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もっと東方寝巻巻。  作者: もっぷす
第6回
153/173

13 毛布

前回の問題の答え

問題「第2回パーティーでパチュリーがこぼした飲み物は?」

→答え…コーヒー(第22話「5 かっぱ巻き」より)

『布団持参って言わなかったの?』


魔「いや、言った。言った言った」


『だって、みんなキョトンとして』


こ「言ったっけ?」


華「言われていなかったと思いますが」


ぬ「聞いてないね」


布「我も」


『ほらね?』


魔「いや、ちょっと考えてみろ。このメンツが人の話をちゃんと聞くか?」


『確かに』


華「聞きますよ!」


布「我は聞いてない」


ぬ「私も聞いてない」


こ「ザッハトルテ」


華「ちょっ、私は聞いてます!」


『じゃあ確認だけど、俺の好きなアイドルは?』


華「えっ…」


『やっぱり…』


華「いえ、えっと…聞いてましたけど、忘れただけで…」


『それは聞いてないって言うんだよ』


ぬ「そーだ」


こ「さいだー」


布「仲間だー」


『魔理沙はちゃんと聞いてたよね?』


魔「まあな」


『じゃあ正解は?』


魔「まあ、あれだろ? あかり…みたいなあれだろ?」


『あかりちゃんはアイドルじゃないよ』


魔「いや、あかりじゃないけどさ、まあ、あかりみたいな、ちょっと似てるあれだよな」


『どんな?』


魔「まあ、とりあえずイヌミミで…」


『はい違う! 違いますよー!』


魔「ああ、はいはい聞いてなかったよ」


ぬ「おまえの話なんか聞くかよ」


布「興味の無いことは記憶できぬからな」


こ「おにいちゃんのセリフいらない」


華「私も正直興味ありませんでしたし」


『いや、何気にこいしちゃんの一言が重すぎて…』


魔「で、誰だっけ?」


『まあ、言ってないんですけど』


魔「おい!」


布「言ってないのに質問すなーっ!」


こ「ずこーっ!」


ぬ「どどーっ!」


華「すってん!」


『何でそんな百年前のリアクションなの?』


魔「なんだよ、言ってないって」


『いや、誰か気付くと思ったんだけど』


ぬ「まあ、おまえの話は本当に聞いてない」


布「我はわりと聞いてるけど、すぐ忘れるタイプ」


こ「カップラーメン」


華「私は、言ってないってちょっと思ってました」


『まあ、みんな話聞いてないってことだね』


魔「じゃあお互い様ってことか」


『そうみたいだね』


魔「そんなもんか。じゃ、この話は終わりか」


『うん、そ…って終わらないよ布団無いよ!』


ぬ「どうすんだよ」


布「布団をいかんせん」


魔「まあ、おまえらは無くても大丈夫だろ」


こ「わたし、ふかふかのベッドがいい」


華「それはどう考えても無理かと…」


『もうアレやるよりほか無いね』


ぬ「なんだよ、アレって」


『俺を真ん中にしたハーレム就寝』


魔「おまえ、女苦手だろ」


『まあ』


華「あ、そうなんですか」


布「女子に弱いという意味であろう」


魔「いや、もうそのままの意味で」


『いいから、とりあえずハーレムやろうよ』


魔「いいけど、泣いたり吐いたりするなよ?」


『頑張ってみるよ』


ぬ「どんな危惧だよ」


こ「じゃあ、まずはおにいちゃんが寝て」


『そうだね。よいしょ』


布「次はどうする」


『えっとねぇ、じゃあ…』


魔「ああ」


『………』


ぬ「………」


『ダメだこれ!』


こ「なにが?」


『ハーレムじゃなくて、お()りになるよ!』


布「何故そうなる」


『子供ばっかじゃん』


魔「まあ、私以外は」


ぬ「おまえまんまガキだろ」


布「ぬえこそ思考回路がクソガキであろう」


こ「布都ちゃんもペドいよ」


華「…私は明らかに彼女らと路線違いますよね?」


『あ、華扇ちゃんは向こうで寝て』


華「なんで私だけ!」


『…あんまりエッチなのは…ちょっと…』


華「何で都合よく襲われる妄想してるんですか!」


布「そのような事はよい。布団をどうするかであろう」


華「よくないんですけど」


魔「とりあえず、おまえは床で寝るとして」


『やっぱり俺は床か』


魔「今回は私にも僅かに非があるから私も床でいいとして」


ぬ「お前にしか無くね?」


こ「じゃあ、わたしも仙人さんのひざまくらでいいとして」


布「我か」


『違うと思うよ』


ぬ「じゃあ私は布団でいい」


布「それはおかしい。妖怪は布団で寝ないであろう。我が寝る」


華「まあ、私は布団でなくても構いませんが」


魔「さすがに行者だな」


『あ、ちなみに枕はいっぱいあるよ』


ぬ「なんでだよ」


『まあ、いろいろと』


魔「で、寝れるのは、布団か床かソファか」


『あと、強いて言えば、こたつかな』


魔「おまえはどうする?」


『俺は床で大丈夫』


華「私も床でいいですよ」


魔「それなら、布団二人、こたつ一人で、私がソファだな」


ぬ「じゃ、私は、こたつでいいや」


布「えー、我妖怪と寝るの?」


『帰ってもいいよ』


布「おぬし、冷たいのう」


こ「わーい、おふとん」


『あ、布団の人、毛布は魔理沙に渡して』


布「え、我のは?」


『悪いんだけど、掛け布団だけで我慢してね』


こ「はい、毛布」


魔「お、おう、悪いな」


『あと、華扇ちゃん、ちょっと薄いけどタオルケットでいい?』


華「あ、どうも」


『よし、じゃあ寝ましょうかね』


こ「うん」


ぬ「あー疲れた」


布「明日は何をしようぞ」


華「よいしょ」


魔「ちょっと待て」


『え?』


華「どうかしました?」


魔「おまえ、どうするんだよ」


『え、寝るけど?』


魔「そうじゃなくて、掛ける物だ」


『ああ、それなら大丈夫だと思うけど』


魔「大丈夫って、かっこつけて風邪ひくつもりか?」


『まあ、毛布とか布団は他にもうないけどさ』


魔「ん」


『え?』


こ「………」


ぬ「………」


華「………」


布「………」


魔「ん」


『な、何?』


魔「別に入れるだろ。隣なら」


『毛布?』


魔「風邪ひかれても寝覚め悪いしな」


『…魔理沙…』


魔「まあ、今回は私も悪かったし」


『魔理沙…』


魔「…なんだよ…」





『パーカーとか掛けるからいいよ』





魔「ああ、そう」

第13問

「第5回パーティーで、早苗が夕食に出ると予想していた料理は?」

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