荒い呼吸、破壊力 ※挿絵あり
最近はAKROGLAMのASTRAMの曲にハマってます。
「麗羽ちゃ〜ん♡ えへへ~」
頭をぐりぐりと胸に押し付けてくる文乃さん。むっつりめ。
お返しにと、後ろにまわした手で文乃さんの背筋をツ~っと摩りあげる。
「やぁん♡ 麗羽ちゃんのえっち~♡」
どの口が言うか。胸だけじゃ飽き足らず、いつの間にか私の太ももに手を伸ばし始めていた文乃さん。
そうして戯れあうこと数十分。
唐突に部屋のドアがノックされ固まる私達。
「二人とも~? ご飯出来たわよ~?」
「は、はーい」
再起動した文乃さんが起き上がり、なんとか返事をして、難を逃れる。
「ふふ、びっくりしたね」
微笑みながら見下ろしてくる文乃さん。
その仕草がなんだかとっても素敵で、数瞬見惚れてしまった。
「......ん」
「麗羽ちゃん? 行こ?」
......なんかすごくチューしたい。でも急にそんなこと言ったら絶対調子乗るし......
「もしかしてお腹空いてない?」
「ううん、なんでもない......行こ」
差し出された手を取り、指を絡める。すぐ離すことになるけど少しだけ......
「ごめん、麗羽ちゃん。我慢できないからキスしていい?」
「んみゅっっ」
気付いた時には壁に抑えつけられ、唇を奪われた。びっくりして変な声出ちゃった。
......なんか入ってきたし、急に段階上げないで。
静かな部屋に響くのは水音と荒い息づかい。
蕩けた顔で見上げてくるのはクーデレ彼女。最高のシチュエーションね♡♡
「んっ、満足♡♡」
「......前までヘタレてたのに、もう吹っ切れたの」
とジト目で見てくる麗羽ちゃん。うーん、可愛い。
「そろそろ頃合いかなって思って♡」
麗羽ちゃんももう片方のおてて繋いできて満更じゃないの知ってるよ♡♡
我慢できなくてついしちゃったけど、そろそろ行かないとね。名残惜しいけどおてて離してね麗羽ちゃん♡♡
「あっ......」
「また後でね♡」
「......」
「どう? お母さんのオムライス美味しかったでしょ~?」
「うん、本家本元のつつじ丘オムライスすごい。」
「なにか観たい映画ある?」
「怖くないやつ」
「晩御飯はピザだって!」
「ピザ好き」
「お風呂一緒に入ろ~♡」
「まだダメ」
「電気消すよ?」
「うん」
部屋の明かりが消え、互いの呼吸だけが聴こえる。こんなに静かだと自然と昼のことを思い出してしまう。......また後でって言ってたけど、しないのかな。じゃなくて、急にその、あの、入れてくるなんて。
「麗羽ちゃん、まだ起きてる?」
「......」
「ねっ♡ 続きしよっ♡」
......黙ってたらどうするのかな。ちょっとした仕返し。
「寝たフリするなら文乃さんにも考えがあるよぉ♡」
......嫌な予感しかしない、けど耐え。
「お、おっぱい触っちゃうぞぉ~?」
まだ耐え。
「お尻も触っちゃうぞぉ~?」
嘘乙。
「......おやすみ」
「......触んないんだ?」
「や、やっぱり起きてるじゃん!」
寝返りをして文乃さんの片手を両手で掴み寄せる。
「......それで、どうするの」
「あ、その、キスしたい、ですっ」
「触らなくていいの?」
「触りたいです......」
「ふふっ、ダメ」
だってBANされちゃうもん。
そういうことです。




