人物紹介 その2
【リッツバーグ領】
ゴード・フォン・リッツバーグ【武器】炎戦斧(魔戦斧)
赤髪のライオンヘアー、ガーネットの様な色の瞳で、山賊の様な顔立ちをした子爵家領当主で、ルークの産まれる4年前に起きた、領内のスタンピードでは、黒い重鎧と魔戦斧に炎を纏わせて戦い『紅黒の大獅子』の異名を持つ。
家族は5人、本妻のパメラ、長女サラ、次女のアメリア、パメラの友人で側室のトリステラ(ゴードがパメラから側室にすると言われ、本人の預り知らぬ内に話が進んでいた。)
性格は見た目と同じく豪快であるが、恩義を報いる事を良しとし、不義理や曲がったことが嫌いな男である。
パメラ・フォン・リッツバーグ
ゴードの本妻で二人の娘を産んだ女性、優しい性格をしているが、怒るとかなり怖いらしい。
トリステラは友人で、ゴードには内緒で側室に迎え入れると言った行動派でもある。
パメラ自身は平民の出生だが、ゴードとは同じ学園の幼なじみである。
サラ・フォン・リッツバーグ
王都魔術学院に在籍するリッツバーグ家の長女。
火の属性魔術に関しては、学院トップの実力を持つ、他の属性に関しては得意では無いが、火・風の二種を使う事が出来る。
アメリア・フォン・リッツバーグ
カインの婚約者になった才女で、姉と違い闇を除く5種類の魔術は扱えるものの、上位属性魔術はまだ扱えないでいる。
カインと同じ場所に居たい為、アイネの学園でカインと同じクラスで学ぶ。
【ラーハス領】
アイネ・フォン・ラーハス
ラーハス領の女領主で、トリアナとは友人である。
珍しい女領主ではあるが、学園都市の学園長も兼任している。
単体の戦闘力は高いが継戦能力は低い為、防衛の殆どが、彼女が造るゴーレムである。
夫のギルバートとナリア、ロイルと言う子供がいる。
【ブラン領】
ザルツ・オムロン・ブラン
ブラン領の当主、元々は南大陸の出身であった祖父のレナンが授かった土地であったが、レナンが鉱山から出土する藍白魔鉱石を用いた禁術の開発を始め、大陸の地形を変える程の代物を各国に向けた為、父親と共にレナンを葬った。父親はレナンとの戦いで命を落とした。
結果、レナンを葬った事で王国に忠誠心を示したとされ、土地を引き継ぐ。
今回、邪教の罠に掛かり息子のザブレグを呪術によって、喪いかけるが、カミナとルークによって助けられる。
ザブレグが起こした失態に関しては、爵位の降格のみであり、別命で、伯爵に陞爵されたグランツの補佐を命じられた。
グランツとは、同じ剣術の師の兄弟子と言う関係である。
ザブレグ・オムロン・ブラン
今回の被害者、レナンの魔力と低級霊に身体を乗っ取られ、自身は呪術人形の魔石に閉じ込められていた。
助け出された後、ブラン領にて現在リハビリ中。
不敬罪自体が、本人の意思によるものではないため、王の説明により罪は消えている。
今の所悪影響は無く、歳の割にはあどけなさの残る少年に戻っている。
【ウルムンド王国・王都レシアス】
東西南北の丁度中心部にあり、白龍ハイぺリオンの加護を受けている。貿易の中心経路にもなっている
ジークリッド・ウルムンド・レシアス
レシアス第32代国王、歴代の王の中で二番目に高い人気があるが、親バカ故に娘達の事になると、落ち着いた行動が出来なくなる。
性格は、穏和な所があるが、戦いに関しては冷徹になる。
民を家族と考え、孤児院や教育機関の無い所に自分の私財で、建てる事も厭わない。
(後からバレて、ダングイス財務大臣や他の重役達に絞られる事もしばしば)
家族は本妻のプレア、長女アデリア、次女サイネリア、三女クリス、四女のエルザ、側室が6人と女性しかいない為、肩身が狭いらしい。
プレア・ウルムンド・レシアス
レシアス王妃であり、四人の母、王のストッパー兼、ある意味で影の王でもある。
長女から三女まで、それぞれが好きな国の教育機関に入学させているが、甘やかし過ぎる事はしない。
ノルマを与えて、達成しているかを報告させており、出来ない場合は、王都に戻す約束で送り出している。
側室に関しては、仲が良く共に誕生日を祝う事も有るほどで、現在も妊娠中の側室や自身の新な子供が無事に産まれる様にと、教会に祈りを捧げている。
エルザ・ウルムンド・レシアス
レシアス王家四女、蒼髪のミニポニーテールの青い瞳とつり目が特徴なお嬢様であるが、見た目とは裏腹に、本来の気質はお転婆娘であり、わたしが普段使いの口調である。
従姉妹のリーフィアと同じ口調にすることで、言葉遣いをお嬢様風に矯正している所らしい。
山賊からの襲撃を助けたルークとカミナの姿に惹かれており、同じ馬車に乗っていた帝国ドーラン第二皇女のソフィアと、従姉妹でもある獣公国ダムシアン第三公女リーフィアと共にルークにアタックを仕掛ける。
ダングイス・アード
前任者の財務大臣ポルコ・トーン・デイビスに半ば軟禁状態で、仕事をさせられていた大臣補佐の一人、土地を持たない名誉騎士爵だった男で、妻子がいる。
ポルコが失踪した為、財務大臣の席とデイビス領を与えられる。
【帝国ドーラン】
北部大陸の中心部に位置する国、かつては王国と戦争をした歴史もあるが、現在は友好国である。
特産品は、ダンジョンからのアイテムが多い。
レイ・ロードス・ドーラン
帝国を統べる第35代皇帝にして、レシアス王と並ぶ程の親バカ、三男二女の親でもあるが、現在の悩みは、次男と三男の『冒険者になる』発言を長男と共にどう止めるのか頭を抱えている。
家族は妃のグレミア、次期皇帝候補の長男ロキ、次男ソル、三男ガンド、長女ローザ、次女のソフィアである。 側室は居ない
グレミア・ロードス・ドーラン
帝国ドーランの妃、気弱な性格で声も小さいが、いざという時には、頼りになる人、しかし姿が子供に見える為(胸以外)レイのロリコン疑惑が一時帝国内で噂されていた事がある
ソフィア・ロードス・ドーラン
帝国第二皇女であるが継承権は殆ど無い、おっとりとした口調と性格だが、スイッチが入ると、ヤンデレ状態になる面がある。
エルザとリーフィアは、昔からの親友兼ルークの婚約者同盟を結んでいる。
クーニャ・トワイライト
ソフィアの護衛騎士隊長で、真面目な性格をしているが自身の童顔を気にしている為、ヘルムは目の位置まで隠した、シュタールヘルムの様なものを使っている。




