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"ごっこ"遊びはもう終わり
気づいた時には遅かった。
恋人ごっこは終わってた。俺がいたはずの場所にはかわいい女の子。優しかったあいつは他人を見るように俺を見た。突然すぎて、驚いて…友人ですらなくなってた。
俺の居場所はなくなってた。
それが恋人ごっこであることは俺だって気づいていた。ただ、優しく俺の頭を撫でたあいつに俺は恋をしていた。いけないと思いつつもいつの間にか遊びでなくなっていた。
俺の居場所はなくなった。ごっこ遊びはもう終わり。あいつは本当の恋人を手に入れた。
俺を一人残して。
――――
”ごっこ”遊びが終わったら
居場所がなくなった俺。居場所をくれたお前。優しさに付け込んでることは知っていた。何も言わず、何も聞かず、俺の心は慰められた。もう、あいつがいないことになれた。
もう、俺の隣はお前の物だった。
ごっこ遊びはもう嫌だから、俺はお前に告げよう。
「愛してる」