変態の意地、警戒を維持。
お待たせしました。IQ500000000の文章を生み出してしまったので続きます。
「えいっ」
「う、麗羽ちゃん!?」
隣にきた文乃さんを掛け布団で包み込み、両腕をまわして挟み込む。美少女抱き枕完成。
「あ、あの麗羽ちゃん。もっと自分を大切にしないとダメだよ! いくら付き合い始めたとはいえそんなすぐに身体を許すなんて、でも私としてはそういうのもアリというかありがたいというか」
目をぐるぐるさせ、興奮しながら早口で捲し立てる文乃さん。何か勘違いしてない?
「文乃さん? 落ち着いて? そんなんじゃ寝れないよ」
「あっ、ご...ごめんなさい。でも恥ずかしくて...」
「もう、文乃さんは抱き枕なんだから。ちゃんと大人しくしてて」
抱き枕...? と呟きながらも私の言葉に従う文乃さんに脚を絡ませ、抱きつく。温かい。
背中にまわした手で、彼女の透き通るような金色の髪を弄る。心地いい手触りでやみつきになりそうだ。
「あぅ...」
「ふぁ...おやすみ、文乃さん...」
「お、おやすみ麗羽ちゃん」
「麗羽ちゃん...? も、もう寝てる...」
私を抱き枕にした小さな鳥さんはすぅすぅと寝息をたて気持ち良さそうにしていた。安心しきっているのか、はたまた危機感がないのか。
ってあれ? 私とあろうものが衝動に身を取られた挙句、麗羽ちゃんに手玉に取られて上手いこと丸め込まれてない?
気を取り直して、寝ている麗羽ちゃんを見る。って顔近いっっ...いい匂いするっ! 私の髪を手で弄ってるのしゅきっ! ハァハァ...あれ、もしかしてこの位置...あっあっ、麗羽ちゃんのきゃわわなつむじがこんなに近い! 匂いっ匂い嗅ぎたい...! つむじに鼻押しつけて深呼吸したいっ!
「すんすんっ...おっ♡ やばっ♡ いい匂いすぎるっ♡」
私みたいなの相手に無防備すぎるよ麗羽ちゃん♡ こんなの誘ってるも同然だよ♡ っていうかこれ誘ってるよね?! 許せないっ♡ いくら私がヘタレだからって♡ でもそんなところも好きっ! というか私のルームウェア着てるのほんとにやばい♡ 彼シャツじゃん♡
この女もう絶対離さないっ♡ 絶対私のモノにするっ♡
ん? え?嘘。これほんとに私の服? だってこれ、え? 胸の部分が...♡ すごっ♡ 麗羽ちゃん、貴方ったらなんてえっちな身体してるの♡ あっ♡ ちょっとだらしない身体を押し付けてくるのやばすぎるっ♡ 柔らかすぎ...♡ む、胸触りたいっ♡ 彼女なんだからちょっとくらい大丈夫だよね♡ 許してくれるよねっ♡ 麗羽ちゃん、まだ起きないでね♡ 触るからね♡ いいよね♡ 誘ってくる麗羽ちゃんが悪いんだからね♡
文乃は鼻息を荒らげながら、麗羽を起こさぬよう慎重に、彼女の大きな膨らみに手を伸ばす。慎重に、慎重に。バレないように。
脳内では荒ぶっている文乃だが、その本性はただの変態のヘタレ。あまり大したことは出来ない。時間をかけ、数センチずつ手を動かし、あとちょっとというところで不意に何かを感じた文乃。異変を確かめようと胸を凝視していた目線を動かす。
「あっ...」
そこには眉をひそめ、ジト目をした麗羽が文乃の手の動きの一部始終を見届けていた。
「...文乃さんのえっち」




