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⑹『闇に帰らざるべきか』

⑹『闇に帰らざるべきか』



私小説などという、厳かなものを、書けるなどとは思っていない。自分の場合は、思考小説の様なものだろう。思考が、脳内で回転し、文字を拾っては、文章に体系化していくといったところか。勿論、闇の中での、話なのである。



闇は、何と言えばいいのか、居心地が良いというべきか。しかし、闇の世界という、所謂、悪い世界ということではない。寧ろ、情景に映る、暗い場所と言う意味での、闇である。無論、簡単に闇を出ることはできるのだが、述べてきた様に、小説が書けなくなるのだ。



生活と芸術、芸術と生活、こういう矛盾の中において、考えを巡らすことを、其の侭、小説化しているということなのであって、光だけの世界などには、俺の書きたい世界などないのだ。どうすれば良い、それは、自問自答するしかないのだ。

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