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魔法使いと優しい少女  作者: 友情ピエール
第7章 バトルロワイヤル編
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第47話 優しき魔法銃使いVSマッドサイエンティスト

今回はゆたかの戦いです。



新たなスタイルに皆が期待している。


頑張れゆたか!


熊本の皆も頑張れ!



ゆたかは新技を考えながら狼牙とトランプをしていた。



「おい、ゆたか?」


狼牙はゆたかの名前を呼んだ。



ゆたかはようやく気づいたのか狼牙を見た。

「狼牙くんどうしたの?」


そうゆたかは狼牙に聞いた。


「お前がボーと考え事してるからだよ」


そう言って狼牙はゆたかの目を見て言った。



「狼牙くんはいつも魔法の技を考えるとき何を想像してるの?」


そうゆたかは聞いてきた。



「いや、どうしてるって言われてもな」


そう言って狼牙はトランプを直した。


「新たな力を手に入れないとこの大学で勝ち残れないよね」


そうゆたかは狼牙に言った。



「ああ、だが新たな技を獲得しても勝てるとは限らないぜ」


そう言って狼牙は蒼龍を磨いていた。



「でも勝ちたいよ!狼牙くんみたいに技を手に入れて強くなりたい!」


そうゆたかは狼牙に言った。


狼牙は何も言わずにただゆたかを見ていた。


かつての自分に似ていたのだろう。


ゆたかにはまだ力が完全には覚醒していないしていれば狼牙と互角の戦いをするだろう。



だが今の彼女は新たな力を手に入れても上手く使えるとは思えなかった。


しかし狼牙はふと一つだけいい方法があった。


それは彼女にしか使えない戦術だった。



「ゆたか、ある魔法が一つだけあるがそれを覚えてみるか?」


そう狼牙はゆたかに聞いた。



「えっ!?」

ゆたかは驚きながら狼牙を見た。



「今から儀式をするがそれを使えばお前は今以上に強くなる」


そう狼牙はゆたかに言った。



「うん、」


ゆたかは頷いた。


そして狼牙はゆたかに服を脱ぐように言った。


そしてゆたかは顔を赤くなりながら服を脱いだ。


白い肌に青色のブラに狼牙は少し目を閉じてゆたかの胸に手を当てた。


「ひゃっ」


ゆたかは少し色っぽい声を出した。


「創造と破壊の間にいる者よ我神山狼牙が命ずる能美ゆたかに限界を越える力を与えよ」


そう狼牙が言った瞬間ゆたかの体が光出した。



そしてゆたかの中に光が消えた。


「ふぅ!」


行きを吸い込んで狼牙はゆたかから離れた。


「狼牙くん終わったの?」


そうゆたかは狼牙に聞いた。


「ああ、何とかな」


そう言って狼牙は冷蔵庫から麦茶を取り出した。


「よかった」


そう言ってゆたかは狼牙に抱き付いた。


狼牙はゆたかの頭を撫でて外を見ていた。



ーーーー



狼牙は片手に奏炎剣を持ちながら訓練をしていた。



次の対戦相手に負けないために。


ーーーー



そしてゆたかは新たな技を考えていた。



「負けない!絶対に!」


そう言ってゆたかはジャスティスバレットを両手に持ちながらイメージした。


常に導き出すのは最強の自分を考えた。



そして体から強力な魔力が放出された。



そしてそれを上に向けて放った。


その威力にゆたかは少しこけそうになった。




「少しだけのヒントで造り出した私だけの技」


そう言ってゆたかは自分の技を造り出した。


その技が自分の最強の技と信じながらゆたかはジャスティスバレットを両手に持ちながら歩き出した。




ーーーー



そして大会が始まりゆたかは両手にジャスティスバレットを持ちながら対戦相手の情報を見ていた。

「負けない!」


そう言ってゆたかは頭にデータを入れた。



ーーーー



ゆたかはリングの前に立った。


「西から出てくるのは能美ゆたか選手です!」


そうゆたかの名前を言うアナウンサーにゆたかは動じずにリングに立ち上がった。



そして北からは緑色の衣装を着た男が出てきた。


「去年惜しくもソウル選手に敗北した毒属性の力を持つ科学者ライグ選手です」


そうアナウンサーはライグの紹介をした。



「それでは試合を開始します!」


そうアナウンサーは言った。


「ふふふっ、まさか貴女のような小さな人が相手とは少しがっかりですよ」


そう言ってライグは片手を前に出した。


するとライグの手のひらから緑色の液体がゆたかに飛んできた。


ゆたかは左に避けた。


そして避けた場所が溶けた。


緑色の煙が起きてゆたかは少し奮えた。



「避けるほど嫌な予感がしましたか?」


そうライグは笑いながらゆたかを見た。


