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魔法使いと優しい少女  作者: 友情ピエール
第7章 バトルロワイヤル編
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第52話 忘れても繋がる想い

神山狼牙VS能美ゆたか。


果たしてどちらが強いのか!


新ステージは新キャラと敵が登場!


キャラクターが増えるから大変だよ!



狼牙は片手に蒼竜とグングニールを持ちながら歩き出した。



そしてリングに立った。


そこにはゆたかが立っていた。


「待たせたな」


そう言って狼牙は両手に武器を持ちながら言った。



「それでは神山松丸VS能美ゆたかの試合を始めます!」


そう鉄粋は言った。


狼牙は片手の蒼竜を赤く光らせて攻撃を仕掛けた。



ゆたかはそれをなんとか避けた。


「っく!」


ゆたかは記憶の中のピースでジャスティスバレットをジャスティスハートに形状を替えた。



そして純白の服スターライトヴァルキリーに姿を変えた。



狼牙は片手に蒼竜を持ちながらゆたかを見た。


しかし自分の弱さが起こした罪にゆたかを見れないでいた。


狼牙は両手の武器を融合して雨桜を作り出した。


「いくよ!松丸さん!」

そうゆたかは狼牙に昇順を合わせた。


そして強力な魔力砲を放った。


狼牙はそれを打ち消すかの様に雨桜を鞘に戻した。


そして抜刀居合いの準備をしていた。


「アメイジングブラスター!!」


ゆたかはそれを狼牙に向けて放った。


狼牙は直線の魔力砲を避けずに切り捨てた。


ゆたかの技は見事に切断された。



「お前じゃあ俺を倒せないぜ」


そう言って狼牙は雨桜を片手に持ちながら言った。



「貴方を倒して狼牙さんが何者か教えてもらいます!」


そうゆたかは片手にジャスティスハートを持ちながら言った。



狼牙は片手に雨桜を持ちながらゆたかに近づいた。



「スターブラッドレイン!」



ゆたかはエネルギー弾を何発も放った。


狼牙は片手の雨桜でそれを全て打ち消した。


「ブラックストリーム」

狼牙は雨桜に力を溜めてそれを立てに振り下ろした。


その瞬間強力なエネルギー坡がゆたかに向かった。



ゆたかはそれを魔力壁で防いだ。


「っく!」


ゆたかの魔力壁は簡単に消滅された。

「武装解除!」


狼牙は蒼竜とグングニールを両手に持ちゆたかに斬りかかった。


ゆたかは狼牙に照準を合わせた。



ゆたかはトリガーを引いた。


エネルギーの塊は狼牙に向かった。


「んなもん!効かねえよ!」


そう言って狼牙はグングニールと蒼竜でエネルギーの塊を破壊した。



「もう終わりか?」

そう狼牙は両手の武器を黒く光らせた。


「私は貴方を倒す!絶対に!」


ゆたかはそう言ってジャスティスバレットを新たな剣の形状に変えた。


「新しい私の武器!ユグドラシルアサルト!」


そうゆたかは二本の剣を持ちながら言った。



「俺を倒すのに力を解放するのか?」


そう狼牙は言った。



「ただの力じゃないよ!私は狼牙という人が気になるから!ただそれだけだよ」


ゆたかは走り出してユグドラシルアサルトで攻撃を仕掛けた。


狼牙はグングニールで攻撃を防いだ。


「新しい私の能力!ステルスソニック!」


そう言ってゆたかは姿を消した。



それだけじゃない気配まで消していた。



「終わりだよ!」


そう言ってゆたかは後ろから攻撃を仕掛けた。



狼牙は片手のグングニールで攻撃を防いだ。



「確かに気配を消せるのはすごいが俺を倒すなら殺気は消すんだな!」

そう言って狼牙は蒼竜に力を溜めて体を左に回転してゆたかに切り捨てた。


しかしゆたかは片手にユグドラシルアサルトで攻撃を防いだ。


「しつこいな」


そう狼牙はカードケースからアンデットモンスターのカードを体の中に入れた。


そして神山狼牙はヒーローキングに姿を変えた。



そして狼牙は両手に盾を片手に装備してグングニールを地面に突き刺して蒼竜と盾で攻撃を仕掛けた。


「ッく!」


ガキィン!


