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魔法使いと優しい少女  作者: 友情ピエール
第2章 鬼獣
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第27話 英雄王の力

新たな力

ー狼牙ー



俺は学校の制服を着て父さんと母さんの墓参りに行く準備をした。



「狼牙くん!」

下からゆたかの声が聞こえた。


俺は片手に数珠を持って下に下りた。




~玄関~



俺は玄関に下りるとゆたかとゆうりと優香が待っていた。

俺はカギを片手に持ちながら外に出てカギを閉めた。




~西神駅~



俺は待ち合わせ場所の西神駅に到着すると鉄粋とエヴィと六月がまだ来ていなかった。


俺とゆたかと優香とゆうりとルチアと如月はあいつらが来るのを待っていた。



~15分後~



俺達6人が待ち続けて15分後ようやく3人が駅に到着した。



「悪い遅れた」

そう鉄粋は言った。

「遅れるなら電話かメールしろよな!」


そう俺は鉄粋に言った。

「ああ、悪かった」

そう鉄粋は謝った。



「しかし貴様の両親の墓参りとはな」


そうエヴィは俺を見て言った。



「そんなに珍しいか?」

俺は皆に聞いた。

「狼牙くんあんまり自分の話をしないから」

そうゆたかは言った。

「まぁ、俺も聞かないな」


そう鉄粋は言った。

俺は頭を掻きながらとりあえず電車の券を全員に渡した。


「んじゃ乗るとしますか!」


そう言って俺は電車に乗った。




~電車の中~



俺とゆたかと優香は一緒の席な座って外の景色を見ていた。


「狼牙!」

鉄粋は俺に話し掛けてきた。



「ん?何だ?」

俺は鉄粋の方を見た。

「お前の両親の眠ってる墓まであとどのくらいだ?」


そう鉄粋は聞いてきた。

「ああ、あと4つ位先の駅だよ」


そう俺は言った。



~水菜駅~



俺達はようやく目的地に到着した。


「静かな所だね」

そうゆたかは言った。

「ああ、俺の両親が出会った場所らしいからな」


そう言って俺は辺りを見た。


何一つ変わっていなかった。


俺はそう思って墓まで歩いて行った。



~風霧寺~



俺達はようやく神社に到着した。


「おお!神山狼牙君じゃないか?」


そう言ったのは父さんの同級生の謙島託児さんだった。


「あれ?おっちゃん」

俺は一応頭を下げた。

「久しぶりだね!」

そう託児のおっちゃんは言った。


「どうだい?学校は楽しいかい?」


そうおっちゃんは聞いてきた。


「はい!彼女もいますし!」


そう俺はおっちゃんに言った。


「へぇ~!あ!じゃあね!」


そう言っておっちゃんは走って行った。


俺はバケツを片手に持ちながら父さんと母さんの墓に向かった。


~神山家の墓~



俺は墓に到着すると花を置いて手を合わせた。

「父さん、母さん久しぶりに来たよ」


俺はそう言って墓を見ていた。



「二人が死んだあと鉄粋が友達になってくれたよ!そのあとゆたかが彼女になってくれたしエヴィや六月やルチアや如月が友達にもなってくれた!あとゆうりという妹もできた」


そう俺は皆の話をした。


「よっし!ここで昼にするか!」


そう俺は皆に言った。


「おー!」

鉄粋とゆうりはカバンから弁当を取り出した。

俺は山に近いこの墓を選んだのは父さんと母さんがこの山で見れる景色が好きだという理由からだった。



俺は前を見て景色を見ていた。


「ん?」

俺は下の方を見た。

そこにはバットのケースの様な者を持った女性がいた。



俺はそれを見て少し不思議に思った。


俺達は弁当を食べながら海と町の景色を見ていた。



「綺麗だね」

そうゆたかは言った。

「ああ、そうだな」

俺はそう言っておにぎりを食べていた。


「しっかしこれだけ友達ができるとは思わなかったよな」


そう鉄粋はサンドイッチを食べながら言った。

「ああ、そうだな!」

俺はゆたかとエヴィなどの友達を見て言った。

「それにしても空が暗くなってきたな」

そうエヴィは言った。

「そうだな」

俺は空を見て言った。

すると後ろから殺気を感じた。


