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魔導二輪で異世界を、爆走貴族の創生譚  作者: タリアン
第1章 少年編
4/12

第3話

後書きにアルベルトのステータスを載せました。

主人公達以外のステータスはあまり載せない予定ですが、予定は未定です。

3歳になりました。


最近は体をだいぶ動かせる様になったのでキャロと一緒に屋敷の庭で走り回って体力作りしてます。


また、家族に魔法が使えるのがバレました。

魔法の勉強で魔導書を読んでいたのでアルは天才だな!で済んだのでホッとしています。


バレた切っ掛けはキャロと一緒に勉強しながら教えていたら、メイド長でありキャロの祖母であるマーシャにキャロ経由で伝わった為です。


キャロへ口止めしていなかったので仕方ありませんが、キャロが魔法を使える様になった時にマーシャに自慢していましたからね。凄く喜んでくれていたし、教えた事で新しいスキルも取得出来たので、大ごとにならずに済んで良かったです。


それに新しい家族が増えて大人達が俺に十分に構えられてなかったし、活発になって来たのでキャロをお付きにしてるので無謀な事はさせないし、しないだろう考えていたみたいです。


そうです!新しい家族が出来ました!


俺の腹違いの妹で3ヶ月前にマリアさんが産んだ、我が愛しのマイエンジェル、アリスです!!


金髪に翠の瞳で滅茶苦茶可愛いです!

指を見せると小さな手でニギニギしてくれて、気付いたら小さい口でしゃぶってます。

授乳は出来ないのでなんで?!そんなに!?と思っていたんですが、俺の魔力が高いのを感じている気がしてます。


鑑定でステータスを見ても魔力を吸収する様なスキルは無かったので確証も無いですし、自然に回復する魔力より吸われている魔力の方が少ないのでなんとなくなんですがね。


もしかしたらこのまま続けていたら何かしらのスキルを覚えるかもしれないので指しゃぶりを続けさせながらマイエンジェルを見守ってます。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



アリスが産まれた他には、初めて屋敷から出ました。馬車でのお出掛けですが、父親のアインと母親のローザと俺の3人でジェネシス教の教会へ向かう。


「お父様、今日は初めて屋敷から外出する事が出来てとても楽しみです。今日は教会へ行くとお聞きしましたが、何をしに行くのですか?」


「アル、貴族は3歳になると教会で祝福の儀を受けて神様にお祈りするんだ。」


「教会でお祈りはしたいと思っておりましたが、何故祝福の儀でお祈りをするのですか?!」


「それはだな、ステータスを確認する為だ。」


「何故お祈りするとステータスが確認出来るのですか?、お祈りしないとステータスは確認出来ないのですか?」


「え、っと…」


「アルは知識に貪欲なのかしら?将来は辺境伯家の爵位を継いでもらう必要があるのに学者にでもなりたいのかしら?」


「お母様、学者にはなりませんよ。辺境伯家を継ぐために最低限の知識は必要ですし、知らない事があると気になるのです。」


「あら、あら、アルはお利口で偉いわね!続きは私が教えてあげるわ。」


「自分のステータスはステータスオープンと言葉に出すか心で思えば確認できるわよ。でも、他人が確認するためには教会で祝福の儀を受けることで神様からステータスプレートを授けられるのよ。」


『書庫で調べた事と同じ内容だな。』


「まずステータスプレートを神様に授けて頂いて、私とアインがアルを今後どのように教育していくか確認するためでもあるわ。ちなみに、家族以外には基本的にステータスプレートは見せちゃだめよ。特に親しい人なら見せることもあるけど、まだアルには早い話しね。」


「何故、ステータスプレートは他人に見せてはいけないのですか?どうすれば、ステータスプレートは祝福の儀を受けた後にお父様とお母様に見せられるのですか?」


「あら、あら、うふふ。アルは知りたがり屋さんね〜。ステータスプレートオープンと唱えれば現れるわ。ほら!アル、見てみる?」


「はい!お母様!」


「それとステータスにはスキルや称号なども書かれてますが、スキルや称号を他人に知られる事で自身の命の危機に繋がる事もあるからステータスプレートの裏面は家族にしか見せないのよ。」


「はい!お母様、わかりました。家族以外には見せません!あと、裏面…ですか?」


「そうよ!、特に変な女に見せちゃダメよ!!」


『ははは…。』


「ステータスプレートは面と裏に書かれてる内容が違って裏面には今言ったスキルや称号が、面面は名前やステータスが書かれていて身分を証明する身分証になるから街に入る時は見せたりする事もあるわ。」


「身分証ですか、1度出したら無くさない様にしないと駄目ですね。」


「アル、大丈夫よ!、ステータスプレートは出した後に胸に当てれば消えるわ。消えたらまたステータスプレートオープンと言えば現れるわよ。」


「はい!、わかりました!」


その後もローザとの会話も弾み自分が書庫で調べた事を辻褄を合わせる様に教会に到着するまで質問責めにしてローザにアルは知識欲が高い事に将来爵位を継ぐ長男として学者になるのではと心配しつつも、貴族として博識な事は必要だとローザは一つ一つ質問に答えてあげるのであった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

書庫で調べた事は、


・貴族は平民より豊かな為に、3歳になると教会で無事に育っている事を神様に報告とこれからも無事に育てる為にステータスを早めに確認して教育に活かす必要がある為、早めに祝福の儀を受ける。


