7 機雷
前回の問題の答え
問題「第4回パーティーで、参加はしていないが、登場した人物は誰?」
正解→咲夜と永琳(第74話「1 おせんべい」、第75話「2 ひじょうしき」より)
「誰?」と訊きながら正解は二人という、ちょっといじわるな問題でした。
第4回の登場キャラを整理すると、
・もともと参加予定で参加→主人公、魔理沙、フラン、輝夜
・もともと参加予定だが不参加→永琳
・参加予定はなかったが参加→てんこちゃん、衣玖さん
・参加予定はなく不参加→咲夜
という、ちょっと特殊なパーティーでした。
『何か俺、今回罵られすぎじゃない?』
魔「嬉しいか?」
『悲しいよ』
魔「罵られるのは、おまえに非があるからじゃないのか?」
『…たしかに理屈の上ではそうだね』
魔「じゃあおまえが悪い」
『…えぇ…なんか納得いかない…』
魔「完全論破だろ」
こ「おにいちゃんのおひたしゲロうまだね」
『おいしいのかマズイのかわかんない表現だね」
布「なんじゃあ、これは。草ばっかりだのう。草不可避だのう」
『布都ちゃん、いつもしっかり野菜食べてる?』
布「無論、食べておるぞ。半分残すが」
ぬ「全部食えよ」
布「苦いのはいやなのだ。わかるであろう?」
ぬ「子供か」
『魔理沙でさえ全部食べるのに』
魔「おまえは何だ、喧嘩を売っているのか?」
『いやね、野菜出すと文句言うじゃん』
魔「肉食系女子が流行り目だぜ」
『いやいや、肉食「系」だから。肉食じゃなくてもいいわけよ』
こ「おにいちゃんのおひたし、オープン・ザ・プライス!!」
『ちょっと静かにしてね』
こ「はあい」
ぬ「好き嫌いとかお子様だねえ」
魔「あん」
『ぬえは嫌いなモノないの?』
ぬ「ないね。強いて言うならおまえ」
『俺は衣玖さんにおいしく食べてもらうんで』
ゴッ
『いたい!』
魔「下ネタ禁止!」
『ぬえが先に言ったんだよ!』
ぬ「言ってねえよ!」
『ちなみにこいしちゃんは嫌いなものある?』
こ「機械水雷」
『そうだね。機雷だね』
こ「那珂ちゃん」
『ん?』
布「因みに我は嫌いな物は殆ど無いぞ」
『いや、さっき残すって…』
布「嫌いではない」
『ああ、贅沢という名の悪魔に憑かれてるんだ』
布「少なくとも食わず嫌いはない」
『まあ、それはいいことだけどさ』
布「我、何でも口に入れるし」
『そ…』
魔「通報した」
『ちょっ、俺ひらめいてないよ!』
ぬ「肉足りない」
『えっ、煮付けに入れたじゃん』
ぬ「足りないっつーの。もっとステーキとかがいいんだよ」
『そんなお金無いし、煮付けもおいしいよ』
ぬ「ぬえ様への敬意が足りてないんじゃね」
『んー…ごめん。口に合わなかったんだね…』
ぬ「え、あ、いや、別にこれがまずいとは言ってねーし」
『………』
こ「………」
魔「………」
ぬ「…いや…べつに………うまいし…」
布「あ、我おかわりで」
『あ、うん』
たったったっ
華「もう淫ピとは呼ばせない!」
『あ、華扇ちゃん上がったんだね』
華「どうです、このシックで大人びた黒い寝巻き」
『へえ、なんかすごい黒いね』
こ「クソみたいな感想」
『………』
華「行者は世間に疎い印象がありますけど、服装は普通でしょう」
魔「なんていうかセンスないな」
ぬ「モロ部屋着って感じ」
『パジャマだから部屋着でいいんじゃない?』
魔「いや、パジャマパーティーだしな」
華「…ま、まあいずれにせよ淫ピは卒業です」
