6 家鴨
前回の問題の答え
問題「第1~134話のおまけ部分で、登場回数の多いキャラ3位は誰と誰?」
正解→レミリアと咲夜
正直、
正解者が
出る
と
思わなかった…。
魔「あのな、おまえの立ち位置はあくまでツッコミだ」
『まあ、他のみんながボケるからね』
魔「なのにツッコミを放棄して、マゾキャラを確立しようとはどういう了見だ」
『…いや、まあ、うん、条件反射で…』
ぬ「じゃあ本物のMだろ」
『う、それは…』
魔「とにかくだ。おまえはドMを引退しろ」
華「…Mに引退って概念あるんですか?」
こ「ぼうし交換しよう」
布「いや、これ烏帽子だから」
『まあ、これからはちゃんとツッコミに徹するよ』
魔「おう、それでいい」
『今回はメンツ濃いからね』
魔「そうだな。おまえはロボットのようにツッコミだけすればいい」
こ「なんで頭になすびのせてんの?」
布「いや、これ烏帽子だから」
『ロボットってツッコミすんの?』
魔「非想天則はしてたぜ」
『うそおっしゃい』
ぬ「ツッコミぬるっ」
華「おかんのあしらい方ですね」
こ「垂直リーゼント」
布「いや、これ烏帽子だから」
『そんなに烏帽子がオモロイか!』
こ「昔々、すごくかわいい花柄ピンクの帽子があったそうな」
布「とある関西出身の貴族はそれを見てこう言ったという」
こ「おお、これは、ええ帽子や」
布「ええ帽子。これが烏帽子の語源であった」
布「って、そんなわけがあるか!!」
こ「豪族のノリツッコミ!」
『烏帽子そんな引っ張るようなネタじゃないよ!』
魔「ええ帽子や」
華「………」
ぬ「ゆでたまごや…」
華「…ぶっ…!」
『なんかツボってる人いる!』
こ「よかったね、ふとちゃん」
布「まあ、我のボケにかかればこんなものよ」
魔「おまえのボケじゃないぜ」
こ「おにいちゃんのヘンタイ三点倒立野郎!」
『脈絡もない罵声!』
布「えっ、我のボケがウケたんじゃないの?」
『反応遅いよ!』
魔「私のボケがウケた」
『いや、魔理沙のでもないよ!』
華「そもそもウケてない」
『いや、めっちゃウケて床バシバシ叩いてましたけどねぇ!』
こ「ゆかバシを叩いて渡る」
『ゆかバシは叩けないよ! どこのことわざだよ!』
布「ゆかバシは俺の天の橋立」
『どんなカップリングだよ! 紫さんと誰!』
魔「バシリスク」
『化けモンじゃねぇか! 幻想郷ならではですね!』
ぬ「おまえ足くさい」
『ああそれはすみませんねマジメンゴ!』
………………
『…つかれた…』
魔「お疲れ」
『…もう帰りたいよ…』
こ「おにいちゃん、わたし、おふろ入りたい」
『あ、うん、いいんじゃない?』
華「私なら最後でかまいませんよ」
こ「じゃあ入ってくるね」
『どうぞー』
魔「さて、いいかげん晩ごはんにありつきたいな」
ぬ「たしかに」
布「たしかに」
華「たしかに」
『いや、華扇ちゃんはあんなにお菓子食べたじゃん…』
華「お菓子と、食事を欲することに何か因果関係が?」
『あるでしょ』
華「それはお菓子を食べ過ぎた時だけでしょう」
『充分食べ過ぎなんだけど』
華「たった三袋ですよ」
『ポテチのファミリーサイズをね!』
魔「食い過ぎだぜ…」
布「ポテチってなに」
『揚げた芋』
布「あ、挙田妹子(583-618)だと!」
『スルーします』
ぬ「あーあ、太るの確定だな」
魔「たしかに。あんな脂ギトギトのもの」
華「太りにくい体質なので」
ぬ「あんた、ムチムチだろ」
魔「ムチリスク」
『バシリスクのくだりはもういいよ』
