表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔導二輪で異世界を、爆走貴族の創生譚  作者: タリアン
第1章 少年編
12/12

第11話

遅くなりました。

アリーに魔法を教え初めてから3ヶ月が経った。


アリーは火魔法と風魔法を使える様になり今はスキルに無い属性魔法を教えている所だ。


魔法の見本を見せながらイメージと理解を深めている途中で、学園が始まる前には他にも覚えられそうな気がしている。


学園が始まるまではあと3ヶ月程になった頃、王城から学園が始まる1ヶ月前に登城指示来た。


登城は俺とアーサーお爺様の2人で来るようにとの事で、王都へ向かうのが1ヶ月早まった旨をアリーへ手紙で事前に知らせた。


お爺様はアインお父様へ引き継ぎをする中、俺は妹達を宥めるぐらいしか準備は無かったが頬を膨らませた姿は皆可愛かった。


お爺様の引き継ぎが終わり、アリーが新たな属性魔法のスキルを習得した後に王都へ向かう日が来た。


侯爵領へ向かっている途中にオークが3匹出て来ると、お爺様から武器を使い倒す指示を貰う。


騎士団団長へアーサーが手早く指示を出すと、2匹を騎士団で受け持ち1匹は俺が相対する場を作ってくれた。


まだ直接命を奪う事を経験していなかった為の訓練をさせられるらしい。


剣を構えて鑑定でステータスを見ると俺よりは強くないが久しぶりの実戦と命を奪うことに構えた手に付く汗が気になり目を逸らしてしまった。


「アルベルト様!!」


ペーターの言葉でオークが切り掛かっていたのに気付き、深呼吸して剣を構え直した。


振り下ろされた剣を受け流すとオークは体勢を崩し隙ができたので右薙ぎ一線すると、上半身がズレ落ちて動かなくなる。


内臓が飛び出して気持ち悪くなったが、精神耐性が上がってきたのもありグッと堪えた。


後処理は騎士団が行なってくれ、オークの死骸を解体した後にアイテムボックスへ入れていた。


剣の手入れをして馬車に戻るとお爺様は褒めてくれたが、敵から目を離した事は注意する様に言われて落ち込むとサーラお婆様が慰めてくれた。


翌日の夕方にはブルース侯爵領の屋敷に到着するとルミア夫人とアリーが玄関で出迎えてくれた。


ブルース侯爵邸で夕食を頂いている時にアリーと一緒に王都へ向かうことを告げられた。


アリーは俺と一緒に王都へ行く為にブルース侯爵へ相談しており、アリーだけで王都へ送り出すのが心配だった侯爵はお爺様へ手紙でアリーを一緒に王都へ送って貰う依頼をしていた。


アリーは婚約者なこともあり、アーサーお爺様は辺境伯家の馬車で一緒に向かう事を快諾していたみたいで俺が驚いたいると、アーサーお爺様はニヤニヤして俺を見ていた。


お爺様の態度に顔をしかめたが、アリーと一緒に王都へ向かうことが出来ることに俺は顔をほころばせた。



侯爵領を出てから何度か魔物が現れたが、お爺様からの指示で騎士団と一緒に俺は実戦訓練として数匹の魔物を倒したぐらいで特に問題は無く王都へ到着した。


アリーを王都のブルース侯爵邸へ送り王都の屋敷に戻ると大爺様から明日王城へ登城する指示が来た。




王城へ到着すると謁見の間ではなく会議室みたいな部屋へ案内された。


入室すると宰相のブルーマー侯爵が出迎えてくれ、中に入るとバース辺境伯にヴィルとベーム辺境伯にルディがいて驚くが、アーサーお爺様は存じていたらしく椅子に座る様に促された。


暫くすると宰相のブルーマー侯爵が王様がお見えになった旨を伝えると、王様を迎える為に皆が椅子から立ち上がった。


ハバロイ王が入室し着席されると皆に着席を促され、宰相の進行で話が始まる。


今回集まった主題は3つあり俺とヴィルとルディのスキル及び称号に関する話だった。


質問を受けた3人は念話のスキルを使い話を統一する為に情報の擦り合わせをしながら答えていく。


まず、一つ目は称号の神の祝福や加護があるが、何か使命を受けていないかだった。


これは3人で使命は受けている事を伝えると、詳しい事を聞かれたので衰退していく技術や文化を発展させることが大きな使命である事を伝えた。


その上で、次の質問に関わって来るが隠しているスキルで【書庫】や【魔導二輪】と言うユニークスキルがある事を話し機能を伝えた。


【書庫】

過去に一般的に普及し書物化された事を確認する事が出来る。


(今迄に書物にされた事や文字に書かれた事であれば検索して閲覧する事が出来る。)


【魔導二輪】

馬車より早く移動する事ができる手段。


(魔力を使いバイクを具現化する事で使用可能になる。一度具現化したら管理はストレージで出来る。動かすのにも魔力を使う。レベル依存でカスタム可能。)


簡素にした内容を伝えて技術や文化を発展させる為に神様から授けられたスキルであることを理由にして、今後これらのスキルを利用していくことを伝えた。



次に、まだ隠しているスキルや称号などがあるか聞かれたが、一般的に覚えられるスキル以外では隠しているスキルはあとストレージだが、アイテムボックスのスキルとして伝えているので特に問題は無いと判断して先に伝えた事だけですと言っといた。



最後に、教会に使徒と認定をされてしまうと面倒になるのでどうにか出来ないか聞かれたが、隠蔽のスキルで称号を隠す事が出来る事を伝えるが、神の加護が全く無いのも問題になる話をしてきたので、祝福を加護表記にする事は出来るという嘘を付き偽装スキルで変更する事にした。


また、神々の加護は多過ぎる為に隠蔽で見えなくしてステータスとスキルについては話が終わった。


ステータスとスキルの話が終わるり、主題の話し合いが終わったが今後王国としてどのように補佐していくかを話をするみたいだ。



俺たち3人は退室させられ別室で待機を指示されて時間もある為に久しぶりに会えたのでまずは近況を話し合う事にした。


俺はブルース侯爵家のアリーと婚約した事伝えると、前に会った時に距離が近かったのがバレていたみたいで、予想通りだったと一言言われた。


ヴィルはこないだの社交界で王女に気に入られたらしくあれから二度王都へ来て会ったみたいで、婚約の話も出ているらしく学園が始まる頃には正式に決まるらしい。


ルディはバルトハルド王国の貴族ではなく、隣国のアマル獣王国の貴族と婚約の話があるらしいがまだ具体的には聞かされてないそうだが、屋敷に仕えている猫耳のメイドは可愛いみたいで期待を寄せていた。


両国は友好国家なので、時々貴族間で婚姻を結び縁を作っているらしく特に西方は隣接した領土なのでその傾向は高い。


お互いの婚約者や希望についての話が終わるとスキルに対して今後は自重はしながらも発展させる為に使っていく事を話していく。


学園が始まったら一緒に集まりたいが、それぞれ自領の発展と国の発展に領主になるにもまだ20年以上はあるので冒険者として世界を見てみたいなどの今後にやりたい事を色々と話し待機時間が過ぎていった。



王様とお爺様達の話が終わったのか、執事長のセバスが呼びに来てくれた。


今後、学園が始まってからも定期的に集まり情報の共有と交換する話をお爺様から頂き屋敷へと戻るのだった。


次回は登場人物を纏めた後に2章に進みたいと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