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無事に退院して書く暇がなかった。
神山狼牙は死んだ。
ゴルドゼルトの戦いで確かに死んだ筈だった。だが彼は瀕死の状態から甦るためにオーバーロードの王から命の雫により一時的に生き返った。
そして究極の知恵と究極の力の二つを体に宿した変わりに記憶を失った。
だが忘れていない物が一つだけあった。
それは能美ゆたかという存在だった。
名前と顔は忘れてしまったがそれでも彼女がくれた優しい心と決して闇に堕ちない勇気の力を胸に戦う事にした。
そして別の世界でゆたかと再会して再び命と恋を始めたのだった。
魔法少女の小説も書いてるので皆様読んでください！
