは〜。
『私は女ですが、少年マンガが大好きです。
必死の努力や熱い友情で、困難に打ち勝つ姿は本当に感動します。
でも、友人には、暑苦しい、子供っぽい、と言われます。
やっぱり私が変なんですかね?
おりんちゃんはどう思いますか?』
ふうむ、マンガねえ。
あたいはアクションモノが好きだよ。
やっぱ戦闘シーンは燃えるねー。
でやー、どーん、ぐはー、みたいなのね。
少年マンガは熱いけど、戦闘シーンがぬるいからなあ。
ま、お姉さんの友達は恋愛モノが好きなんじゃない?
うん。
女は現実の恋愛は手堅くいくから、その分、素敵な恋愛は、フィクションでしてるんだと思うよ。
あたいももっぱら官の…失礼。小説で恋愛だなあ。
あたいに、いい人は現れるんでしょうか!
ってな感じで。
少数派だけど、人それぞれだから大丈夫!
…それ言ったらこのコーナー意味ないじゃんね(笑)
はーい、じゃ次〜。
…ん? あ、次でラスト?
やー、早いねえ。
ラストっ、ラジオネーム、ももちゃんさんからのお便り。
『おりんちゃん、こんばんは』
はーい、こんばんは〜。
『私は説明書が大好きです。
特に、故障かなと思ったら、が好きです。
そらで言えるくらい読みます。
時々、変なことが書いてあって面白いです。
しかぁし!
聞いたところによると、説明書を全く読まない人も多いとか…
おりんちゃんは読む派? 読まない派?』
故障かなと思ったらを、そらで言えるって(笑)
すごいけども(笑)
やー、あれって結構変なこと書いてあるよね。
この前、電子レンジで
『Q.時間になっても、チンと鳴りません
A.このレンジの加熱終了音はピーです』
だって(笑)
いや、いらんだろーって。
ね。
あたいは…うーん…モノによっては読まないかなあ。
使い方が明らかなやつとかね。
説明書って、ブ厚いじゃない?
全部読む気にはならないよ、あたい。
あれ何…あのー…訴訟とかされないように?
ダメって書いてないじゃん、とか言われたら困るから?
なのかな?
ま、何にせよ読むに越したことはないね、うん。
ちゃんと読んでるお姉さんは偉いぞ!
とゆーわけで、今日のこのコーナーは以上だよ。
君も自分の変態性癖を曝しちゃおう!
これからも、お便り待ってまーす。
ほいじゃ、次のコーナーは…これだっ!
『新コーナーを募集するコーナー!』
コーナー名がひどいなあ。
ま、とりあえず一通目。
ラジオネーム、ぽん汰さんからのお便り。
『おりんちゃん、こんばんは』
はい、こんばんは〜。
『僕は、おりんちゃんの声が、かわいくて大好きです』
ありがとぉう!
いやーかわいいかな?
ふふ。
『そこで、おりんちゃんがかわいいセリフでリスナーを誘惑するコーナーというのはどうでしょうか?
僕が得をします』
ちょ…最後の一文(笑)
なるほどねー。
かわいいセリフかぁ。
ちょっとやってみよっか。
…あのね…
…あたいで…いいの…?
さあ、どうでしょうか!
自己評価は90点!
各自で脳内上目づかい補正してね。
はい、というわけで、楽しんでもらえた?
あたい、自分じゃわかんないなぁ…
これは反響次第でコーナーになるか、ならないかが決まるね。
苦情来たらどうしよう…
あたい、どきどきだよ…
じゃー次のハガキいきます。
ラジオネーム、にゃぽんさんのお便り。
『おりんちゃん、こんばんは』
こんばんは!
『私はシュールな笑いが好きです。
奇抜な発想で、一人しりとりはどうですか?』
ひえー(笑)
すごいシュールだよ。
これ、ラジオ向きじゃないなー。
ちょっとだけやってみようか?
しりとり。
りんご。
ごま。
まご。
ごみ。
みこ。
こま。
まこ。
こめ。
めk…かぶ。
ぶり。
りんす。
すいか。
かえんびょうりん。
…どう?
楽しい?
…これは、キビシイねぇ(笑)
公共の電波でやることじゃないね。
やってて、切ないよー。
一人ぼっち感がすっごい。
あたい孤独ーみたいな。
ゲストが来たときにやろっかな。
縛り入れてね。
3文字縛りとか、下ネタ縛りとかねー。
まあ、ゲストが来る予定は…
ありませんっ!
…悲しいねー。
まだこのラジオが有名じゃないからねー。
ゲストが来たら、ね、複数人しりとりなんかやるかも。
楽しみにしておいてちょー。
次のハガキ。
ラジオネーム、ナマステさんからのお便りー。
『おりんちゃん、こんばんは!』
おっ、元気がいい。
こんばんはっ!
『やっぱり、おりんちゃんのかわいさを全面的に押し出すべきだと思います。ゆえに、水着でトークというのはどうでしょう』
出たよ、こういうわけわからんやつ。
何がしたいんだよ。
あたい寒いだけじゃん。
しかも、ここだけの話、あたい水着持ってないんだよね。
海無いし。
え? 血の池がある?
そんなとこ水着で泳いでごらんよ。
地獄絵図とかで一人だけ、はしゃいでたら悲しいじゃん。
あ、この人、地獄を満喫してるー、みたいに。
とにかく水着は無いし、あたいの水着姿は想像にお任せするよ。
ってか、どうやっても想像だよね(笑)
んでは、次のお便り。
ラジオネ…」
ドンドン!
さ「おりーん! 何してるのー!」
燐「げげっ、さとり様………ヘイみんな、終了時間が迫ってい…」
ドンドン!
さ「何時だと思ってるのー! 静かにしなさーい!」
燐「えー今日のラジオはこ…」
さ「何してるのー? 入るわよー?」
燐「わわっ、ちょっと待ってください! もう終わりますから!」
さ「ん? 何が終わるの?」
燐「じゃあねみんなお便り待ってるよまた会おうすぃーゆー!」
ガチャ
さ「お燐、何してたの?」
燐「…いやあ、ちょっと本を読んでましたぁ」
さ「何時だかわかってるでしょ? 少し声が大きいわよ」
燐「はい、ごめんなさい」
さ「気をつけてよ? おくうが、眠れないからメガフレア放つ、って言い出すのよ」
燐「…気をつけます」
バタン
燐「…ちぇー、せっかくいいとこだったのに。そもそもこの家の壁が薄いから音が漏れるんだし、さとり様は忠告しに来るのに枕抱いてくるし、おくうは鳥頭だし……ぶつぶつ……」




