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魔法使いと優しい少女  作者: 友情ピエール
第1章 アンデットモンスター
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第2話 大切な友達

新しい刀

-狼牙-



俺はバイクの整備していた。


狼牙「そろそろ約束の時間だな。」


俺はバイクに乗り能美の家まで運転した。



〜能美家〜



俺は能美の家に到着した。

ゆたか「あ、神山君。お待たせ。」


能美はそう言ってかわいらしい服で玄関から出てきた。


狼牙「よう、元気だな。」

俺はそう言ってヘルメットを能美に渡した。

ゆたか「ありがと。」

そう能美は言った。

狼牙「おう。」

俺は能美をバイクに乗せてショッピングセンターに向かった。




〜ショッピングセンター〜



俺はバイクを停めて能美と服を買いに行くのは初めてだ。



ゆたか「ねえ、神山君はどんな服が好きなの?」

そう能美は聞いてきた。

狼牙「ん?そうだな。黒い服か紅い服だな。」

俺はそう言って服を見ていた。


ゆたか「あ、この服とかどうかな?」


能美が見せたのは黒い服に紅いラインが入った服だった。


狼牙「ん〜。もう少し動きやすいのがいいな。」

そう俺は言った。

ゆたか「そうなの?」

能美はそう聞いてきた。

狼牙「ああ。俺は夜には動きやすい格好で外に出るからな。」



そう俺は言った。

ゆたか「へぇ〜。」

能美はそう納得した。

ゆたか「なら、ジャージは?」


そう能美は言った。

狼牙「う〜ん。ジャージはあまり好きじゃないんだよ。」


そう俺は言った。

ゆたか「う〜ん。選ぶの大変ですね。」


そう能美は言った。

狼牙「ああ。」

俺は服選びをやめて二階の刃物店に行った。



〜刃物店〜



店長「よう、よく来たな。坊主。」


そこには俺の親父の知り合いの斬爺が居た。

狼牙「よう、久しぶりだな。」


俺は能美が余所見をしている隙に異次元ポケットから炎獄村雨を取り出した。

斬爺「相変わらず無茶な戦い方をしているんだな。」

斬爺は村雨を見てそう言った。



狼牙「仕方ないだろ。最近はやたら強いアンデットモンスターが出現するんだからよ。」


俺はそう言った。

斬爺「お前さんがこの刀を買ったのは3年前だぞ。」


そうじいさんは言った。

ゆたか「あの、ここは刃物店ですよね?」


能美は包丁を見てそう言った。


斬爺「ああ。主に買いに来るのはこいつぐらいだがな。」


そうじいさんは言った。

狼牙「それで頼んでた物は有るか?」


俺はそう聞いた。

斬爺「ああ。これじゃろ?お主も物好きじゃな。妖刀の中で一番の妖刀名は氷龍・隼だ。」


そうじいさんは俺に渡してくれた。


狼牙「悪いなじいさん。」

俺はそう言って能美と一緒にデパートを後にした。




〜図書館〜



俺は能美と一緒に本を見ていた。


ゆたか「ねえ、神山君。」

能美は俺を呼んだ。

狼牙「何だ。」

俺は推理小説を読みながら聞いた。


ゆたか「昨日学校に居たけどどうして学校に居たの?」


そう能美は聞いてきた。

狼牙「ああ、ちょっと忘れ物してな。」


俺はそう言って誤魔化した。


ゆたか「でもあの時刀みたいなの持ってたよね。」

そう能美は言った。

狼牙「いやな俺は少し気弱でよ。武器を持つのが癖になってるんだよ。」

俺はそう言った。

ゆたか「そうなんだ。」

能美は納得したみたいだ。



〜夕方〜



俺は夕方になって能美を家まで送っていった。

ゆたか「あの、神山君ありがとう。」


能美はそう言った。

狼牙「ああ、気にすんな。」

俺はそう言ってバイクに乗り家に帰った。



〜夜の学校〜



俺は隼を片手に持ちながら校舎に侵入した。


校舎を歩きながら周りを見た。



すると後ろから誰かが歩いてきた。


俺は後ろを振り向いた。

狼牙「あ、能美か。」

俺は教室に隠れながら確認した。


すると能美の後ろに不思議な影が見えた。


影は蛇の体に頭はワニの頭足はクモの形をしていた。

狼牙「ヤバイ!」

俺は隼を片手に持ちながらアンデットモンスターに攻撃を仕掛けた。


ゆたか「えっ?」

能美は後ろにアンデットモンスターが居ることに気づいた。


狼牙「能美!走れ!!」

俺はそう言った。


しかし能美は地面に座っていた。



俺は魔法でアンデットモンスターにダイヤの組手を使用した。


ダイヤのヤリがアンデットモンスターの体を突き刺した。



俺は能美の前に立って隼の形状を変化するよイメージした。


刀からボウガンに変えた。


俺はボウガンを利き手に装備してそのまま炎の魔法を結晶化させてボウガンのトリガーを引いた。

バシュ。


風を斬る音がしてそのままアンデットモンスターに直撃した。


そのまま強力な炎に包まれた。



俺は隼を元の形状に戻した。


ゆたか「あ、ああ…。」

能美はまだ尻餅をついていた。



狼牙「悪いな。黙ってて。」


俺はそう言った。

ゆたか「あの。ありがとう。助けてくれて。」


そう能美は言った。

狼牙「ああ。気にすんな。」

俺はそう言ってカードを拾った。


スキルは猛毒系の攻撃の魔法のカードだった。

ゆたか「神山君はずっとこの戦いを続けてるの?」

そう能美は聞いてきた。

狼牙「ああ。」

俺は隼を片手に持ちながらそう言った。


ゆたか「寂しくないの?1人で戦うのは?」


そう能美は聞いてきた。

狼牙「全然。」

俺はそう言ってカードをケースに入れた。

ゆたか「私なら寂しいかな。」


そう能美は言った。

狼牙「そうか。」

俺は片手をポケットに入れてそう言った。


ゆたか「私を神山君のパートナーにしてください!」



そう能美は言った。

狼牙「お前は覚悟があるのか?」


そう俺は聞いた。

ゆたか「あるよ。私は貴方の…。」


能美は俺の顔を見て何かを言おうとした。


狼牙「ん?」

俺は隼を鞘に戻して能美の顔を見た。



ゆたか「貴方が私の大切な友達だから!」


そう能美は言った。

狼牙「そうか。」

俺はそう言って少しだけ嬉しくなった。



続く。

次の話は何が出るかな?

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