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魔導二輪で異世界を、爆走貴族の創生譚  作者: タリアン
第1章 少年編
5/12

第4話

アーサーは屋敷のリビングにサーラ、アイン、ローザ、を集めた後にセバスとマーシャ、ペーターを除く使用人を下がらせてアルベルトのステータスを確認する為にアルへステータスプレートを出す様に指示を出す。


「はい!、お爺様。ステータスプレートオープン!」


ステータスプレートを出現させたアルはアーサーへ渡すが、受け取ったアーサーはプルプル震え叫んだ後に口を開けたまま固まった。


「な、なんじゃとー!!!」


「あなた?!、どうしたんですか!?」


「ち、父上?!」、「お義理父様(おとうさま)


「すまん、あまりの祝福に固まっておったようだ。アイン、サーラ、ローザ確認してみよ!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


表面

名前 アルベルト・フォン・べート

年齢 3

種族 人族

レベル1

職業 べート辺境伯家次期当主長男


体力75

魔力1090

筋力75

俊敏75

器用35

知力98

幸運25


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


裏面

スキル

剣術LV2

槍術LV1

体術LV1

魔力操作LV8

魔力感知LV8

魔力循環LV7

魔力回復LV3

火魔法LV2

水魔法LV7

風魔法LV4

土魔法LV5

光魔法LV8

身体強化LV8

体力回復LV1

指導LV2

北方大陸共用言語LV5

ステータス上昇率大UP

スキル習得率大UP

必要経験値半減


称号

創世神の祝福

地母神の祝福

神々の加護

神童


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アルのステータスプレートを確認した3人も当主アーサーと同じく開いた口が塞がらなかった。


『あれ?、ヤバイスキルは隠蔽したけどマズたかな?!、元々魔法は使っていたし上位・合成魔法は隠蔽かけたしな。皆んなどうしてそんなに驚いてるんだ?』


家族の反応に隠蔽したスキルの判断を間違えたかなと、考えていたアルだが祖父のアーサーから声を掛けられて我に帰った。


「アルよ、自分のステータスを誰かに話した事はあるか?」


「あります、お爺様。キャロットと勉強をしている時に一部のスキルを教えた事はあります。」


「一部とはどの内容だ?」


「はい、魔法の勉強時に使える属性を話しました。」


「うむ、そうか。マーシャよ、キャロットをここまで今すぐに連れて来い。」


「ご当主様、かしこまりました。直ぐに連れて参ります。ですが、キャロットの管理が出来ていなかった責任は全て私にございます。キャロットには慈悲を頂けませんでしょうか。」


「マーシャよ、代々我がベート辺境伯家に仕え、三筆頭であるエルム家の孫を処分なぞせぬ。それにアルにステータスの話をしたのは今日である。魔法のスキルは凄いが、知られた所でそこまで問題はないが、念の為にキャロットには無闇に喋らない様に伝えるだけだ。」


「ご当主様の慈悲ありがとうございます。それではキャロットを読んで参ります。」


キャロットは当主自らの呼び出しにカッチコッチに固まっていたが、話が終わると緊張の糸が解け床にへたり込むとマーシャが速やかにリビングから遠ざけたので、皆はアルの祝福の話に戻った。


「でわ、話を戻すぞ。まず、アルのステータスは他言無用だ。行く行くは王には報告をしなければならないが、アルが5歳を迎えて社交界に出るタイミングで儂が王へお伝えする。」


「次に今後のアルの教育だが、基本的に親であるアインに任せるが、外部の者からの指導は5歳以降からだ。それと武術稽古は儂とペーターで指導する。また、どの様な教育をしてるか定時報告をアインは儂へするように。」


アルは今日までコソコソと鍛錬していたストレスが無くなり、今迄より自由に鍛錬出来ることに喜びニマニマしそうになる顔を抑えてアーサーの話に耳を傾けていた。


アルの教育方針も決まり、祖父アーサーとベート騎士団団長からの武術稽古(スパルタ)を受けながらサーラによる魔法指導(息抜き)やアインとセバスによる貴族勉強(始めての知識)を吸収しアリス(癒しのマイエンジェル)と遊んだりして3ヶ月が経過した頃に、ローザのお腹に新たな命が宿っている事を知ってまだ見ぬ弟妹にワクワクしつつアルの充実した日々は過ぎていった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



