【コミカライズ】私の婚約はキャンセルされました
「この婚約を破棄するっ!」
界隈にて、今日も今日とて婚約がキャンセルされている。
とある侯爵家主催の夜会にかろうじて招待された木っ端伯爵令嬢のオリヴィア・リヴィングストンはその様子を固唾を呑んで見守っていた。
家同士の繋がりを深めるものや戦略的なもの、はたまた子供たちの将来を願ってのもの。そこに思惑は数多あれど、婚約の全てが悲観的なものはないとオリヴィアは考えている。
「僕は! 真実の愛を見つけたんだっ」
侯爵子息がそう声高に主張し、どこかの令嬢を後ろに庇うようにして立っている。
あれは……巷で有名な男爵令嬢ではあるまいか。
彼の前には婚約者のご令嬢がいて、扇子で口元を隠しながら険しい面持ちで真っ直ぐに彼らと対峙している。
(……またですか)
最近はこの『真実の愛』というものによって、貴族間で結ばれた婚約が破棄されるという事態が立て続けに起きていた。
先々週は第二王子がやらかして、先週は伯爵子息、今夜こそは穏やかな夜であって欲しいと思っていたのだが、ある意味期待を裏切らない。
こうした「婚約に縛られたくないがゆえに一方的に婚約破棄する人たち」は、陰で婚約キャンセル界隈と呼ばれていた。
残念なことに婚約破棄を言いつけられてしまった令嬢の方にもその醜聞はついてまわる。
キャンセルされた方も、界隈の者として扱われてしまうのは本当に解せないことだ。
「オリヴィア。そろそろ帰ろうか」
壁にくっつき、界隈の騒動を眺めていたオリヴィアの所に婚約者のレックスがやってくる。
夜空にまたたく星のように美しい銀の髪に、蜂蜜色の瞳。
誰もが憧れる美貌をもつレックスは、マクファーデン公爵家の嫡男で、栗色の髪に緑色の垂れ目という凡庸な容貌のオリヴィアにはもったいなさすぎる人だ。
そんなレックスとの間に婚約が整ったのはオリヴィアが十歳の時だった。
よくある話で、先代の祖父たちが仲が良かったとかそんな理由だ。オリヴィアとレックスは幼い頃からよく一緒に過ごした。
そうして、家格的には全く釣り合ってはいないのだけれどそのまま婚約したのだ。
よくある話。本当に。
「そう、ですね。少し疲れてしまったかもしれません」
「これ以上ここにいても、大変なだけだろうしな。では帰ろう。オリヴィア、手を」
「……はい」
オリヴィアがそっと手を差し出すと、レックスはそれを慣れた手つきで自らの左肘のあたりに誘導した。
キャンセルによりざわめく喧騒の中、オリヴィアとレックスは反対方向の出口へと進む。
馬車に乗り込んだ後も、レックスはずっと難しい顔をしていた。どうしてだろうか。
「……」
「……」
つられてオリヴィアも無口になる。こういう時、気さくに話せたらどんなにいいか。でも、口篭ってしまうのだ。
それからお互い口数も少ないまま、リヴィングストン家のタウンハウスまでの帰路を急いだ。
***
「はあ……」
翌日。王城の中にある図書室の隅で、オリヴィアは人知れずため息をついていた。
リヴィングストン伯爵家の主である父は、この図書室の管理を任されている。
国中の書物が集まるこの図書室はかなり広大で、書棚にはありとあらゆる書物が並ぶ。
ここに立ち入ることが許されるのは、城に勤める文官と、許可証を持った者だけだ。
本を守る一家の娘として、オリヴィアは特別にこの図書室への入室を許されている。
父の助手のようなことをしながら、幼い頃からありとあらゆる書物を読んで過ごした。
歴史書に始まり、隣国の料理本、薬草の本、新聞、それから恋愛小説に至るまで。
この図書室の蔵書の全てがオリヴィアにとっての知識の泉だ。
そして今、それらのことを全て総動員して考えてみたのだが。
