お嬢様にはよくあること
はいはい、メリークリスマス!(怒)
やっぱり間に合いませんでした。申し訳ございません。
冬の終わらぬ間には必ずまともなお話を書きますのでご容赦ください。
今回は戒めに二年前に作ったらしいボツ作品を公開いたします。
どんな精神状態で書いたんだ、これ。
レ「ほら、アメリカンショートヘアって犬いるじゃない?」
咲「いません」
レ「えっ」
† † † † †
レ「このコーラ炭酸抜けてるわよ」
咲「それ墨液です」
レ「えっ」
† † † † †
レ「咲夜ー、いるー?」
咲「いません」
レ「えっ」
† † † † †
レ「このハヤシライス少し辛いわね」
咲「カレーです」
レ「えっ」
† † † † †
レ「咲夜って、ナイフ何本持ってるの?」
咲「めちゃたくさんです」
レ「えらいざっくりしてるわね…」
咲「ナイフだけに」
レ「えっ」
† † † † †
レ「春といえば」
咲「桜」
レ「つくし」
咲「変質者」
レ「えっ」
† † † † †
レ「今日からはヘルシーなアロマオイルで料理してちょうだい」
咲「えっ」
† † † † †
咲「ピザピザピザ………ピザピザピザ」
レ「ここは?」
咲「……レミリア……スカーレットです……」
レ「えっ」
† † † † †
レ「よし、第38回と第45回はこのパジャマで…」
魔「もう来なくて結構」
レ「えっ」
† † † † †
レ「私の愛称を考えてちょうだい」
咲「スポーティ富岡」
レ「えっ」
† † † † †
咲「あれ、ここのティーカップに入れておいた花瓶の水がない…」
レ「えっ」
† † † † †
レ「咲夜、いつも私のために働いてくれてありがとう」
咲「えっ?」
レ「えっ」
† † † † †
咲「料理のさしすせそといえば」
レ「えっ…サッと、しっかり、素敵な、先輩、それタコじゃなくてクトゥルフです」
† † † † †
映「お前説教なげーよ!」
† † † † †
レ「この味…イングリッシュブレックファスト…ね?」
咲「こぶ茶です」
レ「えっ」
† † † † †
レ「この味…トルコ産…ね?」
咲「それおしぼりですよ!?」
レ「えっ」
† † † † †
レ「この味…ナポリタン…ね?」
咲「ペペロンチーノです」
レ「ニンニク入れてんじゃねぇよ!」
† † † † †
フ「おねえさまくさい」
レ「えっ」
† † † † †
レ「あいうえお作文で私を讃えなさい。まずはレミリアのレ!」
咲「レンガ造り」
レ「えっ」
† † † † †
咲「あいうえお作文で私を誉めてください。まずは咲夜のサ!」
レ「三流」
咲「えっ」
† † † † †
レ「私はどーれだ。一、おぜう。二、どぜう。三、ゆず。四…」
咲「三! 三、三!」
レ「えっ」
† † † † †
レ「クラムチャウダーね?」
咲「それ血です」
レ「なにそれこわい」
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華「お前、説教なげーよ!」
† † † † †
レ「このカーテン汚れてない?」
咲「明るいうちに洗っちゃいますね」
レ「おいやめろ」
咲「えっ」
灰「………」
† † † † †
こ「おねえちゃん大好き!」
さ「私もよ、こいし!」
レ「よそでやれ」
† † † † †
早「あやややや(笑)」
文「はは。蒸し焼きにしますよ?」
レ「よそでやれ」
† † † † †
天「ちょっと、この女誰よ!」
『てんこちゃんうるさいよ』
レ「だからよそでやれってえええええええ!」
† † † † †
レ「いやー、咲夜が買い物に出かけちゃったからひまね。ひまだわー。ひますぎて軽くヤバイわー。ひますぎて耳からノーベル賞出るわー。あ、出た。よっ、と。見ろ、これがスカーレット流フラミンゴ立法だ! 説明しよう。フラミンゴ立法とは片足立ちのかっこいい言い方なのだ! おっと、ちっ、バランスを崩したか。レミリア選手、記録23秒04。世界新。ふっ、世界新、か。くだらん。あいにく私は記録なんかに興味はないんでね。記録より記憶に残る女、レミリア・スカーレット。モノマネやります。えー、伝説の試合10.19で10回表に三振して悔しさを噛み締めながらベンチに戻る近鉄バファローズ、オグリビー。ぶぇー、ぶぇー、ぶぇーぶぇーぶぇー。ぶぇーでぶぇんでぶぇででぶぇぶぇぶぇー。すかっ。あ、左打ちか。まあよい。あー、マジで咲夜いないと暇だわー。早く帰って来ないかなー」
咲「いますよ」
レ「ひゅッ!?」