ぬ「でも胸がエロい」
華「エロくない」
魔「デカければいいってもんじゃない」
華「好きでデカいんじゃありません」
ぬ「じゃあ間を取って、エロ仙人ってことで」
華「ぜんぜん間じゃない!」
ぬ「私と白黒の間」
華「完全にそっち側の意見!」
『華扇ちゃん』
華「何ですかこの忙しいときに!」
『ご飯食べないの?』
華「あ、食べます」
『じゃあ早く座りなよ』
華「はい」
『…素直やなあ…』
華「それでは、いただきます」
『はい、ライスね』
華「どうも」
ぬ「ちなみにあんたの煮付け正体不明にしといたから」
華「なんてことするんですか!」
煮「コ...コンヌ...ヌボォ...コンヌティワ...」
華「煮付けがシャベッタァッ!」
こ「こ…こんぬ…ぬぷぅ…こんぬ映画祭…」
布「妖怪がシャベッタァッ!」
『布都ちゃん、それは普通だよ!』
華「ほっ、普通なら安心ね」
『いや、そっちは普通じゃないよ!』
魔「ってか、煮付けって言ってる時点で正体不明じゃないだろ」
ぬ「ばれたか」
華「あ、煮付けに戻った…」
煮「ボク...ニツ...ニツケェ...」
華「でもしゃべる!」
『これいよいよどうなってるの?』
華「こ、こんな悪い煮付けは…煮付けは…」
煮「...ヤ...ヤメテ...インピチャン...」
華「食べちゃいますッ!!」
ガツガツ…
華「げぷっ」
ぬ「うわっ、本当に食べた…」
華「美味しゅうございました」
ぬ「煮付けに見える正体不明にした紙ねん…別のものだともしらずに…」
華「紙ねんどって言いました?」
ぬ「野菜って言った」
華「いや、絶対聞き間違えませんよ!」
魔「かみねん、の四文字から始まる野菜があるんだよ」
こ「紙ねんどとか」
『………』
魔「…おい、ツッコミを…」
『………』
魔「そうそう紙ねんど…って違うぜ!」
華「ほっ、紙ねんどなら安心ね」
『………』
魔「いや、安心じゃないだろ!」
ぬ「多い日も安心」
『………』
魔「何が多い日だよ!」
こ「お茶」
『………』
魔「これが本当の『おおいお茶』ってやかましいぜ!」
布「ごちそうさまであった」
『………』
魔「おまえも話にからんでこいよ!」
こ「からむって、触手か!」
『………』
魔「そのツッコミはなってねえよ!」
『………』
魔「んで、おまえは突っ込めよ!」
『魔理沙…』
魔「なんだよ」
『ツッコミ苦手?』
魔「う、うるさいな…」
『どれどれ。俺ちゃんミシュランが星をつけてあげよう』
魔「は?」
『魔理沙のツッコミ…星ゼロ』
魔「…ほっとけ」
『ぬえのボケの突っ込みやすさ…星ゼロ』
ぬ「悪かったな」
『華扇ちゃんの天丼の使いどころ…星ゼロ』
華「え、デザートに天丼が出るんですか?」
『こいしちゃんのボケのわかりやすさ…星ゼロ』
こ「ガーターベルト!」
『布都ちゃん…星ゼロ』
布「なんで我だけ存在評価!?」
『以上が俺ミシュランになります』
魔「じゃあ私もおまえに星付けるわ」
『こいよ』
魔「おまえの変態度…星三つ!」
ぬ「おまえのロリコン度…星三つ!」
華「貴方のマゾ度…星三つ!」
こ「おにいちゃんの脚フェチ度…星三つ!」
布「太子様のカリスマ性…星三つ!」
『悪口ばっか…って一人違う!』
第7問
「第1~134話のうち、最も字数の多いお話は?」
もちろん、まえがき・あとがきは含まず、本文部分だけでお考えください。
一番短いお話約10個分の字数です(笑)