(どう考えても、私も次の夜会でキャンセルされる流れではないでしょうか)
もう一度、深くため息をつく。
これまでにあった夜会で続いた婚約キャンセル事件は全て、彼らの家が主催する夜会で起きたことだ。
そして来月、マクファーデン家の主催の夜会がある。もちろんオリヴィアも参加することにはなっているが、ものすごく気が重い。
そもそも、オリヴィアとレックスは何もかもが釣り合わないとずっと言われてきた。
レックスはあのとおり誰もが認める容姿端麗な人で、第二王子の補佐も務めながら騎士団にも腕を認められている。
文武両道という言葉はまさに彼のためにあるのだと、オリヴィアは辞典を見て感動すらした。
対してオリヴィアは、一日の大半をこうして図書室で過ごしている。茶会には本当に親しい令嬢からしか誘いはないし、夜会だってレックスの随行という名目がなければオリヴィアなんてお呼びではない。
オリヴィアなりに数少ない友人の意見を聞いてドレスをいつもよりも派手なものにしてみたり、お化粧を習ったりしているのだが……付け焼刃ではどうにもならないのだろう。
少し困った顔のレックスに『……素敵だね』と優しく微笑みかけられるだけに終わった。
この前の夜会でもそう。
オリヴィアなりに背伸びをした銀糸の刺繍が美しいストレートラインのドレスを選んでみたけれど、反応はいまいちだった。
(レックス様、最近思い悩んでいらっしゃるようでしたし……。補佐をしていた第二王子殿下に、ご学友も婚約破棄しています)
オリヴィアと目が合えば、いつも微笑んでくれる。だけれども、そうではない時は物思いにふけるような暗い表情が増えてきた。
何かを堪えるような、そんな顔。
オリヴィアの振る舞いに我慢できないことがあって、それでも優しいから何も言えずにいるに違いない。
レックスの周りには、いつも華やかな令嬢たちが集まる。婚約者の義務としてダンスを踊ったあと、体力のないオリヴィアは休憩のために距離をとる。
そうすれば、婚約者がいる身だと知っているはずの令嬢たちが彼の元へと集まるのだ。
そんな姿を見ていたくなくて、オリヴィアは夜会というものがすっかり嫌いになっていた。
(きっと意中の方がいて、その方には私との関係が冷えきっていることを伝えたいのだわ。先程の小説にもそのような記述がありました)
オリヴィアはもう一冊の本を取り出す。【恋愛のススメ】と書かれたこの本には恋人の気持ちが冷めた時のサインが書かれていた。
「『仕事が忙しいと言われる、うわの空のことが多い、笑顔が減る、彼女を褒めなくなる』……全部当てはまります」
オリヴィアは声に出しながら愕然とする。
それから、婚約破棄をされてしまったご令嬢がたと話をする機会があったのだが、彼女たちも総じてそのようなことを言っていた。
『まあ、あの人の気持ちが無くなっていることなど分かりましたわ。わたくしに対してとても雑でしたもの』
第二王子に婚約破棄されたのは、なんとレックスの妹のエリザベスだ。
全く落ち込んでもおらず、清々したとも言っていた。なんともサッパリとした物言いである。
他に優先したいことがあると、自分に対する態度が素っ気なくなると言っていた。
『……ですが、わたくしの時間と努力を蔑ろにしたことは絶対に許しませんわ。報復してみせます。あら、お兄様とオリヴィア様にはご迷惑おかけしませんわ、オホホホ』
そう高らかに笑うエリザベスに尊敬の気持ちすら抱く。そんな風に強気であれたらどんなにいいか。
オリヴィアも、幼い頃に比べたらレックスから随分距離を取られている気がする。
あの頃のようにピッタリ肩を並べて一冊の本を読んでみたり、手を繋いで庭園を散歩したりすることは、すっかりなくなってしまった。
(いけません!)
