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もっと東方寝巻巻。  作者: もっぷす
第6回
160/173

東方棒球戯4

野球の話を書こうとして、野球わからなかったら面白くないなと思ってボツになった作品です。

おもいっきり途中の話ですが、何か発掘されたので公開いたします。

『というわけでね』


魔「毎回それで始めんの?」


『いや、まあ』


魔「で、どこから探す?」


『ってか、お化け出そうで怖いなぁ』


魔「無縁塚だからな」


『どっから行ったらいいんだべ』


魔「あっちから見てみようぜ」


『うん、そうだね』


魔「何を探すんだ?」


『グローブ、ボール、バットとできればキャッチャーの防具』


魔「何個ずつ?」


『防具以外は、最低限はもうあるけど、サイズがね』


魔「合わないのか?」


『人数多いからバラエティ揃えたいんよ』


魔「じゃあバットはいらないな」


『え、なんで?』


魔「もらっただろ、紫に」


『あ、バットにもサイズあるよ?』


魔「え…」


『まあ、女の子はあんまり知らないのかな』


魔「軟式が木で、硬式が金属バットってのは何となくわかるが」


『いや、そういうわけじゃないよ』


魔「違うのか?」


『いわゆる甲子園は硬式で金属、プロは硬式で木だからね』


魔「ふーん」


『詳しくは明日決まってから話すよ』


魔「そうだな。今はとにかく探すか」


『よーし、頑張ろうね!』


魔「ああ、終わったら教えて」


『いや、魔理沙も探そうよ!』


魔「仕方ないやつだ」


『いいグラブ見つかったら自分のにしちゃいな』


魔「どんなのがいいやつなんだ?」


『サイズが合ってて、かっこええの』


魔「そんなアバウトでいいのかよ」


『上手ければね』


魔「下手だったら?」


『ボロいやつのがいい』


魔「お、そうなのか?」


『エラーの言い訳にできるから』


魔「なるほど。私は上手いからいいやつを探すぜ」





………………





『やっぱりあんま無いな』


魔「紫はあるって言ってたのに」


『いちおう二つグローブあったけど』


魔「使えないんだろ」


『ボロボロだね』


魔「ボールも一個しか見つかってないぜ」


『軟式のC球ね』


魔「Cってなんだ?」


『大きさだよ。Aのがデカい』


魔「ソフトボールくらい?」


『野球ボールくらい』


魔「じゃあソフトボールはSとかか」


『2とか3とか数字だった気がする』


魔「ちなみに、どのサイズがいいんだ?」


『まあ女の子だしAは大きいかな。Bくらいが具合よさそう。Cでもいいけどね』


魔「なんかバストについて語ってるみたいだな」


『バストは大小逆です』


魔「まあ女の子だしAはグヘヘヘヘ。Bくらいがグヘヘヘヘ。Cでもグヘヘヘヘ」


『それ俺の真似ですか似てませんよ』


魔「しかし見つからないなぁ」


『たしかにねぇ』


魔「もう帰りたいぜ」



「じゃ、帰る?」



『…っ!』


魔「こ、この声は…」


『…ま、まさか!』


紫「もういいわよ」


『お疲れ様です』


紫「どうだった?」


魔「こいつはBかCがいいらしい」


紫「え? 私と?」


『何言ってだこいつ』


魔「ボールのサイズ」


紫「ふうん。で、いいのは見つかった?」


『あんまり無かったです』


紫「それは残念ね。そこに一つあるけど」


『え、本当だ!』


魔「気付かずに帰るところだったぜ」


『よかったよかった』


魔「せっかくだから私はこの赤いグラブを選ぶぜ」


『それピッチャー用だね』


魔「ほう、じゃあ私はピッチャーか」


『たぶん外野やってもらうけど』


魔「何でだよー。ピッチャーがいい」


『いや、魔理沙ピッチャー合わないと思うよ』


魔「合うし」


『まあ、適性はまた今度見ようか』


紫「で、帰っていいの?」


『はい。大丈夫です』


魔「歩き疲れたしな」


紫「じゃ、忘れ物しないように」


『はい、何も持って来あああああああああああああ!』

第7回執筆中です。

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