記念撮影、消えぬ情景
ごちうさ、くまクマ、安達としまむら、スト魔女、ふるーつたると、いわかける、虹ヶ咲が揃っていて最高のクールですね!!(アサルトリリィは見逃した)
「ただいまぁ~」
そんなこんなで文乃さんとじゃれついていると両手にボストンバッグを持ったお姉さんが帰ってきた。
「おかえり、お姉ちゃん。何持ってきたの?」
文乃さんが問う。
「いろんな衣装♡」
「...ふーん♡」
二人の目線がこちらに向く、嫌な予感がする。
「...じゃあ私はそろそろ帰ろうかな」
二人に手をがっしりと掴まれる。
「「ダメだよ~♡」」
文乃さんの膝に乗せられた私の前には数種類のコスプレ? 衣装が広がっている。
「...これどうしたんですか」
「お姉ちゃんの趣味は衣装製作なんだよ」
「えぇ...これ全部作ったんですか?」
「そうだよぉ♡ こんなこともあろうかと前から作っておいたんだぁ♡」
なんでだよ。もしかしなくても私が着るんだよねこれ。むり。
「ねっ麗羽ちゃん、どれから着たい?」
ニコニコと聞いてくるお姉さん。
「どれも着たくないです」
「そんなぁ、丹精込めて作ったのに...」
「あー! 麗羽ちゃんってばひどーい!」
私絶対悪くない。じたばた藻掻くも文乃さんはビクともしない。不動。挙句の果てには
「麗羽ちゃん、これとか似合うんじゃない?」
なんて言って猫耳を手に取る始末。
お姉さんなんかは婦警さん?の制服とミニスカメイド服を吟味している、丈が短すぎる。
この状況から逃れるにはどうすればいいんだろう。
「麗羽ちゃん、どれにするか決まった?」
「...全然。そもそもなんで着ることになってるの?」
「ダメ?」
私を包む両手に力が入る、けど痛くはない。
たぶん本気で嫌と言えば二人とも引き下がる......けど、こんなに素直に求められるとなんだか無碍にできないし、ちょっと嬉しい気持ちはある。うーん...
「判断が遅いっ!!」
「え、どうしたの?」
「麗羽ちゃんは美少女なんだから可愛い服を着る義務があるの! わかった??」
「...はい」
...納得いかない。
「「可愛い~~♡♡♡」」
嫌々ながらも私が選んだ衣装に身を包んだ麗羽ちゃん、赤くした顔をうつ向け、手で身体を覆うようにしている。めちゃくちゃ可愛い~♡
そう、私が選んだのは猫耳+ミニスカメイド服!! 猫耳もミニスカも邪道と言われようが関係ない!! 可愛いければ正義! 可愛いこそ勝利!!
黒を基調としたシンプルなデザインに膝上10cm程の丈の白のエプロンドレスとニーソックス。絶対領域が眩しいっ!
そして、ホワイトブリムの代わりに黒い猫耳カチューシャ! 麗羽ちゃんにピッタリ♡
モジモジしている麗羽ちゃんをお姉ちゃんと二人でじっくりと目線で舐めまわす。手にしたスマホで連写する。最新機種にしていたのが功を奏したわね!
「ちょっと、撮るなんて聞いてないっ...!」
「大丈夫! 私たちだけしか見ないから!! 見せないから!!」
すかさずローアングルを狙いに行くお姉ちゃん。蛮勇!!!
「な、お姉さんっ...このっ!」
麗羽ちゃんは相手がお姉ちゃんでも容赦なく脚でゲシゲシと踏みつける。しかし、それはむしろ逆効果でしかなく...!
「いいわよ、麗羽ちゃんっ♡ もっと力強く! 遠慮しないで! ......見えたっ!!!」
お姉ちゃんはスマホを奪い取られ、先程の写真全てを消去された。
「もう......満足した?」
「待って~、どうせなら記念に一枚一緒に撮ろ? (壁紙にしたいし♡)」
スマホを斜め上に構え、麗羽ちゃんの腰に手をまわし、そのままグイッと引き寄せる。
「ほら、カメラ見て」
「ぁ...」
パシャリ。スマホを確認するとそこには私の肩に頭を寄せ、照れながらも腕を掴む麗羽ちゃんがいた。目線もバッチリ♡
永久保存は確定的に明らか。
くまクマ、ユナちゃんの声がハマりすぎててダントツでキてるね。(スト魔女は殿堂入り)