きのこが生えそうなほど鬱々としていたオリヴィアだったが、そう思い直して本をパタリと閉じた。それからまた新しい本を開く。
【意中の彼を落とすには!?①】
赤い装丁で少し過激なこの本は、エリザベスが紹介してくれた。お義姉さまに特別にお教えします、と愛らしいウインクを添えて。
先程の文献よりも、もっと直接的なアレコレが載っている。
相手の目をじっと見つめたり、手を握ってみたり。今までのオリヴィアであれば恥ずかしくて出来なかったかもしれない。
「どうせ来月キャンセルされる可能性があるのならば、捨て身でアタックするしかないです」
ここ一ヶ月、悩みに悩んだオリヴィアが至った結論はそうなった。
結果 木っ端微塵になったとしても、元の本だらけの生活に戻るだけ。
リヴィングストン伯爵家はもとより権威など気にしない本好きの一家だ。界隈と噂されることになっても、引きこもってのんびりと本を読んで暮らせることになんの不満もない。
(そうです。どうせ今のままならばキャンセル一直線なのですから。あの冒険譚の主人公のように、私もいま立ち上がらないと)
オリヴィアの緑の瞳に闘志が燃える。ちょうど昨日、大長編の冒険譚を読み終えたところだ。
メラメラとした決意を煮えたぎらせながら、握りこぶしと共に立ち上がった。
「オリヴィア? あれ、ここにもいないのかな」
「っ!?」
突然、自分の名を呼ぶ声がする。
まさにその、レックスの声だった。慌てたオリヴィアは手に持っていた本をばらばらと落としてしまう。
静かな図書室にはいつの間にか西日が差し込み、人もまばらだ。たくさんある書架の一番奥にいた訳だが、どういうわけかレックスが自分を探しに来たようだ。
パタパタと身なりを整えたオリヴィアは、声のしたほうにひょこっと顔を出した。
「レックス様。どうしたのですか?」
「ああ、そこにいたのか。良かった、会えて」
茜色に染まる図書室で、レックスの優しい笑顔が夕日に柔らかに照らされる。
その笑顔を見ていると、心臓がぎゅうと鷲掴みにされたような感覚を覚えた。
「……なにか、急ぎのご用事でしょうか」
こんな時間に探し回るくらいだ。急務であることは間違いない。最近はこうして二人で過ごす時間など全くなかったのだから。
(まさか、婚約破棄の予定が早まったのでは)
オリヴィアはそう考え至る。
そうだ、聡いレックスがあんな夜会での大々的な婚約破棄を選択するはずが無い。
通常の手続きに乗っ取り、段階を踏んで粛々と処理するはずだ。
「その、話があって。ああオリヴィア、本が落ちているよ。君らしくもない――」
先程オリヴィアが落とした本を拾おうとしたレックスの動きが止まる。
「意中の彼を落とすには……恋愛のススメ……彼を本気にさせる淑女の駆け引き……?」
「あっ、やっ、レックス様っ!」
あろうことか、オリヴィアが考え事をしている間にレックスはオリヴィアが読んでいた本のタイトルをばっちりしっかりご丁寧に読み上げてしまっていた。
あろうことか、見事に全ての本がタイトルを主張する形で落ちてしまっている。
本を凝視したまま固まってしまっているレックスの前で、オリヴィアは急いでそれらの本をかき集めた。
「……見ましたか?」
「あ、ああ」
「……」
「……」
なんとも言えない沈黙が二人の間に落ちる。
いやでも、別にいかがわしい本を読んでいた訳ではないし!参考書ですし!と頭の中ではいくらでも言葉に出来るのに。いざレックスを前にすると言葉が出てこない。
「ええと、レックス様! なんのご用事でしたでしょうか。お忙しいのにお時間をとらせてしまって申し訳ありません。どうぞお申し付けを」
オリヴィアは先ほどのことを払拭するように努めて明るくそう言うと、じっと上目遣いでレックスを見つめた。
少し恥ずかしいが、ここで目を逸らしてはいけないと書いてあった。レックスの蜂蜜色の瞳は今日も美しく、吸い込まれそうだ。
驚きに見開かれたレックスの目が、それからくしゃりと歪む。なにかを堪えているような苦悶の表情を浮かべている。
「あっ……申し訳、ありません」
オリヴィアが見つめたことが不快だったのだ。慌てて視線を床に向けたオリヴィアは、本をぎゅうと強く握りしめた。
(やはり、私ではダメなのでしょうか)
頑張ろうと思っていたけれど、早速これだ。オリヴィアはどうしようもない気持ちになる。
「これらの本は、君のものなのか?」
どこか地を這うような低い声がして、オリヴィアは一瞬反応が遅れた。今のはレックスの声だろうか。いつもはもっと快活で、朗らかな声色のはずなのに。
「は、はい」
「これを誰に実践するつもりだったんだ?」
「ええと……?」
どこか仄暗いレックスの視線がオリヴィアを捉える。
(あなたに……というか、今実践しているつもりだったのですが!?)
