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VRMMOの道化師《ピエロ》  作者: 4代目天然水
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アルカナスキルの存在発覚

「なぁ…なんで俺こんな目にあってんの?」

「黙って正座してろ。」

ピシャリ、と言われたがなんで悪くもないのに正座させられているんだ?

 あの後俺は白狼にどこかの公園に連れてこられた後、そのまま正座させられた。文句を言おうともこいつの眼力で黙殺された。

「ヘリオス。今から尋ねることに真面目に答えなさい。」

「へ,,,まあいいけ…「返事はハイ。」,,,ハイ」

「あなたのスキル構成をもう一度教えなさい。コールでいいから。」

「ハイ。コール、白狼」

prガチ『さぁ教えなさい。』

『ハイ。〔調教テイム〕〔鑑定〕〔錬金術〕〔料理〕です。』

『〔調教テイム〕と〔鑑定〕をとった理由はわかる。だから、残りの二つをとった理由を聞くわ。まず、なんで〔錬金術〕をとったの?』

『え?なんでって…〔錬金術〕のスキル説明欄に〖ポーション・マジックポーションも作成可能〗って書いてあったから、消耗品を作れるのは便利だなぁと思って…』

『ふぅん…まぁいいでしょう…でもね,,,』

嫌な予感がするな,,,耳ふさいどこ…

『なんで〔料理〕スキルなんてとってるのよ⁉戦闘系スキルをとる前に生産系スキルの〔料理〕⁉なんで⁉アンタ馬鹿⁉』

『馬鹿とは何だ、馬鹿とは。これは…あれだよ。テイムモンスターに美味しい飯を食べてほしいと思ったから,,,』『だからって!なんで戦闘系スキルを一つも取らずに、そっちをとってんのよ!』

ハアハアと肩で息をする白狼。大変だなと他人ごとのように思っていたら、ギロリと睨まれた。

『一応聞くけど、これからどうするつもり?戦闘系スキル持ってなかったら戦えないじゃない!』

『ああ、そのことで聞きたいことがあるんだけど,,,』『聞きたいことぉ?』

良かった。やっとこの不思議なスキルと称号が聞ける。

『なんかさ、とった覚えのないスキルがあってさー…』

『,,,なんていうスキル?』

ん?声のトーン低くなったか?まぁいいや。

『〔賢者・未覚醒〕っていうスキルと〔愚者・未覚醒〕っていうスキル。あと同じ称号も。』

『,,,,,,,,,』

うん?なんで黙ってるんだ?

『なんで個有アルカナスキル持ってんの⁉』

『アルカナスキル?』

『βで少し噂になったスキルで、その人が取得もう誰も取得できないっていうスキル。他にもソロモンスキルや、十二宮ゾディアックスキルなんてのもあるの。』

『へー、これもその一種なの?』

『未覚醒っていうのが気になるけど、多分そうだと思う。…でもわざわざ〔未覚醒〕ってついてる位だから、まだ使えないでしょ?』

『うん。使用不可になってる。』

『だったら、結局意味ないじゃん。どうするの?』

『うーん…とりあえず、この街のクエストをやっていくよ。』

『ふーん…じゃあ私も今日一日は付き合ってあげるよ、もー。』

『ありがとっ。』

 さてじゃあ行きますか。

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