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プロローグ 英雄
新章 始まります!
あれから6年の月日が流れ神山狼牙は小学校の教師になっていた。
「神山先生」
狼牙の名前を呼んだのは1人の少女だった。
「よう、どうしたんだ?」
狼牙はそう少女に聞いた。
「先生、最近男子の間で変な噂が流れてるの」
そう少女は狼牙に言った。
「変な噂?」
狼牙はそう言って少女から話を聞いた。
「男子達の間で理科室の鏡から声が聞こえるんだって、その声を聞いたら怪物が男子達の大切な物を壊すんだって」
そう女子生徒は怖がりながら言った。
「わかった、先生がなんとかしよう」
そう言って狼牙は理科室に向かった。
彼は魔法使い侍から侍先生へと変わった。
ーーー理科室ーーー
狼牙は目を閉じて気配を感じた。
そして後ろから何か邪悪な気を感じた。
狼牙は異次元ポケットから蒼龍を取り出した。
「俺の生徒の大切な物を返してもらうぞ!」
狼牙はそう言って後ろに立つ禍々しいクワガタとさそりの融合した怪物を見て言った。
次は新キャラが登場します!