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もっと東方寝巻巻。  作者: もっぷす
第6回
152/173

12 仲間

前回の問題の答え

「第1~134話のうち、最も久しぶりに更新された(=前の更新から投稿期間が開いた)お話は?」

→答え…第132話「おしゃれな帽子」

(前話「わぁいはーれむ あかりはーれむ大好き」から41日ぶりの更新)


1ヶ月以上ということで申し訳ない限りです。2位以降は以下のとおりです。

2位 第48話「義理3」(36日ぶり)

3位 第125話「布都、骨折。」(29日ぶり)

平均更新間隔は、134話までで、およそ6日に1話でした。

華「それで、その鵺の妖怪と知り合った経緯は?」


『え、お寺行ったときかな?』


ぬ「忘れた」


『たぶんそうだったと思うけど』


ぬ「おまえごときのことなんか覚えてらんないし」


布「それは否めぬな」


こ「ひどいね」


華「ちなみに、大丈夫なんですか?」


『え、何が?』


華「鵺っていうと、結構な大妖怪ですよね?」


『いや?』


ぬ「あん?」


魔「まあ、私よりは弱いか」


ぬ「いや、白黒よりも私の方が強いから」


布「しかし、白黒よりも強い鵺が手も足も出ないほど我は強い」


こ「でも、白黒よりも強い鵺が手も足も出ないほど強い風水師を一撃でたおせるほど私は強い」


『へぇ』


華「彼女とはどのように親交を深めたんですか?」


『えー、ぬえからちょっかい掛けてきたかな』


ぬ「目障りだったからな」


『まあ、でもわりと楽しいよ。ありがとう』


ぬ「は、私は全然楽しくないし。キモいし…」


『まあ、口は悪いよね!』


こ「ひとつ思ってたけどさ」


『ん、何?』


こ「いつもの服って、アウトじゃない?」


布「あ、我も思った」


魔「私もちょっと気になってた」


華「どういうことですか?」


こ「短くない?」


『短い。それは思ってた』


ぬ「………」


華「何が短いんです?」


『スカート。ってかワンピース?』


魔「の裾」


ぬ「ほっとけ」


こ「おにいちゃん、正直に答えてほしいんだけどさ」


『なに?』


こ「正直、見えたことは?」


『…え?』


こ「見えたことは?」


『まあ、正直なことを言うと』


布「うむ」


『本当に嘘偽りなく言うと…』


魔「ああ」


『実際のところ…』


華「はい」


『無いね。無いよ。無いから』


魔「見えそうだったことは?」


『あるよ』


布「ぬえの着物は実に短いからのう」


『ちょっと、ぬえ、長くできない?』


ぬ「あん、見たくもないってか?」


『そうじゃなくて、刺激が強いからさ』


魔「だとさ、仙人様」


華「今私の話じゃないですから」


『俺はぬえのことエロい目で見てるわけじゃないし』


ぬ「はいはい。巨乳じゃなくて悪かったな」


『いや、ぬえだって俺が男だから仲良くしてるわけじゃないじゃん?』


魔「当たり前だろ」


布「今おぬしの話じゃないからな」


ぬ「それはまあ、私もおまえを男とは思ってないけど」


『だから俺はそういう邪な感情は抜きで、ぬえと接していきたいんだ。せっかく仲良くなれたんだから、俺はこの縁をないがしろにしたくない。だって、ぬえは俺の、俺の大切な、友達だから』


華「…何ですか、これ?」


こ「男女としてではなく、友達として付き合っていきたいというクリーンな関係性をアピールすることで、読者の好感度を上げるとともに、彼女が恋愛対象でないということを明確にするはたらき。(87字)」


ぬ「おまえがどう思ってるかなんてどうでもいいし」


華「これは?」


こ「相手の頼みを無下に断ることで、譲れない信念を持っていることを表現すると同時に、実際の心中では恋人関係を望んでおり傷ついたからこそ取った態度だとするとめっちゃ萌えるはたらき。(86字)」


布「えっ、おぬしら、友達だったの?」


華「こちらは?」


こ「アホ。(3字)」


華「というか、お二人は何気に仲いいですよね?」


『まあ…』


ぬ「まあ…」


魔「ぼっち仲間」


『ですよね、鵺さん?』


ぬ「おいやめろ」


こ「おにいちゃんはひとりぼっちじゃないよ」


『え、あ、ありがとう…』


こ「だってこの前、おにいちゃんみたいな、えのき見つけた」


『………』


魔「菌類系男子」


布「バイ菌系男子」


ぬ「バイ菌」


『あ!』


魔「な、なんだよ、いきなり…」


『バイ菌で思い出したけどさ』


華「バイ菌で、って…」


『最初ぬえに会ったとき、虫歯菌の妖怪かと思った』


ぬ「最悪だなお前!」


『痛い痛いたい! 踏まんで!』


こ「あー、たしかに一昔前の歯みがき粉のCMでよく見た虫歯菌に似てる」


ぬ「似てない!」


魔「まあ、フォークみたいの持ってるしな」


ぬ「フォークじゃない!」


布「ガストロフォーク」


ぬ「ガストロフォークじゃない!」


こ「フォークボール」


ぬ「フォークボールじゃない!」


華「ライスボール」


ぬ「ライスボールじゃない!」


『お前のこと嫌い』


ぬ「お前のこと嫌いじゃない!」


『ウェヒヒ』


ぬ「あ、違っ、ふざっ、キモいことすんな!」


魔「ちなみに私は枯柳さん結構嫌い」


ぬ「私もちゃんと嫌いだし」


『誰が枯柳さんだよ』


布「我はそう嫌いでもないぞ」


華「まあ、私もそこまでは」


『そういえば、さっき家のお菓子尽きちゃった』


華「帰れ、棒人間の擬人化!」


『…もうええわ』


こ「ふぁーあ…」


布「む、もう眠いのか。子供だのう」


『まあ、俺も眠いんですけど』


ぬ「寝顔に落書きするわ」


『やめてね』


布「我は全然眠くないぞ」


華「私もあまり眠くありませんね」


魔「夜の妖怪だからな」


華「違います」


ぬ「寝込みを襲う系の妖怪」


華「違います」


こ「中華サキュバス」


華「違います」


『淫ピ』


華「違います」


魔「いや、それは合ってるだろ!」


華「あっ、そうですね…」


『はは、天然かな?』


華「私は天然なんかじゃ…って淫ピも違いますよ!?」


布「えっ」


華「一瞬納得しかけましたけど違います」


ぬ「納得しかけたのか…」


華「それはあなた方が何度も言うからで…」


こ「おやすみなさーい」


『ちょっ、こいしちゃん、自由すぎるよ』


魔「もう何でもありだな」


こ「かたーい」


『布団敷かなきゃ硬いよ、そりゃ』


こ「しいてー」


『敷いてって、こいしちゃん、布団は?』


こ「えっ」


『えっ』


こ「えっ」


『まあ、確かに持ってなかったよね…誰も…』


華「えっ」


ぬ「えっ」


布「えっ」


『えっ』


こ「………」


華「………」


ぬ「………」


布「………」


『…え、いや、魔理沙、布団持参って、もちろん言ったよね?』





魔「えっ」





『えっ、じゃないよ!』

第12問

「第2回パーティーでパチュリーがこぼした飲み物は?」

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