連絡先
昨日寝落ちしてしまい投稿できませんでした。
すみません。
「どうぞ」
「失礼します」
律儀に挨拶をして入ってきたのは会長だった。
「長岡くん」
「はい?」
「君、今日邪魔してくる人がいたから帰ってきた、っていってたよね」
「はい、そうですが……何かありましたか?」
「その邪魔してくる人からとんでもない量のLINEがくるんだが、どうすればいいかな?」
「断ればいいんじゃないんですか?」
「何を?」
「えっ?会長が告白されそうだっということではないんですか?」
「えっ、あー、うん。ちょっと、いやだいぶ違うかなー?」
「はあ、どういうことでしょうか」
「なんか、君の連絡先を欲しいって言ってくるんだよね」
「あの……えっと、綺堂先輩がですか?」
「そうなんだよ、で勝手にあげるのはどうなのかな?と思って許可を取りに来たんだけど……大丈夫そう?」
「ダメですね」
「えっ?」
「あの綺堂先輩?にあげたら仕事の邪魔をされるじゃないですか」
「はあ、仕事熱心だね。長岡くんは」
「そうですね、勉強か仕事しかやることがないので」
「じゃあ、この件はこっちできっとなんとかするから、長岡くんは引き続き仕事頑張ってね」
「了解しました」
「たまには遊ばないとダメだからね」
会長はそういって部屋を出ていった。綺堂先輩、なんなんだろう?行動の意図が全くわからない。
まあ会長ならなんとかしてくれるだろう。俺はそう思っていた。
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今日はもう一度投稿したいと思っています。