4 痴女
前回のあとがきの問題の答え
問題「第3回パーティーのビンゴで最初に上がったのは誰?」
→答え…ナズーリン(第60話「10 デュアルリーチ」より)
ちなみに、最後に上がったのは誰かわかりますか?
正解は咲夜さんです。お嬢様はドロップアウトしたので上がってはいません(笑)
魔「上がったぜ」
『おそいよ魔理沙』
魔「そうか? 私は早い方だと思うが」
『おかげでもうアホ娘四人に突っ込み疲れたよ』
魔「………」
『ん、どうかした?』
魔「………」
『………』
魔「…もげろ」
『何が!』
魔「この下ネタ魔人が」
『どこが!』
ぬ「女相手に下ネタとか、見下げ果てた雌ブタ野郎だな」
『雌で野郎っておかしくね?』
ぬ「こまけえよ」
こ「次はだれがおふろ?」
布「ふむ。我が参ろうぞ」
『だってさ。華扇ちゃん、オッケー?』
華「はい、まだ食べてますから」
『…いつまで食べてんの』
魔「あ、おい、私のお菓子を勝手に」
『俺のだよ』
ぬ「は、何で」
『俺が俺のお金で俺の為に買ったからだよ』
ぬ「利己主義者」
『なんかおかしいこと言いましたかね』
こ「おかしだけに?」
魔「うわ、寒い男だな」
『偶然だよ』
魔「懐も寒いし」
『何故かエンゲル係数高いからね!』
華「まあ食費は仕方ありませんね」
『自分の食費はね!』
布「我もう湯浴みしていいの?」
『早く入れよ!』
布「え…うん」
こ「おにいちゃん、あそぼうよ」
『え、うん。いいよ』
こ「おままごとしよ」
『…ちょっと恥ずかしいな』
こ「私、となりの部屋の40代専業主婦やる」
『パパとママが主軸じゃないの?』
こ「おにいちゃんはこの道ひとすじのベテラン刑事役ね」
『主役は!?』
こ「マリーサが最近郊外にできたショッピングモールに勤めてる化粧品販売員」
魔「私もやるのかよ」
こ「パンストはこの市唯一の駅で働いてる車掌」
ぬ「パンストじゃぬえ、ニーソだ」
こ「淫ピはテーマパークによく出没する痴女」
華「私だけ職業じゃないんですが…」
『ってか、接点なさすぎだよ。ままごとできないよ』
こ「だいじょうぶ。やってみなきゃわかんないよ」
魔「いや、どう考えても無理だろ」
こ「はい、じゃあスタート」
ぬ「…ほんとにやんのかよ」
こ「ああ、アンニュイな昼下がりだこと。昼ドラでも見ましょ」
『………』
こ「ポチッ。うーん、この俳優はほんと演技ヘタねぇ」
魔「………」
こ「娘役の女優もずいぶん老けたわねぇ」
華「………」
こ「みんな、ちゃんとやってよ!」
ぬ「いや、入りよう無いだろ!」
こ「あるもん。みんなそれぞれのリアルな生活を表現すればいいの」
魔「それは無茶ってもんだぜ」
こ「できるもん。おにいちゃんはできるよ。ほら」
『え? えと、今日は事件がなくて平和だなあ』
こ「クソみたいな演技」
『ん、今、クソみたいって…』
こ「ほら、みんなもちゃんとやるの」
華「…本気ですか?」
魔「やれやれだぜ」
こ「ああ、もうドラマは飽きちゃったわ。パチンコでも行こうかしら」
『やることもないし書類の整理でもするか』
魔「あー、客が来なくて暇だぜー。もう帰ろうかな」
『いや、それはダメだろ…』
ぬ「…き、切符拝見しまーす」
華「…今日もテーマパークに来たわ」
こ「やっぱりパチンコじゃなくて買い物にしましょ。バッグ、バッグと」
『む、これは二ヶ月前の未解決事件の書類…』
魔「あ、客が来た。と思ったら冷やかしだった。やっぱ帰るか」
『…だから帰ったらマズイって』
ぬ「…切符拝見しまーす」
華「…き、今日も変態行為を頑張るわよ」
こ「面倒だし今晩も惣菜で済まそうかしら」
『この強盗事件、被害者の家に争った形跡は無い、か』
魔「お、客だ。それは新商品だぜ。盗むなよ」
ぬ「切符拝見しまーす」
華「…え、えーっと、そこの殿方、少しよろしいかしら」
こ「洗剤はまだあったかしら。まあいいか面倒だし」
『ん、この事件、現金は全く盗まれていない…不自然すぎるぞ』
魔「決まったか。どれ、合計30万になるぜ」
ぬ「切符拝見しまーす」
華「あの、その、ちょっとお茶でもいかが?」
こ「さて、買うものも買ったし帰…」
『やっぱ無理だよ!』
こ「え?」
『え、じゃないよ。これなんか楽しいの?』
こ「うん」
『楽しくないよ。魔理沙は詐欺だし』
魔「繁盛してるだけだ」
『ぬえはキップ観察が趣味だし』
ぬ「車掌の仕事なんか知らないんだよ」
『華扇ちゃんは痴女じゃなくて逆ナンだし』
華「痴女の仕事なんか知らないんですよ」
『もっと有意義なことにしようよ』
こ「じゃあ役を一新する」
『うん』
こ「私、おにいちゃんの妹役」
『そうそう。ままごとっぽい』
こ「マリーサは隣に住んでる幼馴染役」
『家族じゃないけど近所ならいいか』
こ「パンストはクラスメイトのツンデレ不良役」
『家族じゃないけどクラスメイトならいいか』
こ「淫ピは痴女役」
華「痴女一択やめてくれませんか?」
こ「おにいちゃんは三つ編みメガネ委員長役」
『女役かよ! 何のためのギャルゲ配役だったんだよ!』
魔「ギャルゲーに痴女はいない」
ぬ「たしかに」
華「なんで私が冷ややかな目で見られてるんですか!」
こ「とりあえずスタートね。ねえ、おにいちゃん、私、ずっとおにいちゃんのことが好きだったの」
『もう終わるよそれ!』
こ「ここですかさず幼馴染が割り込む」
魔「おう。あのな、実は私はおまえのことが、けっこうどうでもいい」
『割り込んでおいてそれかよ!』
ぬ「私は憎んでいた」
『悪化した!』
華「私は痴女」
『ただの自己紹介!』
こ「はい、で、次おにいちゃん」
『くっ、これは俺が誘惑するしかないのか』
こ「おにいちゃん、俺じゃなくて私」
『うむ。私もおにいちゃんのことがすきだったの』
魔「待て。おまえは妹じゃない。三つ編みデコメガネ委員長だ」
『デコってあったっけ?』
こ「ここですかさずツンデレ不良が割り込む」
ぬ「パリーン。おらぁ、ここがテメェん家かぁ」
『(ガラスを)割り(家に乗り)込む!』
こ「さらにピンク髪シニョン中華系エロ巨乳仙人も乗り込む」
華「私も実は…」
華「…って、役じゃなくて私そのものになってる!」
第4問
「第1話から第134話までで、登場回数の多いキャラ1位、2位、3位は誰?」
1位、2位はともかく、3位は意外と難しいかと。
※順位までぴったり当ててみてください。三連単です。
※1つの話で一回以上の発言をしたとき、登場したものとカウントしています。
※もちろん、主人公も含めてお考えください。