後ろを見るとさっき下にいた女性だった。

俺は何か目の前にドラゴンが立っている感じだった。


俺は女性をじっと見た。

「貴方が神山狼牙ですか?」


そう女性は聞いてきた。

「だったら何だ?」

俺は女性に聞いた。

「アンデットモンスターのカードを渡していただきましょうか」

そう言ってゆっくり俺達に歩いてきた。





俺はシャイニングザンバーとグングニールを両手に持ちながら戦闘体勢に入った。


「来るぞ!」

俺はそう皆に言った。


「ああ!気力波!」

鉄粋は体に気力を溜めて両手からエネルギーの波を放った。


女は片手を前に出した。


ドカーン。

エネルギー波を受けて煙が出ていた。


「大したことなかったな!」


そう鉄粋は言った。


「何かしましたか?」

そう煙の方から声がした。


女はそう言ってネクタイを外してそれを捨てた。



「嘘だろ!」

鉄粋は驚いていた。

「皆!全力でやるしかないぞ!」


そう言って俺はシャイニングザンバーで女に攻撃を仕掛けた。


ガキィン。

「その程度の剣など私には効きません!」

そう言って女性は素手でシャイニングザンバーの攻撃を防いだ。


「甘いな!」

俺はもう片手のグングニールで女に攻撃を仕掛けた。


しかし女は拳でグングニールを弾いた。


「っく!まだまだ!ゆたか!」


俺はゆたかを呼んだ。

「うん!ジャスティスブラスト!」


両手のジャスティスバレットを女に向けて放った。





弾丸の数は15発それを防ぐのは無理に近い。


しかし女は拳と蹴りで弾丸を全て弾いた。

「嘘だろ!」

俺はそう言ってシャイニングザンバーとグングニールを両手に持ちながら女をじっと見た。


「これで終わりですか?」


そう女は聞いてきた。

俺はシャイニングザンバーとグングニールを融合した。


「お前には紅蓮カリバーでどうにかするしかないな!」


そう言って俺は大剣紅蓮カリバーを片手に持ちながら攻撃を仕掛けた。


女は拳で紅蓮カリバーの刃を弾いた。

「なに!」

俺は紅蓮カリバーに風魔法を注ぎ込んで巨大な竜巻を起こした。


「烈風爆風!」

竜巻は女に直撃した。

俺は紅蓮カリバーを片手に持ちながら竜巻が晴れるのを待った。



バキィーン。

竜巻は跡形もなく消された。



俺は自分の限界を超えるか越えないかどうするか考えた。



「あなた方の攻撃は無力です。諦めてカードを渡しなさい!」


そう女は言った。


「誰が渡すか!このカードは俺達が命懸けで集めたカードなんだ!お前に渡すわけにはいかない!」


そう言って俺は紅蓮カリバーと奏炎剣を近づけて究極の剣アルティメットカリバーンを作り出した。


「お前を倒す!」

俺はそう言って閃光の腕輪を光らせて必殺技を発動した。


「炎の閃光!」

俺は燃え上がる体で女に突進した。


女は回し蹴りで炎の閃光を消滅した。


俺は知らない誰かの墓石に直撃した。


「ぐは!」

俺は薄れる意識の中声が聞こえた。


誰かはわからないが今は休めと言うような声だった。




ーゆたかー



私はジャスティスバレットを両手に持ちながら後ろから女の人に攻撃を仕掛けた。


「無駄です!」

そう言って女の人は素手で弾丸を握り潰した。

私はその瞬間絶望しかけた。


「鉄粋拳奥義・雷双円舞!」


鉄粋君の拳が女の人の腹部に直撃した。


私はジャスティスバレットに光の弾丸を集めて女の人に銃口を向けた。


「シャイニングスマッシャー!」


光の矢が女の人に向かって行った。


「無駄だと言っているでしょ!」


そう言って女の人は拳でシャイニングスマッシャーを打ち消そうとした。


その時。


鉄粋君が拳で女の人の拳を弾いた。


その瞬間シャイニングスマッシャーは女の人の腹部に直撃した。


私はそれを見て勝ったと確信した。


「これで決まったよね? 」


そう私は聞いた。

「いや、まだだ!」

そうエヴィさんは言った。


「確かに威力はありますがただそれだけです!」

そう女の人は言った。

女の人に直撃したシャイニングスマッシャーは全く効いていなかった。


「次はこちらの番ですね!」


そう女の人は拳をコキコキ鳴らせながら歩いてきた。



