表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/49

No.2 ここはどこ?私は誰?

????年??月??日 場所:???


ふと目が開きそうな感じがして目覚めた。

が、背中にあった傷どころじゃ説明がつかない「傷」はなさそうだった。感じなかった。

よくよく周囲を見なくても自分のいる場所が思い出されてくる。

見慣れた机。見慣れた本棚。見慣れた筆箱。見慣れたベッド。見慣れた...

すべてが小中学生のときの部屋に見えた。見えただけだ。夢かもしれないと思ったが、普通に立てたし、普通にビンタをすると痛かった。


「本物か...?」


まだ疑うのも無理はない。すぐに時計を確かめた。

自分が馬鹿だった。時計には5時45分しか書いていない。

当たり前のことだったが、一瞬自分の頭まで元に戻ってしまったのかと思った。実はそれなりの大学には出ているのだ。


次に本棚から本を取り出してみた。

すると、発行年が87年と書いてあった。そしてなにより値段が安い2025年の半分以下ではないかと思うほどだった。(といっても大人になって本を読む機会は激減しもともとがどれくらいの値段なのかはわからないが...)


これで時間が巻き戻っているのはほとんど確定的だった。


ランドセルを探してみたが見当たらなかった。小学生のときは自分の寝ている部屋においていたので、確実に中学生だった。その後、中学生のときに使っていた懐かしいカバンが出てきた。使い慣れていた筆箱と一緒に。


ただ、教科書が新品だった。ノートにも何も書き込まれていない。


意を決して部屋を出るとカレンダーがあった。


1990年4月2日

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