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もっと東方寝巻巻。  作者: もっぷす
第6回
151/173

11 誘拐

前回の問題の答え

問題「主人公と魔理沙が借り物ウォーキングをしたときに、魔理沙が霊夢から借りた物は?」

→答え…お札(第116話「「借人」と書いて「かりゅうど」と読みたい」より)


エクセレント食欲ゴリラマシーン21の異名を持つ霊夢から借りました。

『で、こいしちゃんと初めて会ったのは』


華「いつなんですか?」


『えっとねぇ、たしか、えっと』


布「おぬし、覚えておらぬのか?」


『いや、ええっ、あれ、いつやろ』


こ「ひどい! わたし、あれが初めてだったのに…」


ぬ「………」


魔「………」


『いや、何もしてないよ!』


魔「まあ、イヌミミじゃないからな」


『俺のストライクゾーンそれだけじゃないよ!』


ぬ「脚フェチ」


『そんなことないよ!』


布「ええい、早く話を進めぬか」


『うわ、布都ちゃんに言われた…』


布「ほれ、(はよ)(はよ)う」


『えーと、さとりんよりは後に知り合ったと思うんだよね』


華「誰ですか?」


『地底の覚り妖怪』


布「今思ったのだが、地底という言葉は変ではないか? 地の底というと、恰も大地が平面であり掘り進むと底に辿り着くかのようではないか」


『初めて地霊殿に行ったのは、魔理沙に案内してもらったときね』


魔「そうだな」


『色んなとこ行って、色んな人に紹介してくれたんだ』


華「殊勝ですね」


魔「まあ、正直言うと知り合いになっておかないと危険だからな」


『あ、そんなおそろしい理由が…』


ぬ「気になってたんだけどさ」


『何?』


ぬ「あの、おにいちゃん、って、やっぱり言わせてんの?」


『その話もう終わったじゃん!』


華「その時は彼女、まだ来てませんでしたよ」


ぬ「で、言わせてんのか?」


こ「ある日、今日から僕が君のおにいちゃんだよ、って」


魔「………」


布「おぬし…」


『違います。いつの間にか呼ばれてました』


華「何でそんな呼び方を?」


こ「決まるまではおにいちゃんかもしれないから」


ぬ「は?」


魔「どういうことだ?」


『いや、俺に訊かれても…』


布「なるほどな」


華「わかったんですか?」


布「当然であろう」


ぬ「出たよ、知ったかぶり」


布「本当にわかっておる」


魔「じゃあどういうことだ?」


布「おぬしらの関係が決まっておらぬということだ」


『関係?』


布「さよう。故に一番萌え萌えのおにいちゃんと呼んでも構わぬということだな」


魔「そうなのか?」


こ「ちがう」


布「で、我との出会いは?」


魔「おいおい…」


ぬ「聖白蓮17歳です…」


魔「おいおい…」


華「その尸解仙とも何かエピソードが?」


『まあ、ヤバいから近づくなって言われてたけど』


ぬ「は、誰に?」


『魔理沙』


魔「だから言ったろ?」


『うん』


布「我馬鹿にされてる?」


華「まあ」


『俺が妖怪の味方してるとか言って押し掛けてきたよね』


ぬ「してるじゃん」


『してないよ!』


こ「今だって妖怪いるよ?」


『別に妖怪とか人間で考えてないよ』


華「女だったら何でもいい…」


『違うよ!』


ぬ「妖怪に恋しちゃうし」


『してないよ』


こ「妖怪のこいしちゃんだし」


『だから何だよ』


魔「ちょっと待て。妖怪に…何だって?」


布「ええい、おぬしら、我との感動的な出会いの話を邪魔するでない!」


ぬ「感動的なのか…」


華「感動的ですか…」


こ「………」


布「おぬしら、疑っておろう?」


魔「本当に感動的なのか?」


布「ほれ、言ってやるがよい」


『いや、妖怪の味方は人間の敵だヒャッハーって誘拐されかけた』


魔「全然感動的じゃないな」


布「我の強い正義感が感動的ではないか」


ぬ「人間の敵じゃなくて女性の敵だしな」


華「…どこがでしょう?」


こ「おにいちゃん画面の向こうにしか手は出さないのに」


『…はい?』


布「我は人間のためを思ってしたのだぞ?」


『だから、俺妖怪の味方じゃないから、誘拐しても無意味なの』


華「まあ、でも妖怪と馴れ合い過ぎというのも考えものですね」


ぬ「別にいんじゃね?」


布「よいわけがあるか」


こ「どうしてダメなの?」


華「妖怪対人間の形を守るためです」


魔「まあまあ、この会は別に妖怪との共存が目的じゃないし」


『そしてある意味、妖怪対人間の形は守られてるし』


華「どういうことですか?」


『妖怪&仙人対俺』


華「確かに」


ぬ「確かに」


布「確かに」


こ「確かに」


魔「確かに」


『もっと優しくしてもいいよ?』


華「私は比較的普通に接してるつもりですが」


『まあ、比較的ね』


こ「ちなみに、仙人さんとはどう知り合ったの?」


『えっと、まあ、最近知り合ったんだけど』


華「そうですね。山に来たときに」


『そう、魔理沙から話聞いて見に行った』


魔「話なんかしたか?」


『しました』


華「あ、そういえばあれは美味しかったですね」


『ああ、わらび餅?』


華「くず餅です」


ぬ「どっちでもいいだろ」


魔「というか、あれだな…」


華「何ですか?」


魔「何と言うかさ…」


華「はい?」




魔「本当、食べてばっかりだな…」





布「おぬし、自分を棚に上げて…」






ぬ「お前もだろ…」








こ「パンストもね…」








『こいしちゃんもね!』

第11問

「第1~134話のうち、最も久しぶりに更新された(=前の更新から投稿期間が開いた)お話は?」


まあ、小説ページをご覧いただけばわかりますが、割り込み投稿もあるので結構カオスですし、昔から拙作をチェックしていないと解けない気がするかもしれませんが、正解は比較的最近のお話です。

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