第三話
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校長先生の話を受けた後、全校生徒は今、教室に移動しているのだが一つこの学校のことで気になってることがある。
そう「喧嘩」と「決闘」だ。詳しい話は教室に入ってから担任の先生が話すと校長先生は言っていたが、やはり気になる。
そう考えているうちに教室へ着いた。みんな席についているがやはり他の人もこの「喧嘩」と「決闘」が気になっているのか妙にそわそわしてる。
「えーみなさん座りましたね。では今からみんなが気になっているであろう「喧嘩」と「決闘」がどのようなものか説明します。まず、この腕輪を見てください」
そう言うと新美先生は、腕をまくり、少しくすんだ銀色の腕輪を見せた。
「この腕輪は星藍の腕輪と言いこの学校の敷地内では様々な機能が使えます。ちなみに着用は必ずしてください」
「他にもこの腕輪は、特別な機能が備わっており、なんとAR(拡張現実)付きです。この腕輪のボタンを押すと……ほら見てください、いろいろなメニューが出てきたでしょう」
先生がボタンを押すと一気に縦50cm横30cmぐらいの四角い半透明のモニター?が出てきた。それと同時にクラスもどよめいている。おそらくこれで例の「喧嘩」や「決闘」をするのか?
「ええーこれの機能はまず、右上から連絡帳、これはまぁそのまんまです。次、武器一覧、これは後に説明するBPによって買った武器の一覧です。次に一番右下の機能はみんな気になっているであろう「喧嘩」と「決闘」の開始ボタンです。次は左上に少し大きめにある自分の自画像は簡単に言ってしまえばステータスと身分証明です。その自画像の下に乗っている数字はさっき言ったBPです。BPは「喧嘩」や「決闘」をして勝てば増えて負ければ減るポイントで、これが高いと給食が良くなったり、さっき言った武器が買えます。そのさらに下にあるのが武器購入ボタンでさまざま、本当に様々な武器が売っています。とこれで全ての機能の説明が終わりました。興味が出たものはありましたか?」
なるほど。なかなか面白いなこの星印学校は、それにしてもバトルか……予想はしていたが俺はバトルはそんなに得意ではない。理由は簡単、単に身体能力が低いだけだ。確かに俺は普通の人よりは強い魔法を持っていると思う。だが世の中そんなにうまくなく俺はその代償なのか普通の人より身体能力が結構低い。まぁ、もう気にせず戦うしかない……だって給食が良くなるんだもん!
そしてその俺の心を読んだのか望んでいたことを言われる……
先生はドン!と机を両手で叩き、
「今からオリエンテーションとして、近くの人と早速バトルをしていただきます!」