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魔法使いと優しい少女  作者: 友情ピエール
第7章 バトルロワイヤル編
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アクセス数15000記念

今回はバレンタインデーの内容です

ゆたかはスーパーでチョコを買っていた。


いつもお菓子を食べるゆたかには珍しくないと思うがゆたかは明後日のためにある準備をしていた。


その準備とは…


バレンタインデーである。


ゆたかはチョコを持って考えていた。


狼牙の好きなチョコ菓子は何かなと。


「う~ん?チョコケーキかな?それともチョコシュー?」


そう呟きながらゆたかはお菓子の本を読んでいた。



「ん?能美さんじゃないですか」


そう言ったのは六月だった。


「あ!六月さん」


そうゆたかは六月に頭を下げて挨拶をした。



「どうかされたんですか?」


そう六月はゆたかに聞いた。


「実は……」


ゆたかは六月に説明した。


「なるほど神山さんにバレンタインにチョコを渡したいと」


そう六月さんは理解してくれた。



「私は料理は少し得意だけどお菓子作りは少ししか知らないんだ」


そうゆたかは六月に言った。



「なら、お手伝いしましょうか?」


そう六月はゆたかに聞いた。


「えっ!?いいんですか?」


そうゆたかは六月に聞いた。


「それじゃあ今日の夜に家に来てください」


そう六月はゆたかに言った。



ーーーーー



ゆたかはエヴィの家に到着した。


「おじゃまします」


そうゆたかは言った。


「いらっしゃいませ」


そう六月はゆたかに言った。



「すみません、チョコ作りを手伝わせてもらって」


そうゆたかは六月に言った。


「よう、能美じゃないか」


そうエヴィは派手なパジャマを着たまま階段から下りてきた。



「あ!エヴィさんこんばんわ」


そうゆたかはエヴィに挨拶した。


そしてゆたかは六月に連れられて台所に向かった。





ーーーーー



六月とゆたかはエプロンを着ていた。



「それで能美さんはどんなチョコ菓子を作るんですか?」


そう六月はゆたかに聞いた。



「えっと、ハートのチョコにしようかなと」


そうゆたかは六月に言った。



「なら、型を作らないといけませんね」


そう六月はゆたかに言った。


「おい、型ならあるぞ」


そうエヴィは50㎝の鉄でできた型を持って来た。



「マスター何故型があるんですか?」


そう六月はエヴィに聞いた。


「ふん、ただの暇潰しに作っただけだ」


そう言ってエヴィは自分の部屋に向かった。



ゆたかと六月はチョコを作り始めた。


ゆたかと六月は市販のチョコを溶かしながら調理していた。


二人が仲良くチョコを型に入れていた。


そしてそれにナッツを入れてそれを冷蔵庫に入れた。



そして冷えるまでゆたかと六月は待っていた。



ーーーー



そして一時間程して完全に凍っていた。


それを確認してゆたかは型からチョコを取り出して袋に包み始めた。


「できた」


そうゆたかは言った。


「よかったですね」

そう六月は言った。



「はい、ありがとうございます」


そうゆたかは言った。


「いえ、頑張ったのは能美さんです、私は何もしていません」


そう六月は言った。


「でもお礼は言いたいですし」


そうゆたかは六月に言った。


「明後日には狼牙さんに渡してくださいね」


そう六月はゆたかに言った。


「はい!」


そうゆたかは頷いた。



ーーーー



ゆたかと狼牙の通う高校でゆたかは自分に勇気が出るように人の字を書いていた。


しかしパニックになっていたのか[人]ではなく[入]を書いていた。


しかし勇気が出たのかゆたかは狼牙に近づいた。


「狼牙くん、ちょっといいかな?」


そうゆたかは狼牙に聞いた。


狼牙は社会の教科書を読んでいたがすぐに手を止めてゆたかを見た。


「おう、どうしたんだ?」


そう狼牙はゆたかを見た。


「あ、あ、あの渡したい物があるから屋上に来てくれないかな」


そうゆたかは狼牙に言った。




ーーーー



そして狼牙とゆたかは屋上に到着した。


冬の空の下はかなり寒く普通の奴ならすぐに教室に戻るしかし狼牙は体を鍛えているから平気だった。


「あ、あの狼牙くんこれ!受け取ってくれないかな!」


そうゆたかは狼牙にハートの型をした包み紙でリボンで可愛く結んであるチョコを狼牙に渡した。


「えっ!?あ!今日バレンタインデーだったけ?」


そう狼牙は言った。


「うん!狼牙くん甘いの大丈夫?」


そうゆたかは狼牙に聞いた。



「ああ、大丈夫だぜ」

そう言って狼牙は笑顔でゆたかの頭を撫でた。


ゆたかは少し気持ち良さそうな顔をしていた。


「狼牙くん、お願いがあるんだけど」


そうゆたかは狼牙に言った。



「何だ?」


そう狼牙はゆたかに聞いた。


「目を閉じてゆっくり屈んでくれないかな?」


そうゆたかは狼牙に言った。


「ああ、」

狼牙は目を閉じてゆっくりと屈んだ。


ゆたかはゆっくりと狼牙の唇に近づいてキスをした。


それに気づいた狼牙は目を開けた。



「ゆたか?」

狼牙はゆたかを見た。


「あの、私夢を見たの前みたいに狼牙君が居なくなる夢だったの」


そうゆたかは狼牙に言った。



「狼牙くんが一人で怪物を倒して別の場所に消える夢を見たのだから私の目の前で消えないでね」


そうゆたかは狼牙に言った。



「俺はお前の目の前から消えたりしないから安心しろ」


そう言って狼牙はゆたかに優しく抱きついた。


「うん!」

ゆたかは涙を流しながらそう言った。



この日の二人の事を写真で撮った新聞部の一人がでかでかと新聞に載せられたらしい。




次からはバトル内容ですたぶん

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