ゆたかはユグドラシルアサルトで攻撃を防いだ。


「中々やるな、だが!」

狼牙は盾をゆたかに向けて投げた。


回転で威力が増した盾はゆたかのユグドラシルアサルトを弾いた。



「しまった!」


ゆたかはそう言った。


狼牙は片手に奏炎剣をゆたかに突き刺そうとした。


「ひっ!」


ゆたかは目を閉じた。


しかし狼牙は目をゆっくり開けると狼牙はゆたかの寸止めしていた。


「えっ!何で?」


ゆたかはそう狼牙に聞いた。


「命を取るとは決めてないからな」


そう言って狼牙は武器を全て異次元ポケットに戻して言った。



ゆたかは狼牙の背中をじっと見ていた。


「終わったな」


そう言ってソウル達は観客席から引き上げた。



ーーーーーーー



ゆたかは浜辺で海を見ながら狼牙の事を思い出していた。


戦いかたや能力の使い方を。


まるで自分の戦い型に近い気がした。


「本当に偶然なのかな」


そう言ってゆたかは星を見ていた。



そしてふと何か頭の中で不思議なビジョンが流れた。

それは学校の屋上らしき場所でゆたかは空を見ながら誰かと話をしているビジョンだった。



「何だったんだろ?今の?」


そう言ってゆたかは寮に向かった。




ーーーーーーー



狼牙は学校の屋上で何か気配を感じていた。


「何だ?」


そう狼牙は気配で夜の街の地下から何か嫌な気配を感じた。


そして転移魔法で地下に向かった。



ーーーーーーー



地下に到着すると巨大な穴が空いていた。


狼牙はそれを進み始めた。



ピチャン


水が上から垂れてきた。


狼牙は気にせず進んだ。


すると前から何か異様な気配を感じた。



そこにはドラゴンの像が立っていた。


狼牙はそれに近づいた。


するとドラゴンの像の目が光始めた。



ドラゴンはいきなり動き出した。



狼牙はグングニールと奏炎剣を両手に持って戦闘体勢に入った。



「グオオオオオ!」

ドラゴンはいきなり鳴き始めた。


狼牙はグングニールに炎の魔法を発動した。


「バーニングランス!」

そう狼牙はグングニールをドラゴンの片足に突き刺した。


しかしドラゴンは狼牙の攻撃を弾いた。



「ッく!」

狼牙は蒼竜とグングニールを融合して竜殺しの剣-ドラゴンブレイダー-を作り出した。



「俺の力を喰らいやがれ!トルネードバースト!」


狼牙は片手に持った竜殺しの剣-ドラゴンブレイダー-でドラゴンに向けて強力な斬撃を放った。


「ギシャアアア!」


ドラゴンは口から黒いビームを狼牙に向けて放った。



狼牙の魔法とドラゴンのブレスがぶつかった瞬間強力な爆発が発生した。


狼牙はまだ戦おうとした。



しかし狼牙体から黒い汗が流れ始めた。


「まさか!」

そう言って狼牙は転移魔法で地下から地上に戻った。




ーーーーーーー



狼牙は竜殺しの-ドラゴンブレイダー-を片手に持ちながらふらついていた。



「まさか、もう限界みたいだな」


そう言って狼牙は倒れた。



ーーーーーーー



ゆたかは狼牙に負けた次の日コンビニで飲み物を2本買って寮に帰宅していた。



「松丸くん、強かったな」


そう言ってゆたかは前を見た。


するとそこには誰かが倒れていた。


それはゆたかに勝った狼牙だった。


「しっかりして!松丸くん!」


そうゆたかは言った。



「ん?」


狼牙は目を開けて起き上がった。



「大丈夫?」


そうゆたかは狼牙に聞いた。


「!!ああ、大丈夫だ」


そう言って狼牙は起き上がり歩き出した。



ゆたかは狼牙の背中をじっと見てなぜか胸が苦しくなった。


それは過去の自分が神山狼牙と同じ家に住み愛しあった関係だとまだ気づいていなかった。




ーーーーーーー



狼牙は大学の屋上でパンを買って食べていた。



ふだんならゆたかと隣で食べているが今はゆたかは居ない。


狼牙は外を見ながら思い出していた。


今までゆたかと一緒にお昼を食べて楽しい会話をして帰りにどうするか話をしたりしていたが今はそんな話をしたりしなくなった。



今はただの赤の他人。


ガチャッ


屋上のドアがいきなり開いた。


「あっ!やっぱり居た」

そう言ったのはゆたかだった。



「何だ?何かようか?」


そう狼牙はゆたかに言った。


「あの、神山松丸くん!」


そうゆたかは狼牙を松丸と呼んだ。


「何だ?」


そう狼牙はパンを食べながらゆたかを見た。


「いつも屋上で食べてるの?」


そうゆたかは狼牙に聞いた。



「ああ、まぁな」

そう言って狼牙は紙パックの牛乳を飲んでいた。


「隣で食べてもいい?」


そうゆたかは狼牙に聞いた。


「勝手にしろ」


そう言って狼牙は昼寝を始めた。




ーーーーーーー



目を覚ますと狼牙はあくびをして起き上がった。


横を見るとゆたかも眠っていた。


「やれやれ」


そう言って狼牙は上着をゆたかに被せた。


そして時間を見て寮に帰宅した。




ーーーーーーー



狼牙は部屋で晩飯の時間が来るまで本を読んでいた。



こんこん


誰かがドアをノックする音が聞こえた狼牙は本を置いてドアを開けた。


ガチャ


「あっ!神山くん」


居たのはゆたかだった。


「何だ?」


そう狼牙はゆたかに聞いた。


「あの、これ」


ゆたかは狼牙の上着を渡した。


「ああ、すまないな」


そう言って狼牙部屋に戻ろうとした。


「あの!神山くん!」


ゆたかは狼牙を呼んだ。


「まだなんかあるのか?」


そう狼牙はゆたかに聞いた。



「また、一緒にお昼食べない?」


そうゆたかは狼牙に聞いた。


「ああ、いつかな」


そう言って狼牙はドアを閉めた。



ーーーーーーー



地下の扉から何か不思議な力が放たれた。


その放たれた力は怪物を造り出した。


怪物は人の姿をしており頭は馬だが片手に槍を持っていた。


「破壊と殺戮の時が始まる」


そう言って怪物は液体になり姿を消した。



続く

はい!


というわけで神山狼牙は新たなるステージが始まりましたが。


地下でのドラゴンや怪物の出現そして巨大な扉それは何を意味するのか楽しみですね。


それでは皆様またいつか!

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