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5.俺とクール美少女と着替えと

だいぶ遅れて申し訳ないです!

なかなか時間が取れなくて・・・

これからも書こうとは思っていますが、ゆっくりになると思います。

暖かい目で見守ってくれたら幸いです。

これからもよろしくお願いします。

教室へ帰るとそこには誰もいなかった。


「あれ・・・?」


時計を見てみると11時を少し過ぎた所だった。


「あぁ、体育か。」


まだ授業も始まったばかりだし、終わるまで清水さんと2人で待つのもきついな・・・


「清水さん、俺着替えて体育行ってくるわ。」


「そう。なら私も行くわ。」


清水さんはそう言って制服を脱ぎ始めた。



・・・え?


「ちょ、ちょっと待って清水さん!」


「何かしら?」


「何かしら? じゃないわ!なんでここで着替えんだよ!」


「更衣室まで行くの面倒なんだもの。」


「男がいるのにダメだろっ!」


「伊織君なら別に見られても構わないわよ?」


「えっ、い、いや、」


「こんなことで狼狽えるなんて可愛いのね、伊織君は。」


「っ・・・!」


顔が真っ赤になってるのが自分でもわかる。

そりゃなるよ、清水さんみたいな美少女の下着姿みたらさ。

てか、俺遊ばれてるよな・・・?

・・・涙でてきた


「ごめんなさい、伊織君、冗談よ。まさか泣くとは思わなかったわ。」


「泣いてないわ!」


ちょっと目にゴミが入っただけだ。それだけ。


「あらそう。まぁいいわ。それじゃ、行ってくるわね。」


「あ、あぁ。・・・って、え? いつ体育着着たの?」


さっきまで下着姿だったのに・・・


「私、早着替え得意なのよ。」


「なるほどなぁ。」


早着替えできるのかぁ。それなら納得だ。

ん?早着替え?


「・・・それじゃ、俺が見てないうちにすぐ着替えられたんじゃ?」


「そうね。それくらいできるわ。」


「じゃあそうしとけよ!!」


なんでわざわざ見せるんだよ・・・


「伊織君の反応が見たくてつい・・・。ごめんね? てへぺろっ」


まさかのてへぺろっ!?

クールな美少女清水さんがっ!?

この破壊力はやばい・・・

これがいわゆるギャップ萌えってやつか・・・


「お、おう。もういいよ。」


はっ!?許してしまった・・・

ギャップ萌え恐ろしい。


「そう。ありがとう。それじゃ、行くわ。」


「あぁ、また。」


はぁ、疲れた。

やっぱり俺完全に遊ばれてたよな。


ちょっと悔しい。


でもクールな清水さんにあんな一面があったのは意外だなぁ。


他にももっと色んな面があるのかな。



って、何考えてんだ俺。



・・・体育行くか。



着替えて外に行くとみんな声をかけてくれた。

心配してくれたんだなぁ。


遠くから清水さんがにやにやしながらこっちを見てた。


・・・見なかったことにしておこう。


キャラ紹介は次話から再開したいと思います!

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