表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法使いと優しい少女  作者: 友情ピエール
第7章 バトルロワイヤル編
112/214

第50話 破壊の拳VS死の力

ゆたかの新能力はチートです

狼牙は片手に妖刀・雨桜を片手に磨きながら空を見ていた。



「狼牙」


声を掛けたのは鉄粋だった。



「おう、どうしたんだ?」


狼牙は片手に雨桜を持ちながら鉄粋を見た。



「お前、能美が勝てると思うか?」


そう鉄粋は狼牙に聞いた。


「ああ!あいつは俺より強い」


そう言って狼牙は片手を空に向けて言った。




ーーーーーーーー




ゆたかはスターライトヴァルキリー姿を変えて訓練をしていた。


ゆたかは自分の力を最大にするために体に力を注ぎ込んだ。



そしてその力を極限にも高めた。


そして姿が前の姿を上回り紅いジャケットに黒い短パンにスカートの様な物を着て片手に銀色の剣を持っていた。



そしてゆたかは体から赤い湯気を放ちながら少しふらついていた。


「まだ未完成だけど絶対に私の力にしてみせる」


そしてゆたかは両手にジャスティスバレットを持ちながら言った。




ーーーーーーーー



会場に来た狼牙はゆたかの戦いを見ることにした。



ゆたかはリングに立ち片手にジャスティスハートを持ちながら狼牙の座っている観客席を見ていた。


「さぁ!今回の試合は最強のパワーを誇るソウルの登場です!」


そう実況者が言った。


ゆたかはソウルをじっと見た。


ソウルは両手を広げて笑いながらリングに上がった。


「お前を倒せば神山狼牙と戦えるな」


そう言ってソウルは体を赤くして頭にバッファローの角を生やして腕を黒くしてゴングが鳴るのを待っていた。


カァアン!!


