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魔法使いと優しい少女  作者: 友情ピエール
ホープオブレイザー
184/214

第2話 年上の人は風の名を持つ

最近書く暇が無くてなかなか書けませんでした!


自分なりに全力で書きましたから読んでください!

優香は片手にカバンを持ち歩いていた。


「優香!」

後ろから誰かが優香に声を掛けた。


「あっ!蘭夏さん」

優香はそう言って蘭夏と呼ばれる女子中学生に向かって走り出した。


「優香はスキルの検索終わった?」

蘭夏はそう優香に聞いた。


「いえ、私は今日の昼にスキル検査を受けますよ!」

優香はそう笑顔で言った。


「それよりも優香っていつ見ても可愛いわね」

蘭夏はそう言って優香の頭を撫でた。


「えへへへ!」

優香は笑顔で頭を撫でられていた。



ーーーアガルト中等科ーーー



優香は蘭夏の隣を歩きながら辺りを見ていた。


「優香離れないでよ」

蘭夏はそう言って辺りを見た。


ドンッ!


優香は四人の不良にぶつかった。


「てめえ!痛いだろ~が!」

不良の1人が片手にバットを持ち優香に喧嘩を売って来た。


「ちょっと!」

蘭夏は体から黒い雷を放ちながら不良達を睨んだ。


「な、な、」

不良の1人は蘭夏を見て怯えていた。


「覚悟は出来てるわよね?」

蘭夏はそう言って両手から黒い雷を不良達に向けて放った。


不良達はそれを食らい黒こげになっていた。


「優香大丈夫?」

蘭夏はそう優香に聞いた。


「うん。大丈夫だよ」

優香はそう笑顔で蘭夏に言った。


「ならよかった」

蘭夏はそう言って片手にカバンを持ち歩き始めた。



ーーー測定場所ーーー



優香は片手に狼牙から貰った剣を持ち力を集めていた。


「ふぅ、よし!」

優香は少し息を吐き力一杯剣を振り下ろした。


その斬撃はパワー測定器に直撃した。


「まっ、まっ、まさか!」

白衣を着た科学者達は優香の力に驚いていた。


「神の力」

そう1人の科学者は優香を見た。


そのランクはSSS+とパソコンの画面に写し出された。


「スゲー力だな」

1人の学生が優香を見て言った。



ーーーA都市・アルセル学課ーーー



優香と蘭夏は片手にクレープを食べながら話をしていた。


「ねぇ、蘭夏さん最近変なうわさを聞いたりしませんか?」

優香はそう蘭夏に聞いた。


「うわさ?」

蘭夏は優香に聞いた。


「はい!何か変わったうわさとかありますか?」

優香はそう蘭夏に聞いた。


「うーん、聞いたうわさだけど」

蘭夏は話始めた。


それは夜のこの街で黒いフードを被り力のない学生にアクセサリーの様な物を売り巨大な力を与えているうわさがあると。


しかしそのうわさにはもう一つうわさがあった。

それは黒いジャンパーを着て背中にクロコダイルの模様が描かれていてその人物は拳であらゆる能力を破壊しそれを噛み砕く姿はまさしくクロコダイルの様だと。


「その人はどこに行ったら会えますか?」

優香はそう蘭夏に聞いた。


「やめときなさい、三日月(ブレイブ)が見回りをしてるから見つかったらうるさいわよ」

蘭夏はそう優香に言った。


「そうですね」

優香はそう言って片手にクレープを食べながら空を見た。



ーーー第6階層ーーー



優香は蘭夏と別れて買い物をしにアルセントの七番地区に向かった。


「ねぇ、君おじさん達にお金貸してくれない?」

そう柄の悪そうな二人の男が優香に聞いてきた。


「えっと、すみません!今急いでいるので」

優香はそう言って離れようとした。


「釣れないこと言わないでさ!」

男の1人はそう言って優香の左手を掴んだ。


「あれ?怖がってるの?可愛いね!」

もう1人の男はそう言って優香の顎に指を当てて言った。


「パパ・・・・」

優香は泣きそうになりながら狼牙の事を言った。


「おい!」

後ろから誰かが男二人に声を掛けた。


「ああっ!?誰だてめえ!」

男の1人はそう人物に聞いた。


「俺か?俺は嫌われ者の破壊者だ」

そう言って少年は片手をパキパキと鳴らしながらゆっくり歩き始めた。


「誰だか知らねえが!俺達の邪魔するなら容赦しねえ!」

そう言って男達は体が動物へと姿を変えた。


この街には獣人と呼ばれる能力が存在する。


力はあるがただパワーで押すだけなのでそこまで強くない能力だ。


「さぁて、坊主!てめえは俺達を見下してるみたいだな!」

そう獣人の1人は少年に聞いた。


「てめえ等じゃ、前菜にもならないがな」

そう言って少年はボクサースタイルで構えた。


「死ねや!」

1人の獣人は突進攻撃を仕掛けた。


少年は片手に力を込めてコークスクリューブローを獣人の胸に打ち込んだ。


獣人は膝を突いてそのままゆっくりと倒れた。


「まだ俺が居るぜ!」

もう1人の獣人は真上から攻撃を仕掛けようとした。


「甘いな!」

片手を前に出した瞬間何か衝撃波の様な物が獣人を吹き飛ばし建物に直撃してめり込んだ。


「弱すぎる」

そう言って少年は片手にカバンを持ち優香に近づいた。


「大丈夫か?」

少年はそう優香に聞いた。


「あっ、はい!」

優香はそう言って少年をじっと見た。


「何だよ?」

少年はそう言って優香から目をそらした。


「ありがとうございます!優しいお兄さん」

優香はそう言った。


「牙城空斗だ」

空斗はそう言って優香を見た。


「私は神山優香って言います!」

優香はそう笑顔で空斗に自己紹介した。


「そうか、んじゃあな」

空斗はそう言って歩き始めた。


「また会いましょうね!」

優香はそう言って空斗に手を振った。


空斗は片手をぷらぷらさせながら手を振った。




ーーー?ーーー




空斗は背中にクロコダイルの模様が描かれた革ジャンを着て不良の溜まり場に集まっていた。


「頭!」

1人の高校生ぐらいの青年が空斗に話し掛けた。


「どうした?」

空斗はソファーに腰を下ろして青年に聞いた。


「明日ここら一帯で戦争が始まる噂が流れてます!」

青年はそう空斗に言った。


「そうか、なら来た奴は手当たり次第潰す!」

そう言って空斗は片手に何かを持ちそれを見て悲しげな顔をしていた。




ーーー神山家ーーー



狼牙はイスに座りパソコンを打ちながら優香と話をしていた。


「優香」

狼牙は優香に話し掛けた。


「何?」

優香は狼牙に近づいた。


「お前を助けた牙城空斗ってこの子じゃないか?」

狼牙はそう言ってパソコンで優香に見せた。


「うん!この人だよ!」

優香はそう狼牙に言った。


「こいつ、すごい不良だぞ」

そう狼牙は言った。


「そうなの?」

優香はそう狼牙に聞いて信じられない顔をしていた。


「ああ、アビスクロコダイルのリーダーで最年少の強さを誇るらしい」

狼牙はそう優香に言った。


「また、会ってみたいな」

優香はそう外から星を見ながら言った。



二人の少年と少女の運命が始まった瞬間であった。



ポイントとコメントとブックマークよろしくお願いいたします!


皆さんの生きる気力になれれば嬉しいです!

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