レックスが困惑しているオリヴィアにゆらりと近づく。本を抱いている手を掴まれて、一瞬びくりとしてしまった。
いつもキラキラとしている蜂蜜色の瞳からハイライトがすっかり消えてしまっている。
誰に、とは。なぜその質問をされているのかがよく分からない。なんなら今実践していたけど、まるで気付かれていないというのに。
(修行が足りないです……っ!)
付け焼き刃ではまるで気付かれないという事が分かって、オリヴィアはしょんぼりしてしまう。
そんなオリヴィアの顔色の変化を見て、レックスの指にぐっと力が入った。
「オリヴィア、いくら君が望もうとも僕は絶対にこの婚約は破棄しない。どんな手を使おうとも」
「えっ……? レックス様は、この婚約を破棄するおつもりなのではないのですか?」
告げられる言葉に驚いたのはオリヴィアの方だ。てっきりキャンセル案件だと思っていたのに。
顔を上げると、視線がかち合う。
「エリザベスが、君が婚約のことで思い悩んでいると言っていた」
「確かに。エリザベス様にご相談していました。レックス様も婚約解消をお考えなのではないかと思っていて」
「いつまでもヘタレの僕だとオリヴィアに愛想を尽かされると言われて……確かに僕は、君が美しく成長することに緊張して真っ直ぐに言葉を伝えていなかったと思い直したんだ」
「え……?」
レックスが真っ直ぐにオリヴィアを見つめる。その瞳は熱を孕んでいるようにも見えた。先程オリヴィアが本で学んだとおりの熱い眼差しだ。
「婚約はもう終わりにしよう、オリヴィア」
その場に足が縫い止められたように動かない。はくはくと声にならない呼吸をするだけで、いっぱいだ。
夕日も落ちきったのか、部屋は次第に茜色から薄紫色に変化してゆく。薄暗くなった部屋の中で、オリヴィアはレックスと見つめ合っている。
「オリヴィア」
「わ、わわ……っ」
ゆっくりと、レックスの顔がオリヴィアに近づいてくる。それから――
(赤い装丁の本の挿絵。男女が抱き合って、唇を合わせているあのやつ。あのあれです……っ!)