華「私の体型は別に普通…あっ…」
ぬ「………」
魔「………」
布「………」
『そ、そろそろご飯作るね!』
魔「わーい」
華「わーい」
布「わーい」
『僕はもう悲しいよ』
ぬ「モテないからか?」
『ううん。それは別にいいんだ』
ぬ「いいのかよ…」
『皆がご飯目当てなんだと思うと悲しくてね』
ぬ「いいから早くメシ作れよ」
『…えーん』
………………
こ「おにいちゃん上がったよからだふいて」
『今ご飯作ってるから自分で拭いてね』
ぬ「ってかもうパジャマ着てんじゃん」
こ「え、私のパジャマそんなにかわいい?」
ぬ「言ってねえよ」
布「ま、まさかその寝巻き…」
魔「なんかあるのか?」
布「おぬし、尸解仙…だな?」
魔「パジャマでわかるのかよ…」
こ「うん、わたし歯科医さんだよ!」
魔「噛み合ってないじゃないか」
華「歯医者だけに、ですか」
魔「…やめてくれ」
ぬ「てか、尸解仙って何」
華「下級の仙人ですね」
ぬ「他にどんな仙人があんの」
華「まあ、天仙とか、地仙とか」
魔「ぬれせんとか、えびせんとか」
布「愚か者め。それは煎餅だ」
魔「新しいタイプのツッコミをありがとう」
ぬ「じゃあ、あんたあんまりすごくないのか」
布「え、我?」
ぬ「うん」
布「いや、我はすごいけど?」
ぬ「自分ですごいとか」
魔「そういうおまえも大妖怪とか言ってるだろ」
ぬ「私は実際に大妖怪だから」
『「態度が大」妖怪』
ぬ「うるせぇ黙ってメシ作ってろ!」
こ「布都ちゃんのパジャマかわいいね」
布「そうであろう。今日の為に屠自古に見繕わせたのだ」
華「それでアヒル柄になったんですか?」
魔「騙されてるだろ」
ぬ「すげーだせぇ」
こ「私のパジャマはちょっとズボンのすそがながいよ」
魔「袖も長いな。サイズ合ってないんじゃないか?」
こ「ロリコン歓喜」
魔「いらん配慮だな」
ぬ「んで、淫ピは風呂入んないのか」
華「ああ、そうでした。お風呂は久方ぶりだわ」
魔「えっ」
ぬ「えっ」
布「えっ」
華「えっ」
ぬ「言われてみれば、すっぱいにおいがするような」
華「あ、いえ、そうではなくて…」
魔「らいじょうぶだ、わかってる。みらまで言うな」
華「いや、鼻つまんでるじゃないですか!」
布「引くわ」
華「だから違うって」
こ「フェチ歓喜」
華「最近は沐浴が多いから、お風呂に入るのがひさしぶりなの!」
ぬ「でもくさい」
華「くさくありません!」
魔「まあ、要するに風呂に入るくらいなら、くさい方がマシってことか」
華「違っ…何を要したんですか!?」
布「あのな、風呂はな、入るべき」
華「いや、だから体は清潔に保ってるって!」
こ「フェチしょんぼり」
華「だからフェチって何ですか、そんなフェチいるんですか!」
魔「いや、ツッコミはいいから早く風呂入れよ」
華「…まあ、そうですね。それでは…」
『みんなー、ごはんできたよー』
華「えっ、早っ…」
『あれ、どうしたの華扇ちゃん、ご飯食べないの?』
華「いえ、食べますよ。食べますとも。食べないことがあろうか、いやない。反語」
『じゃあお箸ここ置いとくよ』
華「いや、まあ、いいですよ、いいんですけどね…」
『え、まさかお菓子食べ過ぎて食欲無…』
華「はっ、これって入浴の妨害…このフェチがッ!」
第6問
「第4回パーティーで、参加はしていないが、登場した人物は誰?」
…簡単ですかね?
ちなみに、前回・前々回の答えの補足として、活動報告の方に「全編・おまけ登場回数上位入賞者」を掲載します。結構意外です。見てね!