「負けたくない!私は狼牙くんの背中を守るんだから強くないといけない!」


そう言ってゆたかはジャスティスバレットに力を込めた。


「シューティングレイン!」


ゆたかはエネルギーの散弾を放った。


ライグはそれを片手で防いだ。


「おやおや、それが貴女の力ですか?」


そう言ってライグは不適な笑みを浮かべながら背中から黄色い鞭を大量に出現させた。



ゆたかはジャスティスバレットを合体させてジャスティスセイバーを造り出した。



ライグは鞭でゆたかに攻撃を仕掛けた。


ゆたかはジャスティスセイバーで攻撃を防いだ。



「クリスタルソーサー!」


そうゆたかはジャスティスセイバーに光を溜めてそれを振り下ろした。



閃光の斬撃がライグに向かった。


ライグは片手を前に突き出した。


「だから言っているでしょ、貴女の力は無力だと」


そうライグは不適な笑みを浮かべて言った。


「そんな、私の力が通じないなんて」


そう言ってゆたかは絶望しかけていた。


「さてとゆっくりと痛ぶってあげましょうか」


そうライグはムチを大量に出現させた。


ゆたかはもう立ち上がる事すらできなかった。


「諦めるな!」


そう観客席から大声で言った者がいた。


「えっ?」


ゆたかは観客席を見るとそこで立っていたのは神山狼牙だった。



「えっ?」


ゆたかは観客席の狼牙をじっと見た。


「お前は俺が認めた女だ!そのお前がそんな雑魚に殺られるわけがない!」


そう狼牙はゆたかに言った。


ゆたかはその言葉を聞いていつもの自信に溢れる顔をして頷いた。



「私の信じる強さはあの人の背中を守るための力、だから造り出す!最強の私を!」


そうゆたかはジャスティスセイバーを変形させて杖を造り出した。。



純白のドレスを着て造り出した姿はゆたかが目標にしていた姿だった。


「スターライトヴァルキリー、これが私の本当の姿だよ!」


ゆたかは杖を片手で持ちながらライグを見た。



「姿が変わった程度で私は倒せんぞ」


そうライグは言った。


「試してみる?」

そうゆたかは杖を片手で持ちながら空中に浮遊した。


「フォトンバスター!」


ゆたかは真上から魔力砲をライグに放った。


ライグは片手でそれを防ごうとした。


しかしあまりの力に吹き飛ばされた。



「何だと!まさかこんな事がある筈がない!」


そうライグは悔しがりながら言った。


「貴方では私は倒せない!」


そう言ってゆたかは杖を片手で回しながらライグを見下ろした。



「黙れ!!!!!!」


ライグは両手に緑色の光をゆたかに向けて放った。


ゆたかはそれを片手で魔力障壁で防いだ。


そしてゆたかは障壁の魔方陣をライグの体に縛らせた。


「これが私の必殺の一撃!スターロードブレイザー!!」


青白く光る魔力エネルギーをライグに向けて放った。


ライグはムチを円にして防ごうとしたがパワーに負けて場外に飛ばされた。



「勝者!能美ゆたか選手!」


そう実況が大声で言った。


ゆたかは笑顔で狼牙の立つ観客席を見てVサインを出した。


狼牙は親指をピンと立てていた。



「まだですよ、私はまだ殺られていませんよ!」


そうライグはゆっくりと立ち上がりゆたかにムチを槍のようにしてゆたかに突き刺そうとした。


ゆたかはスターロードブレイザーを使用したため魔力が殆ど残されていなかった。


「貴方を殺せば私がソウルと戦うことができる!」


そうライグは槍でゆたかを突き刺そうとした。


その時。


ガキィン


誰かがゆたかの前に立ちライグの槍を防いだ。


それは神山狼牙だった。


「俺の女に手を出すな!」


そう言って蒼龍で槍を切り捨てた。



「ひっ!」


ライグは狼牙の目を見て恐れていた。


狼牙の強さは他の者以上に強いとライグは感じたのだった。


「俺が倒すのは貴様ではない!ソウルただ一人だ!」


そう言って狼牙はゆたかを背負って歩き出した。


「神山狼牙あいつこそ俺の求めていた最強の相手だ」


そう言ってソウルは少し笑みを浮かべて歩き出した。




ーーーー



狼牙は片手に蒼龍を持ちながら磨いていた。


「狼牙くん、さっきはありがとね」


そうゆたかは狼牙に言った。


「あ?ああ」


そう狼牙は蒼龍をじっと見てジュースを飲んでいた。




ーーーー



ハウザーは片手にバーストガンナーを持ちながら訓練をしていた。


「俺の明日の相手は相川真由か」


そう言ってハウザーはバーストガンナーで的を貫いた。



続く

俺の小説で誰かに希望が与えられたら俺はめちゃくちゃ嬉しい!


ポイントよろしく

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