「負けたんだ!私達の全力が効かないなんて!」


そう私は言った。

女の人は拳で私を殴ろうとした。


私は目を閉じた。


ガキィン。

何か金属音が聞こえた。

それはアルティメットカリバーンだった。


前には狼牙君が立っていた。



「狼牙君!」

私は安心した。

すると狼牙君のポケットからアンデットモンスターのカードが狼牙君の頭上を飛んでいた。

「まさか!これは!」

女の人は一旦距離をとった。


カードは狼牙君の体に入っていった。

そして狼牙君の体が光出した瞬間金色の鎧に王の冠の様な仮面が狼牙君に装備された。


そして片手には金色に輝く大剣を持っていた。

「狼牙の新たな力?」

そう鉄粋君は言った。

「まさか選ばれし物しか使えない最強の姿!英雄王!コードネームはヒーローキング!」

そうエヴィさんは言った。


「ヒーローキング?って何?」


私はエヴィさんに聞いた。


「ヒーローキングはアーサー王の命令で造られたアンデットモンスターの力を最大にまで使うことができる姿だ!」


そうエヴィさんは言った。


「所詮はただの魔法使い!私には敵いません!」



そう言って女の人は拳で狼牙君を殴り掛かった。


狼牙君は片手で女の人の拳を防いだ。



「なっ!」

狼牙君は右手を拳にして女の人の腹部を殴った。


女の人は神木に直撃した。


狼牙くんはゆっくりと歩きながら女の人に近づいた。




片手の剣はさっきより輝いていた。


それはつまり狼牙くんの魔法が注ぎ込まれているということだ。


「狼牙くん!」

私は狼牙くんの名前を呼んだ。


しかし狼牙くんは振り向かずに女の人に剣を向けて突き刺そうとした。


ガキィン。

その時誰かが狼牙くんの剣を剣で受け止めた。

それは金髪に八重歯の見た目がかなり悪そうな男の人だった。


「悪な!スバットを殺させるわけにはいかないんだ!」


そう男の人は狼牙くんに言った。


狼牙くんは何も言わずに剣で男の人に攻撃を仕掛けた。



男の人はそれを避けて狼牙くんの背中に青い電を放った。


しかし狼牙くんは無傷のまま男の人から少し離れた場所からエネルギー波を放った。



それを男の人は難なく避けた。


「それがお前のアンデットモンスターのカードの力か?中々面白いが意識を失ってしまうならゴミだな!お前とはいつか戦いたいが今はやめておこう!ンじゃあな!」


そう言って男の人は姿を消した。


狼牙くんは剣を手から離した瞬間倒れた。


「狼牙くん!」

私は狼牙くんに近づいた。



狼牙くんはすやすや眠っていた。


どうやら魔力を使いすぎたみたいだった。




~神山家~



私と優香ちゃんとゆうりちゃんは狼牙くんが目を覚ますのを待っていた。


「あれだけの戦いをしたから目を覚めるのはかなり掛かると思います」


そう優香ちゃんは言った。


「兄さんアンデットモンスターのカードを全て封印してからかなり疲れてたみたいだった」


そうゆうりちゃんは言った。



「狼牙くんが戦うのは何の為なのかわからないけど狼牙くんは人の為に戦ってた」


そう私は言った。


「母さんは父さんの近くに居たから気づいていると思っていたのですが…」


そう優香ちゃんは言った。


「えっ?」

私は優香ちゃんの方を見た。


「父さんは戦うことでしか自分の存在を見つけられなかった、母さんと出会うまでは」


そう優香ちゃんは言った。


「私と出会うまで?」

私はどういう意味かわからなかった。


「うん、父さんは元々は一人の魔法侍として生きていく事を望んでいた。しかし母さんと出会い仲間達との絆が世界で一番大切だと気づいた。そして母さんと恋人になり今日の英雄王のヒーローキングになった。」


そう優香ちゃんは言った。



「狼牙くんは一人で生きたかった?」


そう私は言った。

私は狼牙くんの力が本当は誰かを守るためにあるんじゃなくて誰かを傷つけるためにあるんじゃないかと思ってしまった。



私との出会いは間違いだったの。


今までしたことは無駄だったの。


そう私は思ってしまった。



続く

新たな物語!

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