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第二話

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 ついにチャイムが鳴ってしまった。その瞬間みんなしゃべっていたが黙った。ただ一人とその近くの人を除いて。

 喋った奴の名は「宇崎宏(うざきひろし)」だ。あいつは……前同じ小学校で、他の不良に媚びるような奴でさらに顔もきもい。しかしそんな奴がチャイムが鳴っていても喋っているとな。そう思いながら左にある窓から見える3階からの景色を眺めていると、なんと瞬間移動でドアをすり抜け、


「おはようございまーす」


 なんかキノコっぽい髪形をして顔の形もキノコっぽい先生が来た。と言うより何だ、あの先生何の違和感も無く普通に瞬間移動を使ってきたぞ……

 そもそも「能力」とは1500年ごろに初めて生まれて今では近代の文明とうまーくマッチしている。この「能力」はどうやら魂に刻まれていて能力が一生かぶることは無いと言われている。そして能力にはなんかありきたり感もあるが、火、水、木、雷、風、そして創造(クリエイト)破壊(ブレイク)、時、空間の九属性ある。一般的には後の4つが珍しい。

 運よく、なのか俺は創造属性の「変幻自在(エヴァー)物体(ブロック)」と言う能力を持っている。この能力は個数制限15個で半径5メートル以内と言う制限はかかっているが魔力の続くかぎり何でも作れる。ちなみに出し入れ自由だ。

 おっと話が逸れた。で、あのキノコ先生はなんなんだ?


「えーまず俺の名前は「新美修司(にいみしゅうじ)」です。まずは入学おめでとう!君たちにはすぐ廊下に並んでもらってその後体育館に行ってもらいます。

 そして9時から10時30分まで入学式を受けてもらいその後教室集合です。」


「何か質問のある人はいますか?」


 キノコ先生……ではなく新美先生はそう言ったが質問する人はだれもいなかった。

 その後俺含むクラス50名は廊下に並んだ。が、凄すぎないかこれ?なんと一年がクラスから出て並んだだけでまるで初詣の鐘を鳴らすためのような行列だ。ちょっと興奮して後ろにいた京谷に


「おい京谷この行列凄くないか!?小学校でもこんなには無かったぞ!」


「そうだな。でもやっぱ俺行列そんなに好きじゃないわ」


「そうか……」


 そう言う他愛の無い話をしていると、突如急に列が動き出した。そうして俺も押されるようにして移動した。

 やっぱ俺も行列嫌いだわ…………


 少年移動中……


 ようやく着いた。まさか棟から体育館までから十分もかかるとは思わないだろう。そうしていざ体育館に入ってみると、そこにはおびただしい程のパイプ椅子が並んでおり、そこには約一万……程の上級生?と五千?程の空いたパイプ椅子がある。


「はーい19組はこの列に座ってー」


 新美先生がそう言うと19組のみんながぞろぞろと座っていく。当然俺もだ。……にしても、この学校、人多すぎないか?何せ一年二年三年合わせて見たところ一万五千人だぞ。俺がそう思考を回らせていると、前――要は一番前にある舞台?のようなものに残念だが髪のまったく生えていない先生が現れ、


「おはようございます」


 と言った。

 この座ってからのくだりだと校長か?俺がそう思っていると


「私は校長の「福沢健(ふくざわけん)」です。えーひとまずは入学おめでとうございます。私も長い話は嫌いなので簡単に説明しますがこの学校はここらいったいの星川市(ほしかわし)の中でも一番のマンモス校で約一万五千人います。」


「私の教育理念は「二兎追い二兎得る」です。これは全て取れるものは取ってしまおう!と言う意味です。そしてこの学校の良い所は…………」


 話はこの後二時間半を超え三時間ほど続いた。長い話は嫌いって言ったじゃん…………




 


 

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