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VRMMOの道化師《ピエロ》  作者: 4代目天然水
3/6

衝撃の事件発生⁉

「そういや陽祐、おばさんから聞いてるよね?」

 まだ見ぬ魔物どうぶつをモフることを考えていた俺に羽亜うーあがそう尋ねてきた。,,,って母さんから?何のことだ?

「聞いてる?って、何をだ?」

「もしかして,,,聞いてないの?」

・・・何のことだ?本当に不安になってきた。そしてその不安は羽亜うーあが言った次の言葉で絶望に変わった。

「陽祐の両親おじさんたち、夏休みの間『豪華客船で行く世界一周旅行』に行ってくるから、しばらくうちに泊まりなさいって。ちなみにうちの両親同じのに参加するってさ~。」

「・・・・・・ハァ⁉」

 ちょっと待て何考えてんだあの人たちは‼こうしちゃいられない。一刻も早く連絡を…ってメール?誰から,,,って母さんからかよ⁉でもちょうどいい。このまま何とか…

『やっほー!事情は羽亜うーあちゃんから聞いてると思うからそーゆー感じでお願いね♪あっ、一応言っとくけど来月まで電気、水道、ガスは止めてるから、帰っても意味ないよ!布団や洋服とかは羽亜うーあちゃん家に置いてるから!二か月間頑張って!by母』

・・・脱力とはこのことだろう。何で自分たちからじゃなくて羽亜うーあから説明させるんだよ,,,それに二か月間も電気とか止めていくってどんだけなんだよ,,,

 っ、そうだ。家じゃなくて羽亜うーあん家がダメって言ったら…またメールか…嫌な予感がするな…

『こんにちは、陽祐君。羽亜うーあや御両親から聞いてると思うけど我が家は全然構わないから、二か月間自分の家だと思ってゆっくり過ごしなさい。生活費とかはもう貰ってるから、気にしなくてもいいよ。by羽亜うーあ父』

 おじさぁぁぁん‼自分の娘と高校生の男子と二か月間一緒に暮らさせる気かぁぁ!

「陽祐どしたの?携帯見始めてから落ち込んだかと思ったら、すぐに元気になって、また落ち込んで…情緒不安定なの?」

「,,,いや、何でもないよ,,,ちょっと母さんたちに確認してただけだから…」

「そう?まぁいいけど…二か月間よろしくね!」

「うん…よろしく。」

はぁ…夏休みの間ずっと一緒か…まぁいっか、仕方ない。それじゃあ帰りに色々買って帰らなきゃな…

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