ゴングがなった瞬間ゆたかはジャスティスハートに魔力を注ぎ込んで技を発動した。


「ストライクシューター!」


そうゆたかはジャンプして魔力弾を放った。


しかしソウルは片手でそれを弾いた。


ゆたかは負けじとジャスティスハートに魔力を注ぎ込んで大技を発動した。


「スターオブバスター!!」


強力な魔力砲がソウルに向けて放った。


ソウルは片手を前に出した。


その瞬間魔力砲は直撃した瞬間消された。


威力はかなり高めの技を消されるソウルに少しゆたかは恐怖を感じた。



「終わりだ!」

そうソウルは拳に力を溜めて前に突き出した。


その瞬間強力なエネルギー波がゆたかに向かった。


ゆたかはそれを魔力シールドで防いだ。


エネルギー波はゆたかのシールドを破壊した。



そしてそのエネルギー波はゆたかのシールドだけでなく頬をかすった。


ゆたかは大気中のエネルギーを気配で感じた。


エネルギーは100%を越えていた。


そしてそれを放つ為にゆたかはソウルの腕に強力なバインドを絡ませた。

「私が込めた必殺必中の一撃!」

ゆたかは照準をソウルに向けた。



「スターロードブレイザー!」



白銀に輝くビームはソウルに向かった。


ソウルは腕のバインドを容易く破壊した。


そしてソウルは片手に力を込めてスターロードブレイザーを打ち消した。



ゆたかは片手にジャスティスハートを持ちながら力を込めていた。


「これで終わりか?」

そうソウルはゆっくり歩きながら聞いた。


ゆたかはジャスティスハートに自分の力を全て注ぎ込んだ。



「私はまだ本当に覚醒していない!お願いだから私の中に眠る私の力!私に本当の力を!」


そうゆたかは言った。


その時だったゆたかの体が赤黒く光輝いた瞬間ゆたかの衣装が純白のドレスから赤いジャケットに黒いミニスカートを履いていた。


そして目が赤になっていた。


ゆたかはゆっくり歩きながら片手を前に出した。


その瞬間何もない場所から刀剣が出てきた。


そしてゆたかはいきなり走り出した。



「ふん!」

ソウルはゆたかを殴ろうとした。


しかしゆたかはそれを避けてソウルの腹部に刀剣で攻撃を仕掛けた。


「っぐ!」


ソウルは負けじとゆたかに攻撃を仕掛けた。


しかしゆたかは刀剣で攻撃を防いだ。


そしてばく転して片手に青色のアックスを出現してそれを地面に突き刺した。


その瞬間銀色の槍がソウルを貫いた。


しかしソウルはそれを喰らいながらもゆたかに攻撃を仕掛けようとした。



ゆたかは無表情のまま片手に紫色の剣を造り出した。


ソウルは拳でゆたかに殴り掛かった。


ゆたかはギリギリで避けて後ろにジャンプした。


そして紫色の剣に魔力を注ぎ込んだ。


その瞬間剣がヘビの様に伸びた。


それは連結刃と呼ばれる剣で使うにはかなりの訓練が必要な武器だった。


ゆたかはそれを振り回しながらソウルに攻撃を仕掛けた。


ソウルはそれをまともに喰らいながらゆたかに近づこうとした。


ゆたかは連結刃に炎の魔法を注ぎ込んだ。


そして炎を連結刃はソウルを縛った。



そして更に雷の魔法を注ぎ込んだ。


二つの力が交ざり合い強力な魔法にソウルは膝をついた。


ゆたかは連結刃を解除して新たな武器を造り出した。



それは剣とは日本で一番古い剣。


名は草薙の剣だった。



ゆたかはそれを掴んで振り下ろした。


その瞬間強力なエネルギーの塊がソウルに直撃した。




ソウルはふらふらになりながら立ち上がった。


「俺はまだ!」

ソウルは体を燃え上がらせて限界を突破した。



「終わりのカウントダウンは始まっている……」


ゆたかは草薙の剣を片手に持ちながらソウルに近づいた。


その時ゆたかの体から血が出ていた。


「っぐ!うああああああああ!!」


ゆたかの服の色が赤から青色に変わり始めた。


「まさか!」

狼牙はゆたかの立つリングに向かった。



しかしゆたかは体から大量の血を出していきなり倒れた。


ソウルは何も言わずにリングから降りた。


そして狼牙とすれ違い様にこう言った。


「あいつは人間として生きるのはもう無理だ」


そう言ってソウルは狼牙を通り過ぎた。



ーーーーーーーー



狼牙はゆたかを医務室に連れていって目が覚めるのを待っていた。



狼牙は涙を流しながら考えていた。


自分の与えた魔法がゆたかをここまで傷つけた事に後悔していた。


ゆたかは狼牙に近づきたくて狼牙から狼牙の一割の力を受け取ったがそれを制御できずにここまで傷ついた。



「お前は、よく頑張ったな」


そう言って狼牙はゆたかの唇に唇を重ねて言った。


そして狼牙はゆたかのジャスティスバレットを両手に持って医務室をあとにした。




ーーーーーーーー



狼牙は砂浜で空を見ていた。


あの時早くゆたかに禁断魔法を使わないように忠告していたらゆたかは傷つかず倒れる事もなかっただろうと。


自分の罪はこれからも背負わなければならないと。


狼牙は雨桜を片手に持ちながらずっと泣いていた。


自分の力がゆたかを傷つけたのだから生きる意味も何もないと。


そして狼牙は砂浜に横になりゆたかが側に居てくれたら何て言ってくれたか考えていた。


「俺は、どうしたらいいんだ」


そう狼牙は雨桜を見ながら言った。



「何をしているんだ?」

そう聞いてきたのはエヴィだった。


「何だよなんかようか?」


そう狼牙はエヴィに聞いた。


「能美が倒れたのがそんなにショックか?」

そうエヴィは狼牙に聞いた。


「当たり前だろ!愛するものが体から血を出して倒れたら誰だってショックになるだろ!」


そう狼牙はエヴィに言った。


「貴様もあいつと同じだな誰かの笑顔のために戦う、全く同じだよ」


そう言ってエヴィは学生寮に戻った。


狼牙はエヴィが帰るのを見ていた。


そして海を見ながらゆたかのジャスティスバレットを片手に持ちながらソウルとの決着を着けると決めた。



続く

神山狼牙の本気の戦いが始まります!


コメントとポイントよろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