表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

鬼人は寄り添うのみ

作者:えちだん
 昔、昔、はるか昔、妖怪、物の怪、魔物が存在していた頃。
人々は、暗闇に潜む彼らを恐れ、畏怖していた。
そんな時代に奇妙な出来事から話は始まる。

 あるところに、名士の一族がいた。
その名士の一族は年々名を上げており、もうすぐその土地の有力者に名を連ねるといったところでした。
そんな名士の一族でしたが、子供に恵まれず一人娘しか授かることができませんでした。
そんな一族に不幸が襲います。

 鬼が近隣に出現し、名士の一族の一人娘が鬼に襲われたのです。
名士の一族はその鬼を命からがら討伐しますが不幸はここでは終わりません。
なんと鬼が娘に襲い掛かり、娘が鬼の子を孕んでしまったのです。
鬼と人間が交わるなど、まして鬼の子を孕むなど聞いたことがありません。

 名士の一族は醜聞を恐れ娘を家にかくまいます。
そうして、月日が過ぎると娘は子を産みました。
その赤子は額に角が生えており、まさしく鬼の子でした。
名士の一族は祟りを恐れ、赤子を森に捨ててしまいました。

 偶然か? はたまた必然か?
世にも珍しい鬼と人の子がここに誕生したのである!
ただの子供では生まれたその日に森に捨てられれば一日たりとも生きてはいけないだろう。
だが、鬼の血が赤子を幸か不幸か生かしてしまいます。
生まれながら生えている歯で地面を歩く虫を、地面に生えている雑草を、時には雨水を食らいました。
赤子は生き延び、二の足で地面を蹴り上げられるほどたくましく成長します。

 さて、今回の物語は赤子が捨てられて200年という月日が経ったところから始まります。
鬼でも人でもないこの男、

 鬼人。

 彼の物語の始まり、始まり……。
第一章 人、鬼人、妖
プロローグ
2021/07/08 12:00
2021/07/13 12:00
麓の街
2021/07/14 19:00
餓狼団登場!?
2021/07/16 12:00
夜山での日常
2021/07/18 12:00
道を追うもの
2021/07/20 12:00
百足に問う
2021/07/21 12:00
鬼人 対 百足
2021/07/22 12:00
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