初めての口づけに、オリヴィアはパニックで頭の中の語彙が幼児のようになってしまった。
***
マクファーデン公爵家での夜会は、それはもう盛大だった。料理も設備も超一流。さすがは社交界でもっとも権威のある公爵夫人プレゼンツなだけある。
そして、そこでひとつの発表があった。
オリヴィアの婚約は確かにキャンセルされた。
公爵家たっての希望により、婚約期間を短縮して三ヶ月後に結婚式をすると発表されたのだ。
その発表に、その場は大いに盛り上がった。
婚約破棄ばかりで、皆も辟易していたのだ。こういう明るいキャンセルもいいよね!純愛!純愛!と盛り上がり、さながら今日が結婚式の賑わいである。
そのパーティーの中央に、オリヴィアとレックスはいた。
一度溜めていた気持ちを全て吐き出したレックスのその後は清々しいまでの溺愛ぶりだった。
夜会でもオリヴィアの傍から一瞬たりとも離れずに、愛の言葉を涼しい顔で告げる。
その左手は婚約者のオリヴィアをしっかりと抱き、オリヴィアといえば急に溺愛度が最高潮になったレックスにたじろぎながらも笑顔を浮かべている。
二人はどこからどう見ても幸せそうで、あまりの婚約破棄の多さに婚約制度自体に一抹の不安を覚えていた皆もまた、婚約者との親交に努めるようになった。
(この光景が見たかったのに、お兄様ったら随分遠回りをされたこと)
喧騒の中、エリザベスはため息をつく。
「まったく……お兄様もお義姉様もただのピュアの塊なんですもの。そのせいで拗れるなんて許されませんわ」
二人をけしかけたエリザベスは、幸せそうなレックスとオリヴィアの様子を見ると満足気に微笑む。
知っていた。二人が想い合いすぎて、空回りをしていることを。
オリヴィアが思い悩んでいた内容は、兄のことを知るエリザベスからすれば誤解も甚だしいのだけれど、誤解するような態度をとっていたのは兄レックスだ。お灸を据える必要がある。
幼い頃のように目を見ることも恥ずかし過ぎて出来ない、大人っぽいドレスを着たオリヴィアが可愛すぎて目のやり場に困った、手を繋ぐタイミングはどうしたらいいだろう……などなど、ヘタレな兄の泣き言を聞くのにも疲れた。
だから告げた。『オリヴィア様、男性へのアプローチの仕方を学んでいるようですわ』と。
慌てて図書館に駆けていったレックスのあの必死の顔を、絵姿にしてオリヴィアに見せてあげたいくらいだった。
「あっ、エリザベス様っ!」
エリザベスの姿を見つけたオリヴィアが、こちらに向かって手を振る。小動物のようなその愛らしい姿にエリザベスは自然と頬がゆるむ。
「お義姉さま、我が家での暮らしは最大限サポートいたしますわ」
「エリザベス、それは僕の仕事だ」
「まあ、お兄様はお仕事がありますもの! その間、たくさんお茶会いたしましょうね」
エリザベスがそう言えば、兄レックスの表情が少し曇る。オリヴィアを困らせたことの意趣返しだ。
「はい。エリザベス様もこれからよろしくお願いします。あなた様のような素敵な義妹ができるなんて……とっても嬉しいです」
「うっ」
「ぐっ」
照れ照れとしたオリヴィアの笑顔に、マクファーデン家の兄妹はまた射抜かれた。
楽しげな楽曲が流れ始め、蜂蜜色の鮮やかなドレスを身にまとったオリヴィアはレックスに誘われてダンスを踊る。
三ヶ月後にはもう正式な夫婦になる。
かつての想像とは違う、煌びやかで華やかな夜が更けていったのだった。
補足ではあるが、エリザベスに婚約破棄を申し付けた第二王子は諸々あって王位継承権剥奪の上、貴族籍も与えられないこととなった。その他令息たちも廃嫡され以下同文だ。
エリザベスはその場に偶然居合わせたという隣国の王子に後日求婚されたが、「よく知らない殿方にはついていきません」とキッパリと突っぱねたという。
本音としては、『推しカプがいるのにこの国を離れる訳にはいかない』なのだとか……
おしまい
お読みいただきありがとうございます。
キャンセル界隈に吹く爽やかな純愛の風(?)、ラストはインド映画のようにみんなで御祝儀ハッピーダンスのイメージです。
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他のキャンセル界隈短編や、完結したての中編『「距離を置こう」と言われた氷鉄令嬢は、本当は溺愛されている』もサクッとお楽しみください(*^^*)