4歳になりました。ステータスは結構上がったと思います。努力すれば結果が見えるのはヤル気になりますね。これが1年の成果です。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



名前 アルベルト・フォン・べート

年齢 4

種族 人族

レベル1

職業 べート辺境伯家次期当主長男


体力195

魔力2720

筋力150

俊敏160

器用45

知力294

幸運25


武術スキル

剣術LV6

槍術LV3

体術LV10


魔法スキル

魔力操作LV20

魔力感知LV17

魔力循環LV19

魔力回復LV7


基本属性魔法

火LV10・水LV17・風LV16

土LV13・光LV18・(闇LV1)NEW

上位属性魔法

雷LV3・氷LV7・聖LV10

合成魔法

(木の下LV2・火炎LV2 NEW)


技能スキル

身体強化LV17

体力回復LV4

指導LV3

北方大陸共用言語LV8

礼儀作法LV3 NEW

ポーカーフェイスLV1 NEW

(抽出LV3)

(練金LV3)

(料理LV3)

(鑑定LV16)

(隠蔽LV13)



耐性スキル

打撃体制LV2 NEW

(精神耐性LV2)


補助スキル

ステータス上昇率大UP

スキル習得率大UP

必要経験値半減


ユニークスキル

(ストレージ)

(魔導二輪LV1)

(書庫)


称号

(転生者 琳堂 建吾)

創世神の祝福

地母神の祝福

神々の加護

神童

シスコン NEW



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そしてローザは2人目を無事に出産しました。新たな弟妹はマイプリティーエンジェルのエリーです。髪はローザと同じ金髪に瞳はアインと同じ碧眼で将来は素敵な淑女になることでしょう。


最近はアリスが姉という事を自覚してきたのか、エリーの世話をしたいとメイドを困らせていますが、もう少し大きくならないとメイドの補助を受けながらも難しいので妹達(マイエンジェル)を微笑ましく見守っているのが日課です。


また、俺は家族が言うには魔法の扱いは上手らしく天才と褒めてくれるので更に上達してます。

キャロに魔法を教える機会はメイド教育が本格的になった事に加えて、俺も鍛錬と貴族教育で減ってしまいましたが、サーラとの魔法鍛錬は一緒に習っています。


魔法の自主鍛錬は書庫スキルで検索が出来るので今迄に文字にされた事なら調べられるので北方大陸共用言語の知識が増える毎に要点をまとめて実践しているからだが、まだまだ読めない書物は多いし東方、西方、南方に大陸があり日本で言う方言の違い程なので今後の興味は尽きない。


また、アリスが3歳になったらアインから魔法について教えて欲しいと頼まれたので来年が楽しみでもある。変わったスキルも取得出来た様だし、エリーも生まれたのでアリスは第2夫人(マリア)の子供なので成人したら家を出て行く予定です。


剣術が出来るなら騎士を目指せるが、ステータスを確認する限りは武術を極めていくのは難しいだろう。このままいくと、貴族として他家に嫁ぐだけの選択になってしまう。


貴族の義務は理解して納得しているが、妹達を見守る俺(シスコンお兄様)としては前世の記憶を持つからか、恋愛結婚する可能性も残してあげたいし、辺境伯家だからなのか力ある場合は冒険者になる事は止められず自身の意思で選択することが出来る。立派な称号もあるし、魔法の適性は高いので魔法が使えてある程度、体が動かせれば冒険者になっても仲間に困る事もないだろうし宮廷魔導師の道もあるだろう。


エリーは第1夫人(ローザ)の子供なので政略結婚まったなしなので、冒険者になれる様に兄として妹達の成人後に選択出来ることを増やしてあげたいと思う。


最近は妹達に夢中(シスコン野郎)だが、恵輔・鉄次とそろそろ連絡を取りたい。領都から出る事はまだ出来ないので仕方がないが、5歳になったら社交界デビューがあるので最初のチャンスはこの時だろうなと考えを巡らせて、今は出来る事を頑張ろうと武術・魔法鍛錬(やるべ)貴族勉強(きこと)に励みながら妹達(マイエンジェル)と過ごす時間を大切にして俺はこれからの一年も充実して過ごしていく。

登場人物紹介を切りの良いところでやろうと思います。

登場人物のステータスは未定となります。

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