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転生なう  作者: ぽち
魔勇者編
4/25

♦4 時空を超え

元の世界に戻る方法を探している。

1日野宿した。

その間に色々考えた。



“転生して帰ることができる説”

“時空龍で帰れる説”

を思いついた。

《あぁ、それなら転生して帰れる説が有力だ。

時空龍で帰れる説を試してみるか?》

試すか。

「時空の咆哮」

異次元空間を作った。

入ってみると、日本が目の前にあった。

だが、俺の予想で行くと、山田龍一という人間は戸籍上死んでいるはずだ。

このまま戻ると、ジンという異世界人が存在するということになってしまう。

面白いがこの案は却下だ。

転生の案で行こう。

《だが転生は王の城の地下にある鏡からしか出来ないぞ。》

悲しい。

《今情報を漁っていたが、任意の場所に転生出来るらしい。だが残念なことに使用するごとに鏡は割れるらしい。その鏡は破片となり世界に散らばる。》

...ん?

今すごい爆弾発言したような気がしたが?

え?鏡が破片?

任意の場所?

はい?

《二回説明しないぞ。》

だが、理解は出来た。

破片を探せ。

それだけだ。

破片は九つあるらしい。

一枚目から順番に

第一の鍵、第二、第三、第四、第五...

と名付けた。

とうとう真なる目的を決めた日だった。



俺、光は

水晶に映る俺———もとい龍一。

「やっぱりあいつは記憶なくしてるのかな。」

あいつは親が死んで、知らない人に拾われた。

その後、時空に迷い込み、あいつは一度この世界に来た。

その時にクソみたいな魔導師に精神を分裂させられ、俺と龍一という存在に分裂した。

あいつはその出来事の記憶を消された。

俺の能力は改変。

この世を思うがままに操作できる。

対象を支配することなどは出来ない。

「面白い事になりそうだな☆」

そう言った光———この世界の王は唇を舐め、笑う。

「俺を吸収してくれたら元の記憶戻るのにな☆まぁいいか。頼りになる俺の記憶だけもどしてあげよーっと☆ラト。教えてあげて☆」

鏡だけは使わせない。

俺を吸収させるまでは。

そして、元の世界を破壊しようとしている元凶を殺してもらう。

楽しみだ。

ラトにはかなり働いてもらっている。

入れ知恵に気づかないあいつもあいつで馬鹿だ。

「ラト。鏡の場所には番人達を置いておいたからラトが力を発揮してね☆」

「全く。貴様はジンの精神とは思えないほど能天気だな。分かったよ。俺が本気を出せって事だよな?」

「うんうん!そーゆーこと☆」

「貴様。ジンを救ってやれよ。」

そう言い残し、空間に消えていく。

「はぁー。やっぱ楽しみ☆」

そう言って王室のベッドで横になる。






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