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もっと東方寝巻巻。  作者: もっぷす
企画「あなたも東方寝巻巻!」
137/173

トランプ・スランプ

三つめです。注意は2つ前のお話のまえがきに。


※この作品に対する批判的な感想はお控えください。少しでも批判的な内容を含むと判断した感想は、申し訳ございませんが削除させて頂きます。私から無茶をお願いして書いていただいたものなので、ご協力をよろしくお願いいたします。もし何か問題がある場合は、メッセージ機能にて、もっぷすまで直接ご連絡ください。

※作者様も、何か不都合があればメッセージにてご連絡ください。

『トランプ大会をしたいと思います』


魔「なんだいきなり」


『参加者は寝巻巻といったら的なメンバーです』


魔「おい」


天「皆、お待ちかねの美少女天子(天使)(←上手い)参上よ!」


レ「何言ってんの!? 美少女でエレガントと言ったらこの私よ!」


布「優勝したら何かあるのか!? 褒美は!? 褒美はあるのか!?」


『ただただうるさい』


輝「ねえ」


『はい?』


輝「何で私呼ばれたのよ? こんな濃いキャラばかりなのに」


『ああ、後で分かりますよ』


輝「後でっていつなのよ」


『これが終わったら分かりますよ』


輝「???」


天「ねえ! ちょっと!」


『どしたのてんこちゃん』


天「さっきからコイツが喧嘩売ってくるんだけど!」


レ「コイツってなによ! ブース!」


天「は!? 私の方が美少女だし! ブース! ブース!」


『ただただうるさい』


魔「自己中だらけだな、このメンバー」


『流石の寝巻巻である』


天「ブース! ブース!」


レ「ブース! ブース!」


ガッゴスッ


輝「うるさい」


天「…はい」


レ「…はい」


布「凄い音したのう」


『はい、じゃあ始めますよー』


魔「何からするんだ?」


輝「大富豪からしましょ」


『じゃあ大富豪からで。トランプ配るね』




『行き渡りましたかね』


魔「誰から始めるんだ?」


天「私からよ!」


レ「いや、私からが良いわ!」


布「我からスタートしたい!」


『じゃあ布都ちゃんからで』


天「なんでや」


レ「なんでや」


『なぜ訛った』


布「よし! じゃあ、我からだな!」


『ところで布都ちゃん』


布「なんじゃ?」


『大富豪のルール知ってるの?』


布「分からぬ!」


『………』







輝「大富豪も知らないのね」


魔「まあ、予想はしてたけど」


『分かるまで説明するのに一時間かかっちゃったよ』


魔「レミリアも知らなかったんだよな」


『え! そうなの?』


レ「し、知ってたわよ」


『Jを出すとどうなるの?』


レ「あ、あれでしょ、博士がボウガンで射たれるでしょ」


輝「それバーローじゃない」


『ペド川コナン』


魔「探偵さ」


天「馬鹿やってないでさっさとしましょ」


魔「そうだな」


『レミリアさん能力禁止ですからね』


レ「この抑えきれない運命の力を制御できないとしても?」


『栓でもしてろ』


布「我からじゃったな」


魔「大丈夫だろうな」


布「3」


輝「4」


『5』


レ「6」


魔「9」


天「10」













『Jバック』


レ「ぐぬう…パス」


『K』


レ「…パス」


『5! 勝った!』


レ「わ、罠だ! これは罠だ! 私を陥れるために仕組まれた罠だわ!」


『…仕組んでませんよ』


魔「本当レミリアこういうの弱いよな」


輝「能力無いとてんでダメダメね」


天「弱すぎwww」


レ「くっ! …次よ次!」


『次何します?』


レ「ババ抜き! ババ抜きなら誰でも知ってるでしょ!」


『布都ちゃんババ抜き知ってる?』


布「分からぬ!」


レ「………」






レ「ババ抜きくらい知ってるもんだと…」


輝「まあ、ルール簡単だから説明30分で済んで良かったわね」


天「罰ゲームつけましょ! 罰ゲーム!」


魔「面白そうだな」


布「なにするのじゃ?」


天「自分の名前を尻文字で」


『うわ、きっつ』


魔「誰から始めるんだ?」


天「私からよ!」


レ「いや、私からが良いわ!」


輝「私からで」


『じゃあ、輝夜さんからで』


天「…」


レ「…」


『じゃあ、もう始めますよ』


レ「次は負けないわ!」


魔「フラグか?」


レ「フラグじゃないわよ!」


天「しーりもじ! しーりもじ!」


レ「フフン、今に見てなさい。私の本気、見せてあげるわ!」













レ「なんでや!」


魔「フラグだったか」


レ「なんで負けるのよ!」


『…知りませんよ』


布「危なかったのう…」


『最後布都ちゃんとレミリアさんの一騎討ちだったからね』


輝「二人ともしまいにはポーズとかとり始めるし」


魔「人間とは思えない声とか出すしな」


『…はなから人間ではないけどね』


魔「レミリアとか中国四千年の歴史! なんて言ってたからな」


『それレミリアさんちゃう。部下の方や』


輝「それはともかく尻文字よ」


天「はい、しーりもじ! しーりもじ!」


レ「うううう…」


『いや、レミリアさん無理してしなくても良いからね!?』


レ「ううううっ…グスッ」


輝「わ、私帰るわ!」


布「わ、我も帰らないといかぬ! 太子様が待っておられるからな!」


『あっ、ちょっと!』


天「レミリア・スカーレットだから10文字も書かないといけないわねwwwお尻でwww」


ガッゴスッバキッ


天「三度も殴った!」


輝「ほら帰るわよ。お邪魔しました! 楽しかったです!」


天「ちょっ、えええ!?」


ばたん!


魔「また逃げたな。第4回に引き続き」


『レミリアさん大丈夫ですか?』


レ「グスッ…うん」


魔「お前…」


『え?』





魔「…最低…」





『…俺が何をしたっていうんや』

moyuさんから頂きました。

本当にありがとうございます!


◎編集部からの講評

濃ゆいキャラが集まった元気な作品です。各自の高いポテンシャルを、平凡な日常に全力で注ぎ込む感じが楽しいですね。第1回、第2回あたりの寝巻巻の雰囲気によく似ています。久々の出番となった輝夜は作者様の嫁だそうで、本当は私ももっと出したいキャラです。若干気になるのは、ゲンコツの音がちょっと厳ついですかね。最近ギャグに傾倒しがちな私ですが、日常系のお話のよさも出していけたらな、と思いました。素敵なお話を本当にありがとうございます。

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