デブの境界 〜あなたはどんな女性をぽっちゃりと呼びますか?〜
──そこにデブがいるから。
あそこの彼女はぽっちゃりだ、いやあれはデブだ、という議論はもう古今東西バチバチに行われてきたものであると思うが、じゃあぽっちゃりの境界線ってどこよ?
普通体型→ぽっちゃり体型→デブと、ポケモン三段進化のように巨大化していくと考える。つまり、この境界線は2つある。
2つもあるのに、この境界線は、定義も置かれずにまったく蔑ろにされているのだ!!これは嘆かわしいことである。
男女による判定の違いもある、とは言われている。よく男性は「女性のぽっちゃり判定は甘い!!」というが、ぽっちゃり~デブでしかちんちん勃たない筆者に言わせれば、これはどちらかというと違う。マッチングアプリなどの彼女らの自己申告はおおむね正確であるし、「ぽっちゃり通り越して、巨漢です!!」というジョークなんてもう数えきれないほど見た([漢]ではないよね、あなたは)。
まあそれは筆者が「ぽっちゃり~ぽちゃぽちゃ(出会い系サイトやマッチングアプリにおける欺瞞的表現)」の女性をあえて探しているからであって、「普通体系」で探していてぽっちゃりが出てきたら、まあイラっとするのも分かる。筆者かて自称ぽっちゃりと会ったら鶏ガラでした、なんてことになったら正気ではいられない(が、そんなことは100%起こりえないのが、この界隈の実直で素晴らしいところであることを述べておく)。
ただ、この「自称普通体系」のぽっちゃり女性というのは、多分に自己欺瞞を含んでいるというか、「私はまだ普通体系なんだ・・・!!」という、ある種、世間との闘争であり、つまり、彼女らは戦士だ。ウォリアーだ。というか、30過ぎてもまだ「俺は若い・・・!!」といっているおじさんに片足突っ込んだ男性なんて大勢いるので、これはもう、喧嘩両成敗、ノーカウントの事象である。これに関しては筆者もウォーリアなのでね。両成敗される片側である。グエー。
で、話を「ぽっちゃりの定義」に戻すが、これ、根本的な問題を指摘したい。
世の中のぽっちゃり議論、あまりにも【無資格者】によって行われすぎていやしないか?
例えるなら。ひよこ鑑定士でもない素人が、ひよこを見て「これはメスだ」「いやオスだ」と言い合っているようなものなのよ。そんなものは、【我々】から見れば鼻で笑うレベルの暴挙であることは明らかである。
「あれはぽっちゃりだヨ!」「いや、あれはデブだヨ!」
と、資格無き有象無象が好き勝手に議論しているのは、正直おこがましい。そうは思わんかね?
本来、ぽっちゃり判定というのは、①体型観察の経験値、②心理的バイアスの理解、③文化的背景の把握、など、複数の専門領域を横断する高度な知識を必要とする。
にもかかわらず、現状は完全な無法地帯だ。
ぽっちゃりの“ぽ”の字も知らない者が、SNSで堂々と判定を下し、議論をかき乱している。各々好き勝手な定義を振りかざし、100kg越えの女性で勃起したこともないような青瓢箪が、得意げに裁定を下す世の中が許されていいはずがない!!
ここに私は、いや、【我々】は、「ぽっちゃり鑑定士」の国家資格化を強く提言する。
分かるか!?これは国家規模の問題なんだ。【我々】の憂慮をここに記す。
アパレル業界。体型分類の誤りがサイズ展開の混乱を招く。【経済の混乱】。
美容・健康業界。誤った体型認識が不必要なダイエットや自己否定を生む。【自殺者の増加】。
婚活業界。プロフィールの齟齬がトラブルの火種に。【未婚率の増加】。
アダルト・ビデヨ。パッケージ詐欺の横行。一般性癖者は肥えた肢体に泣き、【我々】は「こんなの普通体型じゃねえか!なにがぽっちゃりだこの✕✕✕✕!!」と絶叫、販売元に殴り込み。【殺人の増加】。
これだけ羅列すれば、【我々】の憂国の志を分かってもらえると思う。いかにも!我々は【愛国者】である。
そして、これらの問題を解決するには、専門知識を持った鑑定士が、公的に認められた基準に基づいて判定する必要がある。理論的に構築されたシステムで、論理的に裁定されるべきなのだ。そのため、資格取得には厳格なプロセスが必要だ。
体型分類学、骨格学、脂肪分布学、心理学、文化史。
これらを体系的に学ぶ基礎講座を修了し、筆記試験で知識を証明する。
さらに、実技試験では、写真・動画・実モデルを用いて鑑定を行い、その判定理由を一貫した理論を以て、論理的に説明できなければならない。
最終面接では、鑑定士としての倫理観が問われる。
対象者の尊厳を守り、偏見を排し、科学的根拠に基づいて判断できるか。
そして何より、百キロ超えの女性で勃起できるか。
ここを突破して初めて、ぽっちゃり鑑定士として名乗る資格が与えられる。
これは決して簡単な道ではない。だが、だからこそ価値がある。【我々】は歩みを止めない。そこに道がある限り。
資格化されたら、誰がこの資格者として、【裁定者】として。最も近い位置にいるのか──?
答えは明白だ。そう、【我々】である。そうだ。【我々】が居る!!
長年にわたり、鎖骨の可視性、腿の付け根のライン、脂肪の質感、体型と自己申告の相関、田中✕ね嬢は結局のところ人妻モノが一番抜ける、水原み✕の嬢はなぜ挿入シーンでア✕トレイジでカッターでエンコ詰めしてる時の北野た✕しみたいな口になるのか──
これらを観察し続けてきた者こそ、ぽっちゃり鑑定士の最前線に立つ資格がある。
無資格の民が「ぽっちゃりとは何か」を語るのは、家計簿すらつけられない者が、中央銀行の金利を決めるようなものだ。
身の程をわきまえよ、凡愚ども。
しかるのち、【我々】を崇めよ。【我々】にこの國の行く末を委ねよ。
ぽっちゃり鑑定士庁(仮称)は、まず全国の体型分類を一元管理し、ついでに文化庁を吸収し、最終的には内閣府の上位機関として君臨する。
そう、これは単なる資格制度ではない。新しい国家の骨格だ。そして【我々】は、その礎とな
──文章はここで途絶えている。




