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淺顔  作者: kirinboshi
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序章

序章


近所の廃工場には霊が集まるという噂がある。

それを知ったのはつい最近のことだ。


職場の知人の親戚が頻繁に廃工場に写真を撮りに行っており、

そこで霊を見たらしいと知人は吹聴していた。   

         

心霊写真スポットだといって喜んでおり、一緒に行かないかと誘われたが断った。

私が行かないので知人も行くのをやめたらしい。


しかし、その後しばらくして知人は突然亡くなってしまった。


亡くなる直前、

「誰かが自分を見ている。だんだん近づいて来ている」

と語っていたのが妙に気にかかる。



自宅で階段から落ちて亡くなったので心霊現象とは関係無いと思うし、

そんな非科学的な事は信じられない。

第一に私も同僚も心霊スポットに行っていないのだから。


でも同僚が亡くなって以降、時々誰かの気配を感じるような気がする。

そんなことはあり得ない。

そう自分に言い聞かせていた。


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