・貴族の祝福の儀は教会の司教様が神に祈り身分証を兼任したステータスプレートを授けてくれる。


・平民は基本5歳を超えたら町に住んでいる者は町の司祭様が、村に住んでいる者は村の神父様が神に祈りステータスプレートを授ける。


・この技術の詳細は不明。


・祝福の儀を受ける事で自分のステータスを相手に見せる事が出来る様になる。


・普段は目に見えないが本人がステータスプレートオープンと唱える事で文庫本サイズのステータスが書かれたプレートが現れる。


・基本的にステータスのスキルや称号は家族や親しい人にしか見せないのが習わし。


・面には名前や職業にステータスが裏面にスキルや称号が書かれている。


・隠蔽した内容もそのまま反映されるので心配もしていない。


・仕舞いたい時はステータスプレートを胸に当てれば消える仕組み。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここまでが教会に行く話を聞いてから書庫を使って調べた内容だ。


また、辺境伯家なので馬車も豪華であったが使う時は長距離の移動が多い為か、実用性が重視されていて乗り心地は良かった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



教会に到着すると顔を覆う様なベールと修道服ににた白いローブを着た女性が出迎えてくれていた。


「ベート辺境伯家、アイン様、ローザ様、アルベルト様ですね。司教様の所へご案内させて頂きます、シスターのマーサと申します。」


「よろしく頼む。」「マーサさんお願いしますね。」「はい!」


教会の礼拝堂みたいな所へ案内されると年老いた男性が13体の銅像の前に佇んでいた。


「ベルナント殿お久しぶりです。今日はアルベルトの祝福の儀、よろしく頼みます。」


「アイン様、ローザ様、アルベルト様、本日はお越し頂きありがとうございます。老輩ではありますが、アルベルト様の祝福の儀を務めさせて頂きます。」


アインがベルナント司教に革袋を渡すとベルナントはマーサへ革袋を託し、アルへ銅像の前にて片膝をついてお祈りする様に言われる。


銅像の前まで来ると、中央にはジェネス様の像が置かれていて、周りある12体の銅像は誰かは分からなかったが、ジェネス様の姿を3年振りに見て心を込めてお祈りしようと思い片膝をついて祈りを捧げた。


ベルナント司教の声が聞こえなくなり、まぶた越しで強い光を感じて目を開けると白い空間にジェネス様と妙齢な女性が立っていた。


「建吾さん、あ!?、今はアルベルトさんでしたね。お久しぶりです。息災ですか?」


「ジェネス様、今のところ問題はありません。3年前に転生させて頂きありがとうございます。」


「アルベルトさん、感謝の祈りは先程十分に伝わりましたよ。時間も無いですし、今日は成長を確認したかった事と貴方にどうしても逢いたいと言う神を連れて来ております。」


「ありがとうございます。時間が無いのはもしかして〜?」


「そうです!、今銅像の前で祈りを捧げてくれたので精神だけこちらにお呼びした為です。時間の進みはこちらの方が遅いのです。」


「あと、そちらの方が〜?」


「そうです!、 貴方のステータスに祝福を授けている地母神のアーシャスです。」


「アルベルトさん、御機嫌よう。アーシャスですわ。今日はお会い出来て嬉しいですわ。」


「アーシャス様、初めましてアルベルトです。この度は祝福を授けて頂きありがとうございます。」


「問題ありませんわ。貴方の王道をこれからも見守っておりますわ。時々教会でお祈りして欲しいこともありますが、ね。」


「はい!、出来る限り教会へ足を運びます。」


「でわ、そろそろ時間もありませんのでステータスプレートを授けて失礼しますね。アルベルトさんまたお会いしましょう。」


「ジェネス様、アーシャス様、それでは失礼致します。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



戻ってきた様だ、ベルナント司教の祝辞が聞こえ始めたら祝福の儀は終わった。


「アルベルト様、これで祝福の儀は終わりましたので、目を開けて立ち上がって大丈夫です。」


「はい、ベルナント司教様、ありがとうございます。」


「アル、無事に祝福を頂けた様だな。でわ、ベルナント司教殿これにて失礼する。ローザ、アル、屋敷の帰ってアルのステータスを確認しよう。」


「「はい、お父様 (あなた) 」」


この後、屋敷では建国からの歴史あるベート辺境伯家においても、史上最大の祝福を受けたアルベルトのステータスにアイン、ローザによる大絶賛はもちろんのこと、祖父アーサーや祖母サーラから大事だと王家へ報告がなされた。ここより変革の時代が始まっていく…。



3歳祝福の儀後ステータス


名前 アルベルト・フォン・べート

年齢 3

種族 人族

レベル1

職業 べート辺境伯家次期当主長男


体力75

魔力1090

筋力75

俊敏75

器用35

知力98

幸運25


武術スキル

剣術LV2

槍術LV1

体術LV1 NEW


魔法スキル

魔力操作LV8

魔力感知LV8

魔力循環LV7

魔力回復LV3 NEW


基本属性魔法

[火LV2 NEW・水LV7・風LV4 NEW・土LV5・光LV8]

上位属性魔法

([雷LV1 NEW・氷LV3・聖LV4])

合成魔法

([木LV1])


技能スキル

身体強化LV8

体力回復LV1 NEW

指導LV2 NEW

北方大陸共用言語LV5

(抽出LV3)

(練金LV3)

(料理LV3)

(鑑定LV10)

(隠蔽LV9)



耐性スキル

(精神耐性LV2)


補助スキル

ステータス上昇率大UP

スキル習得率大UP

必要経験値半減


ユニークスキル

(ストレージ)

(魔導二輪LV1)

(書庫)


称号

(転生者 琳堂 建吾)

創世神の祝福

地母神の祝福

神々の加護

神